関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

ドアー越しの勧誘


 最近、特に年末に向かっていく影響なのか、新聞屋さんの勧誘が頻繁である。これだけネットの影響を受けた出版物は他にはないだろう。全国的に発行部数が大幅に減ったようだ。来年は新聞業界最大の危機になるかもしれない。



 私は数年前までは「朝〇新聞」を購読していたが、インターネットの普及により読む機会が少なくなり、また社説など私の趣旨と若い記者の感覚のずれなど、「私だったらこう書くな」と思えるほどキャッチアップすべき情報が少ないと感じ、購読を止めた。

 ネットの普及など情報網が豊富になり無理に新聞情報を入れなくともよいと感じているのも一因である。私の友人たちも同じような理由で購読を止めたという。



 高齢である団塊の世代はほとんどそう思っているに違いない。外国では、新聞はいまや、セグメントメディアという認識が主流だという。

「特定の人に、特定の情報を」が新聞の目的である。日本ではいまだに「マスメディア」という誤った認識が、今になって方向転換に暗中模索していると新聞業界の関係者は苦言を呈していた。
 日本で最大の購読者を抱える「聖教新聞」や「赤旗」さえも新聞離れに歯止めがかからないという。


 グローバル的人類学最大の異変である。


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