When it rains, it pours. 泣きっ面にハチ
本当についてない時ってありませんか? 何かひとつ悪いことが起こると次々にイヤなことが重なるとき。あれってなんなんでしょうね。英語にも同じような表現があります。その他『自然』にまつわる単語を用いたイディオムやフレーズを今日は紹介します。
ついてなーい
A: It was not my day.
今日は最悪な日だったよ。
B: What happened?
どうしたの?
A: I overslept this morning, and I got a flat tire on the way to work, then I realized I left my phone at home…
寝坊して、急いで会社に行く途中タイヤがパンクして。で、スマホ家に忘れてきたことに気づいて…。
B: When it rains, it pours. I am sorry you had a bad morning.
ふんだりけったりだったね。お気の毒。
When it rains, it pours.
「雨降れば(かならず)土砂降り」
「泣きっ面にハチ」
不運がつづくことの例えで日本語にもありますよね。
それでは『自然』にちなんだ英語のイディオムやフレーズを見ていきましょう。
- rain 雨
- moon 月
- ice 氷
rain
“take a rain check”
Can I take a rain check on dinner? I’ve got to finish this project.
ディナーの約束だけど、またの機会にしてもらえないかな? どうしてもこのプロジェクトを終えないといけなくて。
「延期する」 「またの機会にする」 「また今度にする」というやんわりとお誘いを断るときに使う表現です
もともとの由来は、野球の試合が雨などで順延になった時、別の日に試合観戦を振り替えできるチケットのことです。今はそういったものはありません。やんわりとお誘いを断るときに使ってみましょう。
moon
“Once in a blue moon”
I see my brother once in a blue moon.
めったに兄には会いません。
比較的青色に見える月、いわゆる「ブルームーン」。ブルームーンはめったに起きない現象であるため、そこから「めったに見ることができない」⇨「めったにない事」となります。隠喩ですね。
“over the moon”
I’ve been over the moon since I met Justin Bieber!
ジャスティン・ビーバーに会って以来めちゃハッピー!
そのままの意味を見ると「月の向こう側にいる」という意味になりますが、「月の向こう側に行ってしまうくらいうれしい気持ち」を表現しています。日本語でいう「雲の上にいるような気持ち」に近いですね。
ice
“break the ice”
Let’s play some game before starting the orientation to break the ice.
オリエンテーションを始める前に、緊張をほぐす意味でもみんなでゲームをしましょう。
初対面でのパーティやミーティングなどの気まずい、かたぐるしい雰囲気をほぐして和やかにするという意味のフレーズです。
こうのようにイディオムを学習していくとき、関連したテーマやカテゴリーで覚えていくという方法もあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。もうすぐハロウィーンですが今年はコロナ対策で Trunk or Treat といって、車に乗ったまま広場や駐車場でキャンディーを配ったりもらったり、ドライブスルーで trick or treat を開催する学校やコミュニティーが多いようです。果たしてサンクスギビングやクリスマスといった大きな行事はどうなるんでしょうか。
青空