異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連22】プチ アーリーリタイア企画初期の構想

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、初めて海外駐在となり、プチ アーリーリタイアを意識し始めた頃の、リタイア後の生活アイデアについてのお話です。
当時のリタイア後の生活として、海外移住を考えてみたのですが、これにはいくつもの問題点がありました。


ここでは、リタイア後の海外移住アイデアと軌道修正となった要因についてご紹介していきます。

 


①リタイア後の海外移住検討


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実は、プチ アーリーリタイアを意識するようになるずっと前から、リタイア後は海外に移住してはどうか?と考えていた。
発想は単純で、生活コストが安い海外なら、同じ資産でも、もっと人生を楽しめることができると考えたからである。


ではどこに住むのが良いのかという点についてであるが、日本からそれほど離れていないアジア地区の国での、独断と偏見混じりの比較を実施した。

具体的に条件として、

 

◆程々に近代的
◆そこそこの医療水準
◆物価が安い
◆治安が良い
反日でない
◆口に合う料理

 

をアジア近隣国ごとに、○△☓でスコアを付けていき表として見てみた。明らかに候補にできなさそうな国は除外している。


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当時の比較表は残っていなかったため、上記は当時自身でつけた順番の記憶から再現したものになるが、結果は一番がマレーシア、そして次点がベトナムであった。

ベトナムとタイは同じスコアとなるが、物価は優先事項のため、次点はベトナムとしている。
更に、出来れば、都心部からも近いビーチリゾートにでも住んで、毎日優雅なスローライフを、というようなこともイメージしていた。
(当時はリタイアメントビザの取得性等の検討はしていなかった。)

 

因みにこちらは、異端児リーマンが若かりし頃の比較であり、おそらくこの先の早退実現のタイミングでは色々と変わってしまっているはずだ。

もう少し具体的に言うと、この比較をしていた当時のNo1であるマレーシアが、早退実現時には既に物価的に最良ではなくなっている可能性があるという事である。この表では出てきていない、カンボジアラオスのような国が、マレーシアにとって代わる最良国となっているのかもしれない。


②軌道修正となった要因(問題点)


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◆年老いた両親に何かあっても対応がとれない
一番大きな問題は両親の面倒という点であった。当初リタイア目標としていた53歳時点で、両親は80歳前後となる。
その時点で元気であっても、高齢になるにつれ、色々と不自由な点も出てきてしまうであろう。

何かあっても海外にいると、急には駆けつけられない。
老人ホームやサービス付高齢者向け住宅にでも入居していれば、ある程度安心できるのであろうけど、入ってくれるとも限らない。

実際にこの懸念点から、リタイア後の生活場所を再考することになった。


◆リタイア後のやりたい事が、一部実現できない
この海外移住アイデアを考えていたあとに、やりたい事として具体化したものであるが、夫婦二人でのバイクツーリングによる全都道府県制覇についても、海外生活をしていては実現できない。


◆日本での確定申告作業
海外移住していても、日本で不動産収入がある場合は、確定申告が必要となる。
尚、この問題については、納税管理人を設定することで、代理申告してもらえることになるのでそれほど大きな問題とはならない。
↓以前の記事「持ち家の取り扱い」

hereticsalaryman.hatenablog.com


【参考】確定申告不要制度
高齢者に負担をかけないようにする事を目的とし、年金のみで生活する人は確定申告を免除される制度がある。
こちらは「公的年金収入の合計額が年400万円以下」で、「公的年金がすべて源泉徴収対象」であり「公的年金等に係る雑所得以外の所得が年20万円以下」の場合、確定申告が不要になる制度。

 

双方の両親のケアという部分が最大の問題点であるが、他のやりたい事等を鑑みても、海外へは移住ではなく、旅行という形で接点を持ち続けることにしたいと今は考えている。

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。