フィニッシュ技の選択
G1開催が間近に迫り新日本プロレスではこちらの動画がUPされています。
【今週9.19(土)開幕!30回目のG1 CLIMAX!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年9月15日
30回を記念し、今日から開幕前日まで、G1出場選手の必殺技・主要技の30連発動画をアップします!
1日目はAブロック5選手!
動画はYouTubeチャンネルにて公開中!!https://t.co/Vh68HZRnGc #G1CLIMAX #njpw pic.twitter.com/uVkuDeNI2P
金曜までで毎日5選手ずつUPされるようです。
やはりプロレスの魅力はフィニッシュの技これが決まると勝負が決まると言う説得力が大事になってきます。
このフィニッシュ技になにを持ってくるかでレスラーのセンスが問われることでしょう。原則として同じ団体内では同じ技を選択することはまずないですので多くの選手がオリジナルの技をフィニッシュとして使う傾向があります。
今回G1選手の中で好きなフィニッシュ技トップ3を選ばせていただきます。
まず第3位はジェフ・コブ選手のツアーオブジアイランドです。
この技はジェフ・コブ選手の凄まじいPOWERを見せつける技です。ロープに送って帰ってきた相手をキャッチし一度捻ってから回転して体ごと叩きつける。ひと目見てフィニッシュとわかる説得力のある技だと思います。
第2位は鈴木みのる選手のゴッチ式パイルドライバー。この技は現代プロレスのド派手な技と比べると地味に見えてしまうかもしれませんが、鈴木選手がこのゴッチ式を大事に扱っているので、フィニッシュとして説得力を増している技と思います。
第1はジェイ・ホワイト選手のブレードランナーです。この技始めジェイ選手が使ってた頃はあまり好きではなかったです。途中までの流れ無視してこの技が決まるとと3カウントが入ってしまうので、どうしたもんかと思っていましたが、ジェイ選手の試合運びが固まっていく中で一撃必殺のブレードランナーが徐々に説得力を生み出していった気がします。いつのまにかセットアップに入った瞬間観客がどよめく技になっていったことは、ジェイ選手自身がヒールレスラーとしてファンに認められていったということではないでしょうか。
他にも好きな技はあります、逆に嫌いな技もありますが。あえていうなら後藤選手のGTR。折角更に迫力が増したGTWを開発したのにGTRをフィニッシュとして選択してしまったことが悲しすぎまして。
あとオカダ選手が現在フィニッシュ技にしている変形コブラクラッチも正直微妙です。レインメーカーを出さないことで価値をあげたかったのでしょうが、その代価品の技があれでは少し物足りなく思えます。今回のG1でも変化コブラクラッチで勝ち抜くと宣言しているようですが、こちらの技をちゃんとフィニッシュとして魅せられるものに仕上げていることを祈ります。
プロレスラーにとってフィニッシュ技はとても大事なもので、師から受け継いだものだったり、憧れの選手の真似をしたもの、その選手を象徴する技がフィニッシュに使われる技でしょう。今回のG1でも自分の技を磨きあげた選手、新しい技を持ち込む選手、いろいろ出てくると思います。
G1開幕までどんどん期待を高めていきたいところです。
今年のG1ではオリエンテーリング・ウィズ・ナパームデスが見られるのでしょうか?