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てらまち・ねっと



 黒川氏の処分は法務省が決めたと政権が示していた。
 しかし共同のスクープは、以下を流している。
  ★≪首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断、軽い訓告に》
  ★≪黒川氏訓告、官邸が決定 賭けマージャン 法務省判断は懲戒》

 安倍内閣特有のごまかし、責任転嫁・・・と憤る人はますます増えるだろう。世論が世論をつくる。
 それで、今日は前記のほか、以下を記録しておく。
 なお、昨日5月24日の私のブログへのアクセスは「閲覧数6,643 訪問者数3,253」。

●「3年前から月1、2回」 黒川氏、記者らとマージャン 法務省/時事 2020年05月23日20時32分
●軽い処分「全容判明前に」 黒川検事長辞職/東京 2020年5月23日

●首相「虚偽答弁」、野党が追及へ 前検事長の訓告処分決定巡り/共同 2020/5/25 12:27
●黒川前検事長の告発状郵送 弁護士ら「常習賭博罪に当たる」 4人の累計で最大600万円程度の賭け金が動いた/共同 2020/5/25 15:49
●WEB特集 揺らぐ“検察への信頼”~検事長定年延長が問うもの~/NHK 2020年3月25日 21時31分

●黒川氏の賭け麻雀辞任「訓告」処分だけの大疑問 霞が関エリートの不祥事も後を絶たない… 植田 統 : 弁護士、名古屋商科大学経営大学院(MBA)教授/東洋経済 2020/05/25 15:00

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●「3年前から月1、2回」 黒川氏、記者らとマージャン―法務省
       時事 2020年05月23日20時32分
 法務省は23日までに、東京高検検事長を辞職した黒川弘務氏が新聞記者らと賭けマージャンをしていた問題に関する調査結果を公表した。週刊文春が報じた5月1、13両日だけでなく、「約3年前から月1、2回程度、金銭を賭けたマージャンを行っていた」などとした。

 調査結果によると、黒川氏は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下の5月1日、産経新聞の記者宅を訪れ、朝日新聞の社員も交え賭けマージャンを行った。13日も産経記者らとマージャンに興じた。レートは1000点を100円に換算する「点ピン」で、現金のやりとりは1万~2万円程度だった。

 黒川氏は両日とも産経記者が手配したハイヤーで帰宅し、料金を支払っていなかったことも確認。ただ、「黒川氏個人のために手配されたものではなく、記者が帰宅するハイヤーに同乗した」と説明した。
 また、この記者らとの間で約3年前から月1、2回程度、同様のレートでマージャンをし、記者が手配するハイヤーで帰宅したことも認めたが、具体的な日付は特定できなかったとしている。

●軽い処分「全容判明前に」 黒川検事長辞職
      東京 2020年5月23日
 辞職した黒川弘務・東京高検検事長に対する処分が訓告だったことに、「なぜこんな処分で済むのか」「普通の会社だったら解雇」「身内に甘い」と会員制交流サイト(SNS)などで批判が飛び交っている。人事院の指針では「賭博は懲戒処分」。有識者からも「懲戒処分より軽くなった理由が分からない」と疑問の声が上がる。

 国家公務員の懲戒処分には「免職、停職、減給、戒告」があり、法務省は「訓告、厳重注意、注意」の監督上の処分も設けている。人事院が示す懲戒処分指針の標準例では賭博は「減給か戒告」、常習賭博は「停職」の対象だ。人事院の担当者は「直ちに形式的に当てはまるわけではなく、賭博行為の動機や金額などを各省庁が総合的に判断して決めている」と話す。

 法務省は、週刊誌が疑惑を報じる前日の十九日、黒川氏への聞き取りを始めた。森法相は二十二日、賭けマージャンを巡る過去の処分例などを内閣で協議し、稲田伸夫検事総長が最終的に処分を決めたと説明。「必要な調査は終了した」と述べた。

 同日の衆院法務委員会で法務省の川原隆司刑事局長は、黒川氏が新聞記者らと行っていた賭けマージャンについて、「レートはいわゆるテンピン…千点を百円と換算しており、必ずしも高額とは言えない」と説明した。

 元刑事裁判官の水野智幸・法政大法科大学院教授(刑法)は「全容が判明していない中での訓告処分は説得力に欠ける。早期幕引きを図っているとしか思えない」と問題視。「国会が国政調査権を行使して再調査するなどの徹底検証が必要だ。うやむやに済ませば、政権や法務・検察に対する国民の不信は一層深まる」と批判した。 (山田雄之、山下葉月、小野沢健太)

●黒川氏処分、首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断、軽い訓告に
    共同 5/25  6:00
 賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)の処分を巡り、事実関係を調査し首相官邸に報告した法務省は、国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断していたが、官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の内規に基づく「訓告」となったことが分かった。複数の法務・検察関係者が共同通信の取材に証言した。

 安倍晋三首相は国会で「検事総長が事案の内容など、諸般の事情を考慮し、適切に処分を行ったと承知している」と繰り返すのみだった。確かに訓告処分の主体は検事総長だが、実質的には事前に官邸で決めていたといい、その経緯に言及しない首相の姿勢に批判が高まるのは必至だ。

●黒川氏訓告、官邸が決定 賭けマージャン 法務省判断は懲戒
     東京 2020年5月25日
・・・(略)・・・ 高検トップの検事長は、内閣が任命し、天皇が認証する「認証官」だ。任命権者は内閣で、その首長は安倍首相。国家公務員法は、任命権者が懲戒処分をすると規定しており、そもそも検事総長には懲戒の権限はない。

 黒川氏の賭けマージャン報道は、週刊文春が二十日、ウェブサイト上で報道。複数の法務・検察関係者によると、調査を始めた法務省は、賭博をした職員は「減給」または「戒告」の懲戒処分とする人事院指針などに照らし、懲戒が相当と判断し内閣として結論を出す必要があると考えていた。

 森雅子法相は二十一日午前、報道陣に「二十一日中に調査を終わらせ、夕方までに公表し、厳正な処分も発表したい」と述べた。この後、官邸と詰めの協議をし、官邸側の意向で訓告になったという。ある法務・検察関係者は「当然、懲戒だと思っていたので驚いた」と証言した。

 森氏は翌二十二日の記者会見で「法務省内、任命権者である内閣とさまざまな協議を行った」とした上で「最終的に内閣で決定がなされたものを、私が検事総長に『こういった処分が相当であるのではないか』と申し上げ、検事総長から訓告処分にするという知らせを受けた」と述べた。

 一方、安倍首相は処分の決定過程に官邸が関わったとは述べておらず、両者の説明が食い違う格好となっている。

●首相「虚偽答弁」、野党が追及へ 前検事長の訓告処分決定巡り
         共同 2020/5/25 12:27
 立憲民主党など野党4党は25日、国対委員長会談を国会内で開いた。賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長への訓告処分を巡り、安倍晋三首相が国会で虚偽の答弁をした疑いが強まったとして徹底追及する方針で一致した。法務省は懲戒が相当としたのに、官邸が懲戒にしないと結論付けたとの共同通信の報道を踏まえた。

 菅義偉官房長官は記者会見で、訓告処分を決めた過程に官邸側は関与していないと説明。「法務省が検事総長に訓告が相当と考えると伝え、検事総長も訓告が相当であると判断して処分したと承知している。法務省から内閣に報告があり、異論がないと回答した」と語った。

●黒川前検事長の告発状郵送 弁護士ら「常習賭博罪に当たる」 4人の累計で最大600万円程度の賭け金が動いた
        共同 2020/5/25 15:49
 辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)が、知人の新聞記者と約3年前から定期的に賭けマージャンをしていたのは常習賭博罪に当たるとして、岐阜や東京の弁護士計4人が25日、黒川氏と記者3人に対する告発状を東京地検に郵送した。

 法務省の調査結果によると、黒川氏と記者3人は1日と13日ごろ、賭けマージャンをして1万~2万円程度の現金のやりとりがあった。賭けマージャンは約3年前から月1、2回ほどしていた。

 告発状は「月2回だとすると3年間で72回となり常習性は顕著だ。4人の累計で最大600万円程度の賭け金が動いたことになり多額と言わざるを得ない」と指摘した。

●WEB特集 揺らぐ“検察への信頼”~検事長定年延長が問うもの~
     NHK 2020年3月25日 21時31分

●黒川氏の賭け麻雀辞任「訓告」処分だけの大疑問 霞が関エリートの不祥事も後を絶たない… 植田 統 : 弁護士、名古屋商科大学経営大学院(MBA)教授
      東洋経済 2020/05/25 15:00
黒川氏を訓告とした処分は、法務省と検事総長が決定したもので、安倍晋三総理大臣は、報告を受けたとしているが…

東京高検の黒川弘務検事長が、緊急事態宣言下かつ検察庁法改正案の審議中に賭けマージャンをしていたにもかかわらず、「訓告」処分にとどまったことが多くの批判を呼んでいる。

黒川氏にとって、人生で最も気をつけなければならないこの時期に、この非行であった。いつもは犯罪者を起訴している検察庁の親玉が、みずから犯罪者の側にも立っていたというのだから洒落にもならない。

そのうえ、賭けマージャンのメンツは産経新聞2人、朝日新聞1人の記者・社員であった。検察と新聞は「こんなに近い関係なのか」「カルロス・ゴーン事件の時に話題になった検察から新聞へのリークはこうやって行われたのではないか」と考えた人もいるだろう。
・・・(以下、略)・・・


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