安倍総理が久しぶりに記者会見を開いたと言うのですが…

 昨日行ったのが本当に記者会見と呼べるものなのでしょうか?

 そもそも、8月6日の広島の慰霊式への総理出席がどうしても欠かせないことは日本人なら誰でも理解できること。

 そして、現地に赴けば当然のことながら会見をせずにはいられません。

 しかし、自由な質問を許してしまえば、総理の無能ぶり、無責任ぶりが明らかになってしまいます。

 だから、いつもと同じく茶番劇を演じる、と。

 でも、大変酷いことが行われていたのです。

 Litera が紹介しています。

 この国は独裁国家そのものではないか──そう言わずにおれない“事件”が起こった。本日、広島市でおこなわれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」に出席した安倍首相は、その後、じつに約1カ月半ぶりとなる総理会見を開いたのだが、会見をたったの約15分で強制終了しただけではなく、「まだ質問があります!」と声をあげていた朝日新聞の記者に対し、首相官邸の報道室職員が腕を掴み、質問を阻害しようとしたというのだ。

 (中略)

 そして、問題はこの後だった。会見開始から約15分、日テレ記者の2問目の質問に安倍首相が答え終わると、「総理、まだ質問があります!」と声があがった。

 しかし、安倍首相は何も語らずじっとしたまま。すかさず司会者が「予定のお時間が過ぎておりますので、これで終了させていただきたいと思います」とアナウンスしたが、さらに記者から「国民の不安が高まっているなかで、なんで50日間も正式な会見を開かれないんでしょうか」という声があがる。それでも安倍首相は表情を変えず、司会者が「当初ご案内しておりますとおり、予定のお時間が過ぎておりますので、これにて代表質問を終了させていただきます」と繰り返したのだが、ここで安倍首相が口を開き、こう言い出したのだった。

 「あの、今回もですね、コロナウイルス感染症について、あの、わりと時間をとってお話もさせていただきました。節々……節目節目において会見をさせていただきたいと考えておりますし、また日々、西村担当大臣、また官房長官からもお話をさせていただいていると思います。ありがとうございました」

 そして、安倍首相は足早に立ち去り、会見は強制終了したのだ。


 本当に酷い会見です。

 そして、そのような茶番に協力する記者クラブも、記者クラブ。

 自分たちの報道の自由が侵害されているのに、それに異議を唱えるどころか、逆に協力する有様。

 一体、なんなのでしょうね?

 そして、テレビでは、スシローやヤシロー、そしてレベルのひくーい平井が本日も援護射撃にこれ励むことでしょう。

 もう、めちゃくちゃでござりまするがな。




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