旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

鶴ヶ城⇒武家屋敷⇒さざえ堂⇒御薬園 ~行くぜ東北二日目

2020年09月24日 12時17分07秒 | 旅の記憶

20日は会津若松を訪れました。
家族にとっては初めての地だったこともあり、有名観光コースを回りました。

鶴ヶ城」は戊辰戦争でも落ちなかった城ですが、明治7年に取り壊され、その後昭和40年に多くの寄付により再建されたそうです。
石垣越しの雄姿

丁度イベントが開催されていて、ステージには鶴ヶ城の歴代主の家紋が掲げられていました。
鎌倉時代から幕末まで7つの家系が入れ替わり立ち代わりこの城の主となったのでしょう。
天守閣に登ると、東西南北ぐるりと見渡せました。

城内の一角にある「茶室 麟閣」は福島県の指定重要文化財です。

中でお抹茶がいただけます
抹茶大好き一家なので、皆で一服。
お抹茶は「鶴ヶ城」お菓子は薯蕷饅頭で、どちら美味しい


次は会津武家屋敷
会津武家屋敷は、会津藩23万石の家老西郷頼母邸を復元した施設を中心に、福島県の重要文化財を含む歴史的な家屋や資料館からなる歴史テーマパークです。(HPより)

会津藩で代々家老職を務めた西郷家。
その西郷頼母の屋敷は38室あるそうで、今まで各地で武家屋敷を見てきましたが、こんな大きなお屋敷は初めてで、驚きました。
鶴ヶ城などとともに大河ドラマの「八重の桜」のロケにも使われたそうです。
とても立派な屋敷であり、幕末の悲劇の舞台の一つでもあったようです。

気になったのは、先日テレビ番組で観たばかりの、縁側の角にある雨戸を回す金具。
クルクル回ります。



悲劇の舞台となった「自刃の間」
官軍に攻められると知って、母娘が自決した部屋です。
戦争って、どんな時代も悲しい


代官所だった旧中畑陣屋(移築復元)

藩米精米所(移築復元)は水車を利用した精米所で、現在も水の重みだけで回っているそうです。

 

場内の九曜亭でランチして、次の目的地「会津さざえ堂」へ
会津さざえ堂は、1796年福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)といいます。当時飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった僧郁堂(いくどう)の考案した建物です。(HPより)
NHK「ブラタモリ」でタモリさんが訪れていましたね。
上りと下りで人が行き違わないように造られています。

 

木造の二重螺旋構造の階段を上り下りすると、観音様をお参りしたことになるそうです。
最上階には沢山の札が貼ってありました。

この不思議建物の中に入ることができたなんて嬉しい
御利益がありますように


飯盛山には白虎隊の自決の地がありますが、時間の関係で割愛し、最後の目的地「御薬園」へ
「御薬園」は江戸時代に造られ、戊辰戦争後も残った庭園です。
回遊式大名庭園の趣で、木々や苔などの管理が行き届いていて、散策が気持ち良かったです。

お茶屋御殿にて池を眺めながら抹茶を一服
お菓子のごま羊羹が美味しい


「御薬園」の名の通り薬用植物標本園がありました。
様々な薬草が植えられていて、一寸テンション上がりました
ハスの実とか

フジバカマとか

センニンソウとヨウシュヤマゴボウは満開でした。

名前を失念したこの植物は何だったかな


入園の際に「御薬園草茶」を頂きました。
その昔、お殿様はこうした漢方で養生していたのでしょうか。

会津若松は戊辰戦争の舞台であり、その悲劇を思うと巡りながら切ない気持ちにさせられます。
それも日本の歴史の一ページなのだと、つくづく感じました。

今回は日本の歴史再発見の東北旅となりました。
帰宅して「とても一泊二日だと思えないね」と娘たちと話しています。

宿泊したホテルとコロナ禍の旅行について、続く

 

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。