年初に赴任してきた駐在員H君
1996年生まれ
私が大学卒業した年です。
観察しているとなんか不思議
ある日の会話
H君
“Gさん、ネットで見たらこっちの
コンビニでチャージ式の携帯
SIMが売っていると書いてあった
のですが、本当ですか?”
私
“そうなの? 知らない・・・。”
“でも、携帯って至急必要?、前任者
が3月に帰国したら、その携帯貸与
するけど”
因みに自宅と社内はWifi飛んでます。
H君
“同僚と出かけた時、連絡取れ
ないと不便だし。”
その同僚、3月迄同居してるじゃん、車も共用だし
私
“携帯電話屋でチャージ式SIMを
契約できるのは知ってるけど”
H君
“そうなんですか・・・。”
“日本語しか話せなくても
そのお店大丈夫ですかね?”
私
“そんな事は知りません ば~か”
H君
“・・・・・。”
- - - - 別の日 - - - -
H君
“JALのマイレージ番号って、Gさんに
伝えておいた方が良いですか?”
私
“なんで? もう帰るの?”
H君
“いや、今後予約してもらう時、
必要かなと思って・・・。”
私
“ふ~ん、コロナでいつ一時帰国
できるか分かんないし、JAL使う
かも分からないし、その時で
良いんじゃない?”
- - - - 別の日 - - - -
H君
“バーベキューコンロ欲しいん
ですよね~”
私
“誰も反対しないから買えば?
スーパーでも売ってるよ”
H君
“こっちの免許まだ持ってない
ので運べないんです”
私
“ふ~ん”
H君
“・・・・・。”
そうなんです、
彼、『お願い』ができないんです。
私の職務の一部には“通訳”も入って
いるのですが、私はお願いされるまで
こちらからは通訳しません。
(特に私生活の部分では)
以前、日本人同僚全員でレストラン
に行き、ウェイターが注文を取りに
来た際に、
不躾なアホ同僚(しかも年下)から
“G(私)さん、コーラ!”
と言われて以来、一切拒否しています。
子供の頃母親に “お母さん、水”って言おうもんなら
“水は歩いてこない!、欲しけりゃちゃんと頼め!”
と教育を受けてきました。
『一緒に携帯屋に行ってもらえますか?』
『旅行会社にマイレージの番号を
伝えてもらえますか?』
『コンロ運んでもらえますか?』
と言われたら、
快く引き受けるつもりです。
私に言っても、つれない態度を取られる
事を知ったH君
別のスペイン語話者の同僚(同年齢)
に同じような話をしているようですが、
その同僚も私と同様の対応をしている
ようです。
まあ、言葉が通じないから諦める程度
の事であれば、大した事じゃ無いという
理解です。
面白いのでこのまま観察を続けます。