人生ってプロレスだ

自分の好きな事(ほぼプロレス)を思うがまま書いてます

メタ的優勝候補と権利証の存在

G1クライマックスの各大会試合カードが発表されています。
しょうがないこととはいえ、最終日のメインでブロックの代表が決まることを考えていくと、自ずと今年のG1でメインとなっていく選手が予想できてしまいますよね。

f:id:aloe2nd:20200914121617p:plain
f:id:aloe2nd:20200914121601p:plain
Bブロックは内藤、SANADA、KENTA、EVIL選手達4人が星取り上位になることは間違い無いでしょう。
ただAブロック側は予想しづらい組み合わせとなっております。
最も勝ち上がりそうなオカダ、飯伏、ジェイの3選手で見た場合、最終日に対戦する相手がそれぞれ、オスプレイ、タイチ、石井、こちらの3選手となります。この場合勝ち上がりを予想する範囲が大きく広まります。

僕の考えではAブロックはオカダ選手だと思っていたので、その考えだとオスプレイ選手が今年は大暴れする可能性があります。
オスプレイ選手はヘビーに転向し、体重も100kgを超えたとのことですので、今までのハイフライヤーとしての戦い方が変わり、全く新しいオスプレイを見ることができるでしょう。

組み合わせが発表されたことで予想が絞られることになりましたが、もう一つG1の優勝者を絞れる要素があります。権利証のことです。
このドームメインの権利証の存在が現状のG1を大きく縛ってしまっているのではないでしょうか?
東京ドームのメインで集客に耐えうる選手がG1で優勝することが義務づけられてしまっています。
2012年にオカダ選手が優勝して以降の権利証を手にした選手は、オカダ、棚橋、内藤、ケニー、そして飯伏選手の5名。
いずれも人気について間違いないといえる選手達でした。ケニー選手はバレットクラブでしたがこの試合以降はザ・クリーナーではなくベストバウトマシンと呼ばれるようになっています。


毎年権利証争奪マッチは行われていますが、動いた試しはありません。
G1優勝者がその後の権利証戦で負けることでG1のブランド価値が下がるかもしれないという見方があるでしょうが、現状G1がドームの前座のような存在ともいえるのにも問題有りかもと僕は思っています。
権利証が動く可能性が有れば、石井選手、タイチ選手を優勝予想にしたいものですが、ドームとの関係性まで見ると予想に入れづらくなってしまうのが困り物です。。

今年のG1は優勝者だけでなく、その後の権利証争いの可能性に注目して見ていきたいと思います。


プロレスランキング