4連休でしたね。

 お彼岸のお墓参りはなさいましたでしょうか?

 それにしても、最近、連休が多くなりましたね。

 こんなに休んでいたのでは、GDPも増えないと思うのですが…

 しかし、おバカな連中は、連休が増えれば旅行に出かける人が増えるので、消費が活性化し、GDPが増加すると勝手に考えています。

 休みが増え、そして本当に旅行に出かける人が増えれば、観光産業が儲かるのはそのとおりでしょう。

 しかし、全体としてのGDPが増えるかと言えば、大いに疑問。

 だって、休日が増え、国民の労働時間が減れば、それだけ受け取る賃金も減る訳ですから。

 そして、賃金が減れば、当然、消費も少なくなる、と。

 グラフをご覧になって下さい。


労働時間の推移

 近年、日本人の労働時間がこんなに減っているのです。

 もちろん、働くばかりが人生ではありませんから、それが悪い訳では決してありません。

 しかし、政治家は、なんとかして経済成長率を高める、高めたいといつも言っている。

 そして、国民も、なんとか景気がよくならないものかと言っている。

 だったら、もっと働いて所得を増やさなければ話になりません。

 でしょう?

 それに、そもそも少子高齢化が進み、本当の働き盛りの人々の数が著しく減っている、と。

 団塊の世代は、もはや引退し…

 かつての団塊の世代の一学年の人数は、今の倍以上もあった訳で…

 そんなに若年人口が減っている訳ですから、GDPがなかなか増えないのも当然。

 それに、今言った労働時間の減少が続いている、と。

 

 分かりますか?

 休みを増やしても、観光産業が儲かるだけ。

 よく、そこのところを考えないと。


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