登山での重要なアイテムの一つ、雨具。
雨が降らないから持って行かないとか、100均のレインコートでええか?とか言ってる場合じゃない。
雨具は、雨の時にだけ使うものではなく、防寒具にもなり、ウインドコートとしても使えるのだ。
ただ、登山用のレインウェアは、決して安いものではない。
よくあるレインコートと何が違うのか?
登山用として購入する場合には、ぜひとも素材に注目して欲しい。
防水透湿性と言われる、ゴアテックスに代表されるような、雨を防いで、湿気を逃す素材のものを選ぶこと。
雨を防ぐだけなら、ビニールコートで十分かもしれないが、湿気が逃げないのである。
雨の日にレインウェアを着て山に登る場面では、この湿気を逃す素材でないと、体から発散される汗の蒸気がレインウェア内部で冷やされ、ふたたび水分へと変わる。
このことにより、防水はしていても、内部から濡れてしまうことになるのだ。
雨の日に防水透湿素材のレインウェアを来て、歩いてみれば、その快適性はすぐにわかるだろう。
これによって、雨の日でも楽しく歩けることにもなる。
雨の日にはあまり外に出たくない気持ちもわかるが、雨に濡れる新緑を見るのもいいものだ。
素材のほかにもう一点。
ぜひ、ベンチレーションの機能があるものを勧めたい。
ベンチレーションとは、いわゆる通気とか換気のこと。
雨の日にレインウェアを着ていると、暑くなってきても脱ぐに脱げないことになる。
そんな時に、わきの下辺りにベンチレーションの「窓」がついていれば、体を涼しく保てることになる。
ちょっといいレインウェアを持っていると、雨の日でも外に出かけてみたくなるし、いつまでも手放せなくなるはずだ。
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