ぼんやり生活

今回はちょっと仕事の愚痴や不満です(￣▽￣)

介護保険法が1997年に成立、2000年に施行されました。導入理由は複数ありますが、社会的状況の変化については介護の必要な高齢者の増加と長期間化、家族状況の変化については家族の高齢化・核家族化があげられます。
このような状況の変化に対応するため介護保険サービスが出来た、という事です。実際のサービスとしては、3〜9時間程の預かりサービス「通所事業」、自宅訪問で掃除・洗濯等を一緒に行う「訪問介護」、介護機器等をレンタルする「介護レンタル」、介護事業等のコーデネイト「居宅介護支援事業」等があります。
また、施設系として認知症専門「グループホーム」、「介護付き有料老人ホーム」、「特別養護老人ホーム」等あり、こちらは住居を移した施設での生活を前提としたサービスとなります。




こちらもざっくりいきます。65歳以上の全国民と、40歳以上65歳未満で社会保険に加入している本人及び被扶養者。ただし65歳未満の人の場合は特定疾病にかかっていることも条件です。

見にくい‥‥これが介護保険で定められている16の特定疾病です。
逆に対象外は国内に住居を有しない、在留期間3か月未満の短期滞在外国人、適用除外施設の入所者。

量が多くなりましたが、対象者には「介護保険者証」が届きます。緑色の証書です。




現実的には「居宅介護支援事業所」が決めます。
〜回想〜私自身が個人の通所介護事業所で働いていた時に、各個人宅にポスティングをしていました。すると他の通所事業所に通っている要介護者から電話があり、お試し利用。後日担当の「居宅介護支援事業所」職員から「勝手な事をしないでください」との連絡。言い合いが続きましたが、最後は「誰が料金を払って、誰がサービスを決めるのか。現在使用しているサービスは変えてはいけないのか。」で無事我が事業所に新利用者ゲットとなりました。〜回想終了〜

まずは反省点♪ポスティング反応時に居宅を確認して連絡するべきでした。例えば今利用しているサービスの内容と、わが事業所（過去ですが）の違いと利用者の希望及びメリット・デメリットの比較検討をすべきでしたね。更にポスティング営業なので「詐欺じゃねえか」と疑われて当然。ただし、本人家族には連絡・了承取っていたので、あくまで「居宅介護支援事業所」に対してだけですね。

居宅支援事業所に対して考えることは、「利用者と家族の意見は聞いているのか？そもそも他の事業所を試したいことを相談されていないのか？」ですね。色々と言われた中で最後に市役所事業係にも電話相談した事は、「常に介護サービスに関して居宅介護支援事業所を通さないといけないのであれば、介護相談自体その他事業所に対してできないのではないか」です。居宅介護支援事業所は全委任を受けた家族の代役なのか、家族とサービスをつなぐ仲介役なのかですね。

介護保険サービス事業所は本人・家族の希望で選定されます。居宅介護支援事業所の役目は、本人に合ったサービス提供事業所の提案です。現在居宅サービスの営業は居宅介護支援事業所に行います。この現状に疑問と危機感を覚えています。

高齢者関連：高齢者鉄道事故　　ドーナツ窒息事故


　

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