鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

一流の真似

3本立て



1本目


どっか新しい飲食店を攻めたいなーと思っている時に食べログを見るですとか。何か買おうとしている時にamazonレビューを見るですとか。何か映画を見に行きたいと思っている時にyahooとかmovie walkerのレビューを見るですとか。


日頃、口コミ情報を取り入れることが多い私です。


口コミサイトってのも慣れが必要ですよね。慣れない人は偏った情報に流されがち。


まぁまぁまぁ、口コミサイトについて語り出すと長くなるんでおいといて。


レビューを見ていて度々「この人の評価の仕方が分からん」と思わされることがあります。



物凄く辛口なコメントを書いているのに☆4つ(5点満点)をつけているとか。


逆に、ベタ褒めしてるのに☆3つだとか。


つけている点数と書いていることとが一致してないと感じてしまうわけです。


でもきっと、それは私とそのレビュアーさんの価値観が違うってことなんでしょうなぁ。


スポーツの採点競技も、複数の審査員を立てて最低点と最高点はカットするってのが一般的ですもんね。




2本目


なにやら、某タレントさんがアップしたボウラード動画に「最後に9番を落としてないからヘタクソ!」みたいなコメントがついていたらしく、地獄だったとYコーチが呟いておりました。「ボールが9個じゃないんだから9ボールじゃないことにくらい気付け」との談。そりゃそうだ。


そのツイートを見てすぐに連想したのが、私が何年も前に「強めのボウラードブレイク」の参考動画をYouTubeに載せた時に「どこがww」というコメントがついてイラッとした出来事。


コメントをした人はボウラードというものを知らない素人さんなんでしょうねぇ。9や8のブレイクと比較して「全然強くないだろうw」っていう意味でコメントをしたんでしょう。


Yコーチの例にして私の例にしても、よくもまぁそこまで強硬に自分の常識を押し付けられるもんだなと呆れるしかないですね。



私はブログネタ用にYouTubeに動画を載せることが度々あるわけですが、昔から言っておりますのが「低評価ボタンだけ押されても困る」ってこと。


何に対して低評価してんのかが分からん。せめてコメントを貰えれば低評価の意図は伝わるし、場合によっては改善のしようだってある。


けども、たとえば誰かしらプロのブレイク動画を載せた時に低評価をされたとなったら


・画質が悪い
・アングルが悪い
・私はそのプロが嫌いです
・撞き方が好みじゃない
・(ハードブレイクだったら)そんなに強いブレイクをする意味がない
・(抑え目なブレイクだったら)もっと強く撞け!
・手球のコントロールが悪い
・結果が悪い
・etc....



一体どういう理由で低評価をしたのか、皆目見当がつきません。低評価を押すことで何が起きるかといえば「私がイラッとする」というだけ。何も進展しないわけであります。


低評価をするんだったら、せめてその理由をコメントしてくれと。いっつもそう思っているわけであります。


まぁ、コメントが入ったら入ったで、納得出来るコメントだったことがないんですけどねw


さて。低評価とは逆に、高評価だけされても困るという話が以下です。


私はツイッターのアカウントを多数持っているんですけど、どのアカウントでも思うことがありまして、それが「質問した時にイイネを押すだけはやめて!」ってことです。


たとえば「ハードブレイクは正義だ!!」とかいうツイートをした時に(したことないですけどw)いいねをしてもらったのならば「賛同してくれたんだな」って思います。


けどたとえば「この写真のジョイントは何ジョイント?」みたいなツイートをした時にイイネされたら「いや、イイネじゃなくて質問に答えてくれ!」って思っちゃうわけです。なんの意図を持ってイイネされたんだか分からん。「私も分かりません」とかそういう意味?


これはまた別の例ですが、たとえば「焼肉の新店が出来たんですが、誰か一緒に行きませんか?」みたいなツイートをした時にイイネをされたら、どう思いますでしょうか。


「お。『行きたい!』っていう意思表示かな!」って思いますか?実際にそういう人もいるとは思います。


しかしながら、直接連絡を取ってみると「『焼肉』というワードに反応しただけ」とか「お愛想でイイネしただけ」とか「ごめん。ツイート良く読まずに反射でイイネ押しただけ」とか言われる。そういう人が結構多いわけですよ。


なので私はイイネをされただけでは「良いですね。行きましょう!」という意志を示されたのだと考えることが出来ません。もし本当に「行きたい」と思っているのだったら、コメントなり直接連絡するなり、言葉で意思表示してほしいな、と。


世の中色んな人がいるから、明確に言葉にしないと伝わらないっていう話でした。




3本目


だいぶ前の話ですが、スッキリした出来事がありました。


B級さん2人(仮称MさんとNさん)が相撞きしてたんですけど、Mさんの選択にダメ出しをし始めるNさん。




Nさん「今のはこうでしょう」「エフレンだったらこうやるよ」「だから、こうしなきゃ駄目だよー」


Mさん「へー。Nさん、レイズ並みの球が撞けるんですね!凄いですね!!」





スッキリしたwww



猛烈な皮肉ですよね。




一流の真似をしてもロクなことはない。



これは自分自身のことを省た時も、他人のことを見ていた時にも、つくづく感じる事であります。



さて。以下は完全なる棚上げ話です。


私は「◎◎プロはこうやっていた。だから間違いない。こうすべきなんだ!」みたいに言われたとしたら「それは◎◎Pだから出来るんだろう」「俺らには出来んわ」って思っちゃいます。


そういう場面で恐らく最も使われる名前であり、かつ私が最も説得力が無いと思ってんのがレイズです。


「レイズはこうやってんだ」「こうやるべき!」って言われたら「お前はレイズなのかよ!」って思っちゃう派。


君達。真似する対象がおこがましいよ。


もっとそこら辺の「地元の上手い人」くらいを真似しておいた方が良いんですって。分相応。


レイズはねぇ。ほんと良いイメージないんですよ。


レイズ本人の話じゃないですよw レイズレイズって、レイズを信奉し過ぎちゃってる人達に良いイメージが無い。


憧れにとどめず、真似までし出しちゃうとロクなことない。



この話の何が棚上げかって、私もプロの名前を出して「●●プロはこう仰っていた」みたいに書くことは非常に多いわけです。


一応は違いがありまして、上記したのは「分不相応なモノマネをしようとしてしまうこと」です。私がやってしまうのは「虎の威を借りる狐」であります。


レイズ信奉者なんかは、レイズがやることなすことなんでも真似しようとしてしまうわけですよね。


私はプロの真似をしたわけじゃなく、持論に説得力を出すために「あ。あのプロは私と同じ意見を持っているようだ。じゃ、名前を借りよーっと」って感じでプロの名前を出してるわけですw


どっちもどっちで駄目ですけど、意味合いは全く違うのだよ!


って言っても、プロの名前を出した時に「お前はプロレベルの球が撞けるのかよっ!」って思われてしまう可能性はどっちにでもあるわけですので、私も反省しなくてはなりますまい。