journey〜2020.11.3「竹下幸之介vs秋山準」を見て、私が感じた事〜
どいつもこいつも青春のjourney
掴んだつもりのふわふわのglory
賢くなるなよ
間違いのない答えはない
調子に乗るなよ青春のjourney
錆びた鎖でがんじがらめ
誰かのせいだと泣く奴に明日はない
勝手にやめるな青春のjourney
死ぬまでヤングでいようぜbrother
お前の残した足跡が答えになる
間違いだらけのお前のまま
答えになれ赤い公園 - 『journey』
・試合雑感~秋山に挫折と現実を突き付けられた一戦~
「秋山vs竹下」を視聴…。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月3日
序盤〜中盤に、場外で竹下の膝を攻め始めてから、完全に流れが秋山で震えた。
まあ、でも、今回秋山に負けて、仮に今後リベンジがあったとしても、竹下に今までに足りなかったような「挫折」、「潰された」感を埋めるには、それなりの時間は必要そうだとも痛感した一戦…。
…………僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道っていうのは、正解じゃなかったのかもしれません。間違っていたなんて、そんなこと思いたくないですけど……やってきたこと……間違っていたのかなって思いました。以上です。
セミファイナルは25分を越える熱戦の末に秋山準選手がフロント・ネックロックで竹下幸之介選手に勝利。試合後のコメントの際に、これほど落ち込んでいる竹下選手を見るのは、デビュー以来初めてかも。 pic.twitter.com/K5LrLpvxSL
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2020年11月3日
・挫折の少なさではなく、問題は「○○○○」の多さ
大田区大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
— 秋山準[Jun Akiyama] (@jun0917start) 2020年11月3日
竹下選手、今日は俺の勝ちだ!何故、ダメだったのか考えろ!しっかり考えろ!答えが出た時は俺に勝つ時だよ。今の俺はなかなか負けないぞ。#ddtpro#準烈#大老害
「答えが出た時は俺に勝つ時だよ。」
竹下は挫折経験の少なさではなく、端々に出るナチュラルな「俺凄い」アピール&自信過剰な発言が、却って挫折を経験していないように感じさせちゃっているのでは、なんて最近思ったり思わなかったり。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月5日
今年は、ユニバーサル王座や無差別級王座獲りに失敗して、挫折はしてる方だと思うんだけど、うん…。
最初は、秋山さんからプロレスを学びたいという気持ちでした。たとえばDDTの全選手が秋山さんと1回ずつ試合したとして、僕は他の選手が感じられないものを感じる自信がある。感じて、それをかみ砕いて、自分のものにすることができると。
――因縁こそありませんが、これほどドラマティックなカードもなかなかないのではと思います。
「そうですね。ホントにこれはボクの勝手な見方ですけど、ボクと秋山さんは非常に似ていると思うんですね。プロレスの考え方もそうなんですけども、もっと似てる部分が境遇なんですね。秋山さんは(ジャイアント)馬場さんからアマレスで直々にスカウトされてエリートとしてプロレス界に入ってきて後楽園で小橋(建太)さん相手に破格のデビュー戦をした。(中略)
ボクもそうで、プロレスが好きでプロレスラーになりたかっただけなのに、高校生でデビューすることになって、エル・ジェネリコを相手に日本武道館デビュー。そして最年少でベルトを取った。ボクは強くなりたくてやってて、やった結果そうなったことでエリートと言われる。
(中略)
そういう部分で秋山さんの歴史を追っていると、自分に似ているなと感じますね。エリートvsエリート。そのなかでのメジャー出身のエリートとインディー出身のエリートという意味では、本当の意味でのメジャーvsインディーなんじゃないかなと思いますね」
秋山が試合後にTwitterで「答えが出た時は俺に勝つ時だよ。」と言っていたけれど、2018年末に潮崎、2019年の年始にCIMAに勝っても、プロレス界の流れを変えたという部分まで至らなかったのを見ていると、個人的には、秋山に勝っただけで答えが出るような問題でもないかなあ、と。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月3日
そこが一番深刻…。
竹下vsHARASHIMA、竹下が腰に一点集中攻撃を加えた事もそうだったけど、何より、試合中盤に相手セコンドの面々に吠えて、観客からガチでブーイングを浴びた、という所が個人的ターニングポイント!
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年11月3日
感情を操った瞬間!👏
このままヒールで振り切るほうが、多分今よりもノれる(確信)#ddtpro #DDTUP pic.twitter.com/vDZ1O1uzrR
竹下がブーイング浴びてるの、良いね、すごく良い!
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年11月3日
中途半端にナチュラルヒールやるよりも、こっちに振り切ったほうが客としてはノれるし燃える!
ただ、DDTでそれが出来るか、というと、難しそうな気もするけど…
メインイベント 竹下vs HARASHIMA
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年11月3日
無差別級&EXTREME王座戦!
壮絶な激闘は、HARASHIMAが蒼魔刀で勝利!
うおおおおおおお!!!!
ヒール竹下めっちゃ良かったわ
DDTでガチのブーイングを起こしたの、棚橋以来じゃないかなあ、とか思ったり#DDTUP
自団体にライバルがいなかった(或いは少なかった)環境だとか、団体側の課題も大いにあるんだろうけれど、色々出来る分応援しづらいだとか、マイクにノレないだとか、勝ち負けの結果だけではどうにもならないような課題のツケを、この秋山戦で一気に熨斗つけて払わされた感ある。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月3日
竹下は間違いなく良い選手
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年5月21日
どんな技をやっても凄いし、個人的に、格闘ゲームにこういうキャラがいたら、穴らしい穴もないし、間違いなく一番にプレーしたいタイプだから
ただ、マイクがね…
上から目線で相手を見下すマイクと、ベビーフェイス系のマイクって両立難しいよなあ、とも…
最年少でタイトルを取った後は、最多防衛記録を目指しました。でも僕は選手として何十年に及ぶ下積み経験がないまま、デビュー後わずか数年で王者になったため、批判する人もいたんです。防衛戦のたびにプレッシャーを感じてました。
周りに認めてもらうためには、自分の個性を磨くしかないと思いました。そこで改めて個性的なDDTの選手の中で、僕の魅力は何かを考えたとき、強さしかないなと思いました。派手で難易度の高い技を繰り出し、技のすごさを見せつけるような試合をするようになりました。
(3:21:00~)「本当に、DDT総選挙では、第7位という結果で。個人的にはすごく悔しいです。この悔しいという気持ちは、今までは自分の中で押し込めている部分であって、出さない感情でした。」「実は、こうしてベルトを防衛してる今も、自分は悔しい。そんな気持ちでいっぱいです。だから、これからは、この気持ちをどんどんどんどん、前面に出して、熱い防衛戦をしていきたいと思います。」
――秋山選手に対して、「ライバルになってください」とも呼びかけました。ライバルということは、しのぎを削る、切磋琢磨することにつながると思います。秋山選手と同じレベルのところまでいきたいということですか。
「そうですね。プロレス界もキャリアとか年齢とかいろんなものが上下として関わってくる。リスペクトをもって闘うのももちろんなんですけども、せっかくシングルマッチをするならば、そういうのを通り越した闘いにしたいなと思います。ボク自身、ちょっとライバル不足なので、秋山さんくらい強かったらライバルになってくれるんじゃないかと」
「本当の強さがあれば、それこそ“エモい”試合をしようとした相手を潰してしまうこともできる。エモい試合になりそうだったことすらお客さんに感じさせないというね」
観客の印象をコントロールする強さとかより、シンプルに、2019年の両国でHARASHIMAのセコンド陣に噛み付いて、会場から自然と大ブーイングが起きた時のような、ありのままの感情の発露を試合で見たいんだよなあ…。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月2日
自然と観客をムキにさせてブーイングを浴びた、あの時の姿が何より一番魅力的だった。
・「可愛い子には旅をさせよ」
個人的には、竹下は身軽なうちに他団体参戦してほしいんだよなあ
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年11月3日
全日のチャンピオンカーニバルとか、NOAHのシングル・タッグリーグとか
DDTだと、良くも悪くもガチのヒールが根付きにくい風土だと感じるだけに、尚更そのキャラがピッカピカに光るのは他団体の場だとも思う
これで吹っ切れればなあ… https://t.co/KxFa7IrtZx
個人的に、竹下は(言葉を恐れずに言うと)皆から嫌われる程の最強ヒールレスラーとか、他団体のシングルリーグとかに最強の外敵として上がる姿は是非見てみたいんだよなあ
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2019年5月21日
「プロレスラー竹下幸之介として“勝ちたい”という気持ちが、どういうふうに見られるか、人それぞれ。メジャーvsインディーと見られるか、世代対決と見られるか、単純にどっちが強いかと見られるか。僕は竹下が勝つということは、プロレス界のバランスが大きく動くと思う。20代の僕たちが引っ張っていく試合にしたい。若い芽は摘ませません。竹下が勝つ姿を皆さんにお見せしたい」
1試合の結果で、「プロレス界のバランス」が大きく変わるような若手の先輩超えっていうと、個人的には「レインメーカーショック」位しか思い浮かばないなあ…。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年10月27日
今でも語られ続けるほどだし。
・他団体なら、「俺凄い」も華や毒に昇華する
個人的に、竹下は「自分が本当に凄い」と思うんだったら、
やっぱり、デカい全日にいた秋山とタメ張れるくらいデカいから、竹下はNOAHか全日辺りのリーグ戦に是非出てほしいんだよなあ…。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年8月23日
こういうご時世だから、すぐにこう、というのは難しいと思うんだけど。#ddtpro
だからこそ、竹下はDDT所属で外に出るべきだと私は思うんですよ。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月5日
もし外敵として他団体に現れたならば、こんなに強くて、憎たらしくて、ブーイングしがいのある(今は出来ないけど)選手はいないもの。
DDT内では強さの面で極める所極めてしまった感もあるし、「俺凄い」やるならそっちが断然良い。
・まとめ~「間違いだらけのお前のまま答えになれ」~
「プロレス界の流れを大きく変える」試合では無かったし、戦前の予想以上に秋山が圧勝した一戦だったと思う。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月3日
けれど、熱量を持ってファンやプヲタから内容が語られる試合だった時点で、人の心に刺さっているのは間違いない訳で。
色々人と語りたいやつ。
人と語り合いたくなった試合。
個人的には、「朝まで生テレビ!」方式で討論したい案件。
…………僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道っていうのは、正解じゃなかったのかもしれません。間違っていたなんて、そんなこと思いたくないですけど……やってきたこと……間違っていたのかなって思いました。以上です。