今年も中学受験本番の足音が微かに聞こえてきました。
西塾では、例年行っているラ・サール中学や愛光中学といった県外受験について、今年は積極的な受験企画は組まない予定ですが、西大和中学の東海会場受験および高田中学の受験は、例年同様に志願者は受験予定です。(詳しくは教室から)
県外入試が終われば、地元の椙山・金城・春日丘・愛知など、そして名古屋・淑徳・南山・滝・東海とノンストップで入試日程を突き進んでいくことになります
迫りくる入試へ向けて、通常授業に加え受験特訓、冬期講習も待ち構えています。数十年分の志望校過去問演習と解き直しはここからが正念場。西塾伝統のモーニングコール(朝6時に自宅に電話。電話に出た子供は、すぐに東海・高田などの算数過去問を1年分解く)や、昼学(午前中からの教室開放・質問対応)はじめ、これでもかというくらいに重厚長大な学習こそが西塾の真骨頂です
受験生保護者の皆様も、今年は春先から、小学校も今まで経験したことがないような変則日程で進み、その中での受験勉強ですから、お子様との受験勉強の日々は、例年にない苦労やストレスもたくさんあることかと思います。
中学受験は親子のコミュニケーションそのものです。コロナ禍でも、中学受験という目標を親子で共有し、日々の学習や解き直し、宿題や確認テストといった受験勉強を伴走しているお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
跳ばなくたって進める道があって、けれど、敢えてハードルを越えようという「中学受験」に親子で取り組む日々は、(今は大変なことばかりかもしれませんが)、かけがえのない濃密な時間です。
小学高学年の時期に親子で共通の目標をもって、その目標を達成しようと励まし、考え、悩むといった毎日を過ごすことができるのは中学受験にトライしている親子でなければ経験できないことです。この時期に毎日言葉と心のキャッチボールをしながら過ごせるのは、中学受験に臨む親子の特権です。親と子の心に生涯刻まれるであろう思い出にもなります。私は心からそう思っています。
また、中学受験で親が子供にプレゼントできるものが2つあります。
1つは高い学力です。
中学受験で必要になる学習内容は小学校で習う内容をはるかに超えた高いレベルです。この高いレベルの学習を積み重ねることで、子供に高い「学力」をプレゼントできます。
もう1つは高い学歴。
子供の努力の結果、目標の「私立中学」に入学することは、その先の成長や将来において大変優位になります。私立中高一貫校へ入学することは、(当然、入学してから頑張らねばいけませんが)、その後の大学入試においても大変有利であり、そういう意味では、高い「学歴」をプレゼントすることができると言えます。もちろん、公立学校へ進学しても高い学歴は本人次第で手にできるわけですが、環境面での優位性をプレゼントしたいという想いをもつ親は少なくないはずです。
中学以降は親もサポートはできますが、年を重ねるごとに本人次第の面が大きくなるだけに、「中学受験」は親から子に、「高い学力」と「高い学歴」をプレゼントする最後の機会なのかもしれません。
どうか春先には望み、納得できる学校への進学を決めていただきたいという一心で、我々もここからの指導に集中していきます。ここから先は、一日一日、その日できるベストを尽くすことです。
中学受験に挑まれている親子を心より応援しています!
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