法人=ダム | 思考は現実化する!

思考は現実化する!

不動産投資専門税理士 叶温(かなえ ゆたか)のプライベートブログ

物件購入時に数百万円の節税ができる方法を知りたい方はこちらをクリック!


不動産投資 ブログランキングへ

 

今日は大家さん学びの会 関西の定例勉強会です。
つづきは編集後記で!

それでは、今日は、
「法人=ダム」
です。

僕がよく聞かれる相談の中に、
「法人化したほうがいいですか?」
というものがあります。

回答としては、結局、人それぞれなのですが、
不動産投資の法人はダムのようなイメージを持ってもらうといいかもしれません。

■例えば、不動産からの利益が1,000万円ある場合の、お金の残り方を見てみましょう。


【個人】所得税・住民税率が50%の場合

1,000万円 × 50% = 税金500万円 税引き後手残り500万円


【法人】法人実効税率30%の場合

1,000万円 × 30% = 税金300万円 税引き後手残り700万円

でも、この残った700万円を、全額配当として
税率50%の個人がもらう場合は次のようになります。

700万円 × 50% = 税金350万円  税引き後手残り350万円


結局、個人の手残りは350万円となり、個人で不動産運営していた場合より、
150万円も少なくなってしまいました。


では、なぜ法人化するのか?

それは、法人で規模を拡大していきたい場合は、
税率の低い法人の方が、法人内部でお金が残り、
それを再投資していきやすいからです。

また、法人の方が、節税の幅が広いので、
個人よりも節税対策がしやすいこともあります。

さらに、自分以外の税率の低い家族に所得を分散できるメリットもあります。

このように、個人よりも低い税率の法人に、一旦利益やお金を残すことによって、
他の人に所得を分散出来たり、自分が法人からお金をもらう時も、
配当や退職金といった形で、タイミングをずらすこともできます。

タイミングをずらしたときに、所得税率が低ければ、なおいいですね。

法人に残ったお金は、結局法人の営利目的でしか使えないので、
個人が自由に使うことはできません。

そのお金を自由に使うためには、個人のお金にする必要がありますが、
法人をダムのように使うことで、コントロールをすることができるんですね。


現在、東京事務所も神戸事務所でも、有料相談を実施していて、
次のような相談をすることができます。

・法人を使った消費税還付の相談

・不動産所有会社M&Aの相談

・法人化について
 法人化のタイミングについての相談
 法人化による節税効果についての相談

・不動産の買い替え、売却についての相談

・物件シミュレーションソフトREITISS(リーティス)を使った物件のキャッシュフロー診断

・相続対策について
 簡易的な相続財産の評価
 軍用地を活用した相続税対策の相談
 自社株式の簡易的な評価
 遺言書の作成についての相談
 遺産分割協議書の作成についての相談
 相続後の手続き全般についての相談
 生命保険についての相談
 事業承継の問題についての相談

・顧問契約について

その他様々なご相談を、1万円(税抜)/1時間の相談料で受けています。

相談方法は来社でも結構ですし、スカイプでもOKです!

不動産投資に詳しい税理士に相談してみたい方は、ぜひお申し込みくださいね。

 ⇒ http://tax.kanae-office.com/interview/


リピーター続出!読者数計4万部のメルマガ広告のご案内


不動産投資 ブログランキングへ

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】 ~
定例勉強会
--------------------------------------------------------------------------------

 

今日は午後から、僕が運営している大家さん学びの会 関西の定例勉強会があります。

今回は、
「融資が厳しい時代の不動産投資!トランクルーム・レンタルボックス・コインパーキングの運営方法を学ぶ!」
というタイトルで、コンテナラボさんにお話ししていただきます。

しっかりと勉強したいと思います。