【22卒冬インターン直前特集】すぐに出来る面接対策特効薬②

前回に引き続き 22卒の冬インターンの選考中とあって、即効性のある面接対策  を書きます。

前回の記事を踏まえた上で書いた記事です。2021卒で現在も就活を続けている人がもし見てくれていたのなら、基本的な質問ばかりですが、もう一度見直してもらいたいです。

管理人がインターン・本選考を幾度も潜り抜けた中で感じた重要な点をまとめるので、しっかりマスターして欲しいです。第②弾として、面接でよく聞かれる質問とそれに対する回答の作り方を解説していきましょう




結論ファースト

今回の記事の結論は以下です。

  • 面接対策前に自分の過去を洗い出せ
  • よくある質問の回答テンプレートを確立させろ

インターン面接対策の前にやること

まず具体的な質問と回答の話をする前に伝えたいことがあります。前回の記事でも伝えましたが、自分の過去を徹底的に洗い出しましょう

普通に生きていれば、過去の活動について改めてしっかり見つめなおそうとは思わないでしょう。ところが、就活では意外と中学や高校の部活、小学校時代の少年野球についてなど、大学以前のことも聞かれるのです。

インターンの面接ではあまり聞かれません。しかし来年の本選考では必ず聞かれます。インターンの面接直前で時間がない人は下の想定質問リストに対する回答作りから始めましょう。まだ時間に余裕のある人は、小学校時代から遡って自分の年表を作るとよいでしょう。これが俗にいう“自己分析”の意味の1つです。

就活とは、いわば自分という商品を売ることです。営業が自社の商品に無知で務まるでしょうか?「自分のことは自分が一番知っている」などと高を括らずに、改めて洗い出してみましょう。

面接でよく聞かれる質問とそれに対する回答

では、過去の自分の経験を掘り起こすという視点を持ちつつ、以下よくある質問に対する答え方を見ていきましょう。

志望動機

なぜうちのインターンに参加したいのですか?という質問です。必ず聞かれるでしょう。

志望動機に対する回答の作り方は、以下の流れが良いです。

  • ① ○○業界に興味がある。
  • ② それは~だからだ。
  • ③ ○○業界の中でも御社だ。
  • ④ それは~だからだ。

このうち、②が自分の過去の経験を入れやすいです。例外として、B to Cの企業など、自分になじみのある企業の場合は、業界に関する①②を飛ばしていきなり自分の経験から入り、御社に興味があると答えてもよいです。

よくある響かない回答例は②で

  • 社会貢献ができる
  • 大きな事業ができる
  • 多くの人を支えられる

といった、客観的な業界の良いところしか言わないという例です。

例えばインフラ業界は生活に欠かせない存在です。一方で、車も、生活消費財も生活に欠かせません。“多くの人を支えたい”というのは素晴らしい心意気ですが、そんな業界が数ある中で、なぜうちの業界(会社)なのかを経験ベースで話せるように準備しましょう。

客観的で当たり前の良いところを根拠にしていても、自分の“想い”の強さは伝わりません

具体的に職種まで絞って募集しているインターンの場合は、以下の流れがわかりやすくてよいでしょう。

  • ①御社の事業に興味がある。
  • ②それは~だからだ。
  • ③その中でも特に、○○という職種についてよく知りたい。
  • ④それは××だからだ。

インターンの主眼が特定の職種の理解に置かれている場合、②は飛ばして、④でしっかり自分の経験に基づいて、なぜその職種に志望したかということを伝えよましょう。

学生時代に頑張ってきたこと

これも本選考でも頻出の質問で、「ガクチカ」というやつです。回答の作り方は、以下の流れが定番です。

  • ① ○○を頑張ってきた。
  • ② どんな内容か、初めて聞く人にわかりやすい簡潔な説明
  • ③ ××な結果を出した、□□を学んだなど、自分の取り組み

②では、③につながるように、相手と話の前提をそろえましょう。例えば体育会なら何人くらいのチームでどんな立場だったのか、ゼミならどういう学問で、何をすることが目的なのかといった感じだ。自分のアピールばかりに躍起になってしまわず、きちんとエピソードの筋を伝えることを意識しましょう。

③では必ず自分自身の取り組みを言うことです。いくら体育会でチームが日本一になっていようが、指示を聞くだけの使いっぱしりの補欠に価値はありません。自分はどう考え、何を行動し、どう貢献したのか言うことの方が重要です。

ここまで聞くと、ろくに勉強も課外活動もしてなかったアンポンタン大学生は焦るかもしれません。「そんなスーパーマンみたいなやつ一部しかいねーよ」とか「話を盛らなくちゃ…バイトリーダーしてたことにしよ!」なんて馬鹿なことを考えないように。

多くの学生が夢見る一流企業には当然一流の学生が行きます。二流以下の大学生活を送っていたのは自業自得なんだから生まれ変わって就職活動をやり直そう…と言いたくなりますが、せっかく就活を頑張ろうとここまで読んでもらっているので、参考になる助言をししましょう。

“学生時代に頑張ったこと”は“コツコツ続けた活動”や“一番しっかり取り組んだこと”に読み替えましょう。就活サイトは学生を煽り、就活を過熱させることが狙いです。なので、体育会で活躍、留学、企業、団体の立ち上げなどを“頑張ってきて当然”のような煽り記事を出しています

しかし、管理人が知る世間的にはトップの大学の学生でも、そんな超人は稀で、大半はびっくるするほど普通の学生です。ですので、就活サイトの煽り記事に出てくる超人学生のような“頑張ったこと”を書かなければと思わず、“コツコツ続けた活動”や“一番しっかり取り組んだこと”上記の基本に沿って書けばよいです

自己紹介・自己PR

自己紹介・自己PRも定番です。

自己紹介では、変にアピールしようと思わずに以下を言えばよいです。

  • 大学の学部と専攻
  • 部活、サークル、バイトのいずれか1つ
  • 趣味を1つ

自己紹介をさせる意図は場の雰囲気を和ませるため、堂々と喋れるか見るためがほとんどであって、企業は別に強烈なキャラをアピールして欲しい訳ではありません。

ただし、自己PRでは当然自分をアピールしなくてはならなりませんPRポイントはわかりやすいもの1点だけに絞りましょう緊張した学生に早口で色々言われても面接官の心には残りません。1点に絞ってアピールし、必ずその根拠を過去のエピソードから出すようにすれば問題ありません。

まとめ

『面接でよく聞かれる質問とそれに対する回答の作り方』をまとめました。

  • 面接対策前に自分の過去を洗い出せ
  • よくある質問の回答テンプレートを確立させろ

今回お伝えした質問は、インターンの面接であっても、場合によっては全部聞かれます。ただしインターンの場合は、業界分析・企業分析の意味付けもあり、志望動機に関しては深く求められないかと思いますので、気負いをせずに。

現段階で過去の自分の経験を掘り起こす作業や、よくある質問の回答の作り自分の中でテンプレートとして確立させるだけで、来年3月に開始する本選考で優位に立てるかと思います。22卒は短期決戦とは言え、結線前の綿密な準備が勝敗を分けます。

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