「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
いつもこのブログをお読みいただきありがとうございます
いいね!やフォローにコメントも本当にありがとうございます
小6のAくんは、通常級に在籍していて、知能検査(WISCⅣ)は高めですが、凸凹があります。
「自分の気持ちをうまく伝えられない、自信がなくて黙ってしまう」ということで、STの指導を希望して来られました。
認知に凹凸のあるお子さんは真面目で頑張り屋さんが多いですが、自信がない印象があります。
Aくんは、指導を始めて1年くらいすると、学校であった出来事なども話してくれるようになりました。
話が言ったり来たり前後して、主語も時々抜けます。Aくんの話をよく分かってあげられません。
言語・コミュニケーション検査をして見ると、理解は年齢相応で、言葉の意味もよく知っていました。絵を説明することが、苦手でした。
まず、STでは、楽しかったイベントの写真を見ながら、出来事を話してもらった後で作文を作成してもらいました。
始めは順序だてて話したり作文を書くのが苦手でしたが、質問をしたり、メモを見せたりして支援すると慣れて行きました。
次の作文は少し前に書いてくれたものです。
「ぼくは、Oくんと、Hくんとしらたまフルーツを作りました。こねてから大きな塊にして食べれる大きさにちぎりました。それから丸めてつぶしてゆでました。ゆでている間ににフルーツを切りました。Hくんと、Gくんグループと食べました。」
出来事を順番に説明するのは、上手になりました。お友達との関わりや自分の楽しかった気持ちが表現できるようになって行けるとよいなと思います。
そこで、4コマ漫画を使って、人との関わりなどの気持ちのやりとりに注意を向け読み取る練習を始めました。
また、Aくんから「絵が苦手」という発信があったので、お絵かきの時間を設定しました。
「簡単なアンパンマンの絵から始めてみました。絵を〇や□という形に分解して説明すると、思いのほか熱心に取り組んでくれました。ほめると、「アンパンマンは時代遅れだ、今は鬼滅だよ」とのこと、次は、鬼滅の刃のお絵描きをする事になりました。吹き出しを入れてセリフを考えたら言語力がさらにアップしそうですね
ここまで、読んで下さりありがとうございました。
イイネやコメントをよろしくお願いします。これからの記事を書くための参考になります。
コメントにご要望やご相談があれば、ご遠慮なくお書きください。
言葉についてのお問合せ、指導、アドバイスが欲しい方はご遠慮なくどうぞ。下記よりお入りください。
また、ただいま、メールによる無料相談も受付中です。