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6回目のクリスタルキーパー施工

愛車購入後、毎年施工してきたクリスタルキーパーなんですが、早いもので今回で6回目(6年目)となりました。

 

昨年(5年目)はブログにするのを失念。因みに4回目の様子はこちら。

no-smile-no-life.hatenablog.com

 

で、今年も送られてきたこのハガキ。

 

当初は、来年迎える3回目の車検のタイミングで新しいクルマに乗り換えるつもりだったんで、今回の施工は考えておりませんでした。だがしかし、その意向をカミ様に伝えると、

 

 

「え?もう(クルマ)替えるの?まだピカピカじゃん」

 

 

ほざき仰り、全く聞く耳を持たず。

 

6年乗ったのに「もう」とはなんだ、「もう」とは!確かに、愛車をこんなカーシェルターに保管する様な、極度のキレイ好き(←変態とも言う)ですから、ボディの経年劣化は自ずと最小限でおさまっている訳でございます。

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まあ、クルマに全く興味のない人からすれば、買い替えは大きな出費となりますし、まだ乗れると言う考えがごく真っ当なのは理解できるんですが、こちとら生粋のクルマオタク。正直な所、型遅れに乗る事に引け目を感じ始めてから久しく、現行モデルへの乗り換えを切望していたのであります。

 

この男心、分かるかなぁ、分かんね~だろうなぁ。

 

とは言うものの、買い替えを思い留まったのは、現行の1シリーズはFFになっちゃいましたし、このクラスで「どうしても欲しいクルマ」が見つからなかった事も理由の一つ。でも、今回踏みとどまった最大の理由は、何といっても13年間封印されてきた、グランツーリスモ(以下、GT)のプレイ解禁が叶ったため。つまり、次期車購入を先延ばしにする代わりに、プレステ5を買い、最新のGT7をやらせてくれと交換条件を出した訳です。

 

カミ様的にはクルマ買い替えが相当安くついたくらいに思ったんでしょう、交渉は見事に成立。現在の様子は前回のブログでご紹介した通り。念願叶い、今では毎晩ニュルを駆け抜けております(笑)

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という訳で、この先も長らくお世話になることとなった我が愛機で、キーパーラボへ今年も行って参りました。

 

ボディはこんな感じ。

Before:前回の洗車から2カ月以上ほったらかしだったので、砂埃まみれ。分かり辛くてスミマセン。

 

After店舗のサイトにアップされていた施工後の写真がコチラ。

ピカピカの仕上がりを中々イケメンに撮ってくれたスタッフに感謝(←愛車バカでゴメンナサイ)

 

こっそりと撮影を撮影したのはナイショ。

施工後の相変わらずのヌルテカ具合に大満足。

 

今回、クリスタルキーパーの上にフレッシュキーパーなるメニューが追加されてました。特徴は雨が降る度に洗車したようにキレイになるんだそうな。ほほう、中々面白いじゃあないですか!どれどれ、お値段はと・・・クリスタルキーパーより1万円もエクスペンシブ!来年もコスパに優れる、クリスタルキーパー1択となりそうです。

 

以上、6年も経過したクルマに過剰なコーテイングを施す、変態クルマオタク野郎のブログでした。

 

次回もお楽しみに!!(←笑うとこ)

 

それではまた(笑)

 

グランツーリスモ7 ハンコン、プレイシートを買う~クルマオタク熱再び~

長男が誕生した13年前のこと。カミ様から子育てに専念せよと、グランツーリスモ(以下、GT)他、ゲーム全般の禁止令が出ました。

 

かつての私といえば、毎月ベストモータリングの発売を心待ちにし、「新車情報」の三本さんの辛口評論にうなずき、カーグラの松任谷さんと田辺さんの噛み合わない会話を毎週楽しみにする様な、変態クルマオタク野郎エンスージアストだったのであります。

 

禁止令が出た当時は腐りきり、しばらくは悶々としていたものの、子育てに追われ始めると、徐々にゲームの事は忘れていったのです。

 

ふと気付けばあっという間に13年の月日は流れ、近頃は長男、次男共に友達との時間がとにかく最優先となりました。親として子供の成長を嬉しく思う反面、親離れに一抹の寂しさを覚えている複雑な心境の今日この頃なのであります。

 

はて、これから、このもて余すひとり時間をどう過ごせば良いのか?

 

 

そうだ、GTやろう!! 

 

知らんがな。

 

 

長い前置き、ゴメンナサイ。つまり、最新のGT7を楽しむべく、これらを購入したのであります。

 

 

 
シートもポチリ。

 
結構な出費でしたが、13年間我慢してきましたし、老後の趣味としても活躍してくれるでしょうから、元は取れると自分に言い聞かせて購入。
 
そこで、プレイシートやハンドルコントローラー(以下、ハンコン)の購入を検討されている方へ、なにがしかの参考になればと思い、実際にプレイして感じたことをレビューさせて頂きます。

先ずはプレイシート。やはり折りたためるのが最大の特長で、とても重宝しています。毎回プレイ後にたたんで壁に立てかけますが、全く苦になりません。まぁ、若干の重み(シート自体は8.5kgと比較的軽量ですが、コントローラとペダルを入れると20Kgくらい?)はありますが・・・。
 
自分の部屋で遊ぶならまだしも、TVがリビングにしかない我が家では、置きっぱなしではさすがに家族の反感を買いますし、同じような境遇の方にとっては、まさに画期的なプレイシートになると思います。
 
座ってさえしまえばチープさもありませんし、ハンドルが跳ね上がるので、着座の際も、その逆もとってもイージー
 
フルブレーキ時に踏力で、前が浮いちゃいそうになりますが、これは前後2か所をパイプフレームだけで支える構造上、致し方ないでしょう。強く踏まなければそうはなりませんし、慣れちゃえば問題ありません。
 
今回、ヒール&トゥも楽しもうと、同時にシフターも購入しましたが、裸足だと上手くいかず、私の場合、慣れが必要でした。練習すればできるようになるとは思いますが、それよりもゲームではコンマ1秒でも速く走りたいので、結果としてパドルシフト・オンリープレイとなっており、現在シフターは全く使っていない状態です。
 
こんな取り付け用のスタンドも購入する必要があり、無駄な出費だったと猛省中。

 
シフターの同時購入をご検討されている方は、先ずはハンコンのみを買って、いったんゲームをクリア、もしくは合点がいった時点で、購入を再検討のパターンをご一考下さい。私のように買ったは良いが、使わないという無駄を避けられますので。あと、上の取り付けスタンドは、強く締め付けても、シートを折りたたむ度に干渉してズレちゃうので、他の商品を探したほうが良いかと思います。
 
最後にハンコン。上位機種が欲しいのはやまやまでしたが、上を見始めるとキリがないので、レビューを参考にし、機能の割にはコスパに優れるという、価格的に真ん中あたりの機種、LogicoolのG923をチョイス。
 
どなたかのレビューに「ハンドルが小さすぎて実際と違う」みたいなのがありましたが、私的にはフォーミュラマシンのそれのようで、逆にカッコいいかなと。握った感じもしっとりしていて中々にGood。他のハンコンを使ったことがないので比較はできませんが、操作感はペダルも含め、非常に満足しております。ハンドルに内蔵されたREVインジケーターが実際に光る等、なかなか芸が細かいのもオススメポイント。
 
という訳で、持て余していたひとり時間が一変、とても楽しいモノとなっております。上記プレイシート、ハンコンをご検討中の方は安心してお買い求め下さい。
 
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
 
それではまた(笑)

太宰治と尾崎豊

早いもので長男は4月から中学生。宿泊施設の料金は中学生から大人扱いになりますから、子供料金で泊まれる最後の旅行へ行こうと言うことになり、群馬県の水上(みなかみ)温泉へ行くことに。

 

早速、水上の観光地やら、グルメやらをワクワクしながら検索していると、ふと「太宰治ゆかりの宿」なるこちらの旅館が目に留まります。

www.ryokan-tanigawa.com

 

あ、私、結構太宰が好きで、過去にお墓参りや、ゆかりの地なんかを訪れております。

no-smile-no-life.hatenablog.com

 

で、調べてみたら、水上温泉は彼の作品「姥捨(うばすて)」の舞台になっているとのこと。こりゃあ面白そうと、早速読んでみます。

www.aozora.gr.jp


オンラインで無料で名作を読めるとは、便利な時代になったもんです。話がそれてゴメンナサイ。

 

太宰は水上温泉で、最初の奥さんと自殺未遂をした経緯があり、その時の様子をネタに描いた作品が「姥捨」でございました。

 

上の「旅館たにがわ」の駐車場に太宰治文学碑があるみたいなんで、水上を訪れた際には是非とも立ち寄ろうと思います。

 

そして、太宰を思い出す時、私的に必ず同時に思い出すのが、かの尾崎豊なんです。

 

個人的にこの二人、とっても似てるなぁと思うんです。

 

酒、薬物に溺れ、不倫、挙句の果てに不可解な死を遂げている(太宰の入水場所には、下駄を突っ張った跡と、手をついて滑り落ちるのを止めようとした跡がくっきり残っていたとされ、自殺にしては不可解な部分があった)点が先ずは共通項。

 

今日では、彼らみたいな人達はひとくくりに「境界性人格障害」とか呼ばれるみたいですが、何でもかんでも障害にしてしまう昨今のこの流れ、どうにかなりませんかねぇ?

 

しかし、私が彼らを似ていると思うのはそんな表面的な事ばかりじゃあないんです。二人とも分野は違えど、生み出す作品に対して、芸術にまで昇華しうる、むき出しの魂で挑み、妥協やごまかしを一切許さない姿勢を貫いていたことが似てると思うんです。

 

彼らにとって想像を絶するほど生き難かったであろうこの世の中で、生きるとは何ぞや、人生とは何ぞやを常に問い、自分自身と闘い、その苦しみを素晴らしい作品にまで昇華させた点が似ているなと思うのです。

 

本当の芸術というものは、何かを犠牲にしなければ、命を削るような魂の叫びからしか、生まれ得ないのではないかと、個人的には思っております。

 

じゃあ、本当の芸術とは何ぞや。

 

それは後世に残る物をいうのでははないでしょうか。

 

世の中の矛盾から目をそらさず、真っ向から立ち向かい、己の弱さや悩みを、太宰は文章で、尾崎は歌で表現し、それら彼らの作品にはどれも、読む者、聞く者を兎に角楽しませようとする心遣いが、滲み出ているように感じるんです。

 

太宰の「津軽」の中にこんな言葉があります。

 

「大人とは、裏切られた青年の姿である」

 

大人とは、青年が人や社会から裏切られて傷つき、純粋さを失ってしまった姿そのものだという意味でしょう。

 

一方、尾崎の「Bow!」という曲の歌詞にこんなのがあります。

 

「鉄を食え 飢えた狼よ 死んでもブタには 喰いつくな」

 

汚れた大人になるくらいなら死んだほうがマシとでも言いたかったのでしょう。

 

二人とも純粋さを失い、汚れた大人になってしまう事を、極度に嫌ったんじゃあないでしょうか。そういう意味では、大人になる前(汚れる前)に死を選んだ、彼らの選択肢は最後まで自分の美学を貫いたとも言えるかもしれません。

 

ん?彼らの事を検索していたら、なにやら聞き捨てならぬコメントが。

 

「凡人というか、アルコール依存症の男性は、えてして、太宰治尾崎豊に憧れます!神のように崇めたりします!」

 

 

 

 

オ、オレの事?(←大酒呑みのオッサン)

 

 

 

 

お後がよろしい様で。

 

それではこの辺で、

 

グッド・バイ(笑)