プロレス時評

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プロレスラー高橋裕二郎に感動『G1CLIMAX30』Aブロック初戦を振り返る

『G1CLIMAX30』Aブロック初戦を振り返る

 

いよいよ戦いの火ぶたが切られた『G1CLIMAX30』

端的に言えば

「G1ってすげぇ!」

と改めて実感しました。

勝敗はあれど、素晴らしい戦いを繰り広げてくれた選手、そしてG1の開催までこぎつけてくれた新日本プロレスに感謝です。

昨日のAブロック初戦は見どころがありすぎて書きたいことが多すぎますw

あえてこれと言う試合をあげるのならば、開幕戦のウィル・オスプレイ高橋裕二郎戦が僕にとっては印象深かった。

裕二郎選手、最高でしたね。

 

『G1CLIMAX30』Aブロック初戦を振り返る

G1CLIMAX開幕戦という重責

世界中のプロレスファンが注目するG1CLIMAXの開幕戦を戦うというプレッシャーは計り知れません。

それは対戦相手のオスプレイ選手も同じですが、大舞台を多く経験している彼よりも裕二郎選手のプレッシャーは遥かに大きかったでしょう。

アマレスエリートでありながら、ケガもあり新日本プロレスのタイトル争いからは後退していた裕二郎選手。

バイプレーヤーとしての巧さはあれど、どこか引き立て役に回っている印象でした。

かつてのタッグパートナーだった内藤選手はIWGP二冠王としてG1をむかえ、裕二郎選手は五年ぶりのG1という差。

そのG1初戦はヘビー級に転向し上り調子のオスプレイ選手が相手とは「あまりにも荷が重い」ような気もしました。

全然そんなことなかったです。

炸裂したインカレスラム

インカレスラム

 

カートアングルにはオリンピックスラムがあって

杉浦貴にはオリンピック予選スラムがあって

高橋裕二郎にはインカレスラムがある。

インカレスラムが炸裂した時、思わず解説のミラノさんが吠えたように、僕も小声で吠えましたw

裕二郎選手の試合は、しっかり間をとり無駄な動きが少ないのが特徴です。

東京ピンプスやフィッシャーマンといった大技はあれど、シングル戦線にあまり絡んでこなかったせいか、普段の試合ではあまり見るチャンスもない。

ましてインカレスラムなんていつぶり?

あまりにもスムーズに、しかも突然出されたので一瞬技名が浮かばなかったくらいでした。

一個の技だけで判断するのはよくないかも知れませんが、今回の裕二郎選手は一味も二味も違う「本気モード」ですね。

 

諦めない心と、ニュー・オスプレイ

プロレスは、皆がヒーローにはなれません。

しかしながら、そういった「ジャンル特有の掟」を忘れさせてくれるような瞬間がある。

昨日の裕二郎選手の試合は、まさしくそのような試合でした。

諦めないとは簡単に言えますが、5年もG1から遠のいていたわけです。

負けたヤツがよ、こんなこと言うの、おかしいか? な、おかしいか、オイ? 最高に、気持ちよかったよ

新日本プロレス公式

いいえ、おかしくはない。

最高にかっこよかったと思います。

ニュー・オスプレイ

僕はこのG1CLIMAX30の優勝者にオスプレイ選手をあげています。※以前のブログでタイトル持ってないと思って予想したら、レボプロのベルト持ってましたね(TД)それでも応援するけど(^^;※

ビルドアップしまるで別人のようなオーラを放つオスプレイ選手。

アッチやソッチの団体がますます「この選手欲しい!」と思ったのでは?

アサシン感が増したというか、サイボーグアサシン的な、危険なムードが漂ってましたよね。まゆ毛のせいもあるのかな?

試合時間だけを見ればオスプレイ選手が短期決戦を制し、マイクでも貫禄を見せた形になりましたけれど、僕にとっては裕二郎選手も含め最も印象に残る充実した試合でした。

 

オスプレイ選手にも裕二郎選手にも拍手を送りたい。

 

今回のG1CLIMAXは、あまり「波乱」や「番狂わせ」という言葉が似合わないような気がします。

なぜなら戦力が均衡して見えるから。

これだけ面白いG1CLIMAXを大声援の中開催できたら…それが唯一悔やまれる点です。

本日はBブロック初戦です。

頭の中を空っぽにして、熱い戦いを純粋に楽しみましょう!

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