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昭和天皇の御宸筆見つかる・硫黄島遺骨 新レーダー探索…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

閲覧しにくい方は「ぼやきくっくりFC2版」をお勧めします。内容は同じです。

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■1/7放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

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 新年1回目(番組全体としても1回目)の今日は、番組側が項目に入れていなかったニュース2本から始まりました。
 まずは、朝日新聞1月1日朝刊「昭和天皇 直筆原稿見つかる」。
 そして、産経新聞12月31日朝刊「硫黄島遺骨 新レーダー探索」。
 
※元動画はこちら(1月8日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※「ざっくり起こし」の項目は、基本的に、本筋に関係ない話はカットしているとお考え下さい。
※「ざっくり起こし」ではない項目も、一字一句この通りというわけではないのでご了承下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(★)オープニング

※30年前の今日、昭和天皇が崩御なさったという話を短く。


(★)オープニング(着席後)

(ざっくり起こし)

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 今年の第1回はちょっとイレギュラーですけれども、元日の紙面と大晦日の紙面、それぞれちょっと紹介したい記事がありまして。

 まず朝日新聞、元日の記事なんですが。
 虎ノ門ニュースをご覧になる方で朝日新聞を紙で購読されてる方はほとんどいないと思うんですね。
 だからこそ、伝えるべきは伝えていきたいと思うんですけど。

 1月1日の記事は勝負所。
 今は薄れたかもしれませんが、僕が記者の時代は重要課題で、特に政治部に上がってからは、毎年のように政治部長から、全国の一面トップを全て飾る特ダネはないかと、11月中から…。
 何回か元旦紙面トップをはりました。

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 今年の朝日の元旦は、昭和天皇の御宸筆(ごしんぴつ)の原稿が見つかったと。
 僕のルートで確認すると、これは本物です。
 宮内庁ということがはっきり刷られた罫紙。
 宮内庁用のもの。
 お書きになった字も、間違いなく実際に昭和天皇がお書きになったもので、これ、御製というものがあります。
 陛下のお詠みになる和歌を御製と申しています。

 まず陛下(昭和天皇)が御宸筆でお書きになって、それを関係者がご自分の文字で、要するに書き写して、それを和歌の専門家にお見せになって、陛下が率直な表現なさってるんですね。
 悲しいと思われれば悲しいと、お辛いと思われればお辛いと、歌にそのまま入れられていて。
 一般的な和歌の原則は、直接的な表現を避けますから。
 そのように書き換えられて発表されて、印刷もされるわけですが、これは、その前ですね。

 だから、陛下が御宸筆でお書きになって、ご自分でいわば推敲なさり、ちょっと驚いたんですが、ご自分で解説なさってるんですね、ご自分の歌の本当の意味を。

 それを受けて、同じ日の社会面に、もと文藝春秋の半藤一利さん、しっかり時代を検証なさる立派な作家でいらっしゃいますが、同時に護憲派として今は知られている方ですね。
 この方に解説を頼むのはいかにも朝日新聞ですが、半藤さん、さすがだと思うのは、公平に…。

 半藤さんは2首紹介してますが、見つかった昭和天皇の御宸筆の御原稿は、とても歌が多くて、250首ぐらいある。
 発表されたものもあるが、されてないものが211首もあるんですね。
 これも間違いない。
 その中から半藤さんが選んだ2首のうちの1首が、僕も正直驚きました。

「その上にきみのいひたることばこそおもひふかけれのこしてきえしは」

 「きみ」とは、安倍総理のお祖父様の岸信介総理のことなんです。
 しかも、岸信介総理が亡くなった時に、陛下(昭和天皇)がお詠みになっていた。

 そういう歌があること自体、驚くでしょ。
 しかもこれズバッと、岸総理の60年安保、安保条約改定、あの未曽有の大騒動の当事者、あるいは責任持ってそれを遂行された、安保問題をお詠みになっている。
 「きみのいひたることばこそ」、つまり岸信介総理のおっしゃった言葉こそ、「おもひふかけれ」、思いは本当に深かったのであって、それを世に残して、(岸総理は)逝去なさったんですね、と。
 
 しかももっとびっくりするのが、昭和天皇ご自身がご注釈として、この言葉というものが何かということを書かれていて、「言葉は聲なき聲のことなり」と。
 声なき声というのはまさしく、未だに岸信介総理が一番非難されてることですよね。
 国会周辺ではあれほどデモが起きているけれども、銀座や後楽園球場はいつも通りだとおっしゃったと伝えられていて、いわゆる、今風に言えばサイレントマジョリティ。

 もともと日米安保条約というのは、1951年の段階から考えると、全く不平等で、アメリカは(日本国内に)自由に米軍基地をつくることができて、日本政府はそれに一切介入できなくて、しかも、アメリカに日本を守る義務がなかった。
 これで日米安保条約と言えるのかというね。
 それを改定を重ねたのが、岸総理含む日本政府の努力だったわけですよね。
 それを、そこまでお考えが深かったかどうかは別にして、声なき声があるとおっしゃって。

 歴史的評価が未だに分かれている、というよりは、悪し様に言う人の方が、むしろ学者、評論家、コメンテーターに多い。
 ところが、昭和天皇が「聲なき聲のことなり」と注釈をおつけになった上で、「きみのいひたることばこそおもひふかけれ」と。

 半藤さんがどう解説なさってるかというと、「複雑な気持ちにとらわれる」と。
 その後、強調されてるのは、「昭和天皇は生涯、大元帥としての自分がなかなか抜けなかったのか」と。
 僕は愕然としたが、これは半藤さんが文章で朝日新聞に寄稿したのか、記者の聞き取りなのか、判然としない面もあるが、実際にお書きになったものだと思う。

 すると、「自分」という表現はあんまりにもあんまりだし、それから陛下はもともと日米戦争に反対なさっていたというのは、今は歴史的に隠れもない事実であって。
 反対なさっていたけれども、立憲君主制ということを尊ばれて、具体的な介入を避けられたというのが一番中立的な解釈ですよね。

 それを岸信介総理の、1960年ですよ? もう敗戦から15年を経て、その段階で昭和天皇がいつまでも大元帥としての意識が抜けておられなかった?
 そうですか?それは大御心に沿ってますか?
 僕は全くそう思えないんですよね。
 ひょっとしてこれ聞き取りで、朝日新聞の記者が朝日語に書いたのかとも思いたいぐらい。

 それでもやっぱり半藤さんはどこかにはフェアな考えをお持ちだと思うが、陛下が、「日米の集団的自衛を定めた安保改定に賛成の気持ちを持っておられたのだろうか。それをうかがわせるような直筆の言葉が残されていることに心から驚いている」と。

 これをごく客観的に言えば、大御心として、平和に寄与する日米安保条約の改定だということを、昭和天皇が本当は、たくさんの艱難辛苦をくぐってきて、敗戦も直接全身でお受け止めになった御立場から、そのように考えられていたということが窺えると言うべきだと思う。
 そういう意味でこれは非常に大事なニュース。

※元日の朝日新聞記事「昭和天皇の直筆原稿見つかる まとまった状態で初めて」はこちら。
※半藤氏の「寄稿」は朝日新聞デジタルでは有料記事となっています。こちらで見る事ができます。


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 大晦日の産経新聞。
 元旦じゃなくてあえて大晦日に打ったのがこれです。
 「硫黄島遺骨 新レーダー探索」。
 実はこれは、宣伝のためじゃなくて、「ぼくらの死生観」の書き足しの部分、362ページあたりから、こういう風になりますと書き始めてることが現実になったというニュース。



 記事の概略を言えば、硫黄島でご遺骨として取り残されてる方が、1万1500人ぐらいいらっしゃる。
 この記事に、「島内に敷設された滑走路の地下に遺骨が多く埋まっているとみられる」と。
 滑走路の引きはがしは急にはできないので、今までは地下を探査するレーダーでやってきたけれども、それを新型に変えると。

 すでに国会答弁に出てますが、滑走路周辺で約300人のご遺骨が見つかってるんですけれども、一昨年の12月に、本の中で詳しく書いたが、365ページに、探査レーダーで滑走路の土中に何か異物があるという反応が出たと。
 産経の記事と数字は違うが、どっちが正しいとは無理には言いませんが、調べ方が違う、あるいは数え方が違うと言ってもいいです。

 が、実際に遺骨を収容できたのはわずかにお2人、これはレーダーによる探索で収容できたのがっていう意味なんですが、これは平成28年11月に、滑走路の下の壕に入っていったら、プロの自衛隊員があまりにも熱風が激しくて火傷を負ったと。
 いったん中止して、熱対策を講じて、一昨年12月に調査再開したら、お2人の遺骨を発見したと。

 それも産経の記事に書いてあって、それもきっかけになって、新型レーダーを予算を投じて開発して、今月からテストが始まって、4月から現地に投入すると。
 この本に、今までの経緯と見通しを全部書いています。

 だからこの本に書かれてあることが本当のことだということの立証でもあり、実は、一番最初は2007年のことなんですよね。
 363ページに書いてますが、2007年5月29日、松岡農水大臣が自決なさった翌日の昼に、安倍総理とワーキングランチ、2人だけ、その場で不肖私が提案した計画、これは滑走路引きはがしのことです。
 総理は怒った。
 内閣が大変な時に、外交・安保について聞きたい時に、なぜその話かと。

 その後、内閣総辞職になり、私の話の真偽を調べ、すべて冷厳な事実だと把握して、再登板後の内閣で硫黄島の英霊を全員、故郷に取り返すと閣議決定したと。

 この後、海外にいらっしゃるご遺骨も含めて法律も作ったわけですが、その時に、滑走路の引きはがしに500億円かかるとしても、10年計画でやろうと。
 それを実は、その後で大臣なさった丸川珠代さんにお話しになって、丸川さんがふと、僕が硫黄島の資料をたまたま手にしてるのを見て、そう言えば総理が500億円の話をされましたよと。
 僕は丸川さんの名前言わなかったけど、そこからかかってる話なんですよ。
 だから11年以上かかって、ここまで来たんですよ。

 関心ある人はこの本で確認してほしいんですが、だからと言って、大きな前進とは言えないんです。
 不肖僕の提案から始まって、でもその後は、栗林中将のお孫さんである新藤義孝元総務大臣、それから超党派の皆さん、だってこの記事にも出てますが、民主党政権の時からも頑張ってるわけですからね。
 そういうたくさんの人の努力があってここまで来たんですが、しかしこれは本当は地下レーダーが数メートル下まで見れるようになるだけであって。

 しかも、その後、僕が勝手にアメリカ行っていろんな調査をし、アメリカの生き残りの人などに話を聞くと、やっぱり海中に捨てた亡骸もあったり、それから滑走路を仮に引きはがしたとしても、その下に、さっき言ったように、壕に入ってプロの自衛隊員が火傷をなさるという状況だから、無防備で横たわってるご遺骨が70数年でどのようになったか。

 東京大学や京都大学、東京理科大学まで行って、どうなるかを調べて回った。
 国会議員になった後も行きました。
 ところがそういうことを本当にぎりぎり研究した学者はいない。
 関連はありますよ、古生物学とか。
 逆に70数年前で、土中が熱風の当り方によっては、軍用の温度計で90度超えることもあった。
 その状態でしかも上にどんどん飛行機が離発着をくり返した時に、人間の骨がどうなるかは、膨大な実験をしないと分かりませんと。

 海外で聞いたらと言われましたが、海外はもっとないんじゃないですかと。
 これは示唆に富んでいて、特に先の大戦で、祖国のために亡くなった方のご遺骨は、海外では最後の1人まで取り返すわけですよ。
 敗戦、勝利、関係なく。
 それをずっと放っておいて、それからさあどうしましょうかという話っていうのは、海外ではまずあり得ないから。

 文献もなくて…。
 もし情報ある方は教えてほしいんですけど。

 話を戻すと、滑走路を、総額500億円かけて、結局あまり見つからなかったとなると、反日…、今ですら「滑走路からは1体も見つかってない」と平気で嘘を書いている人がいる世の中ですから、それも外国から膨大な資金の提供も、どなたに渡ったかも含めて、資金の提供があることは事実なので。

 要するに硫黄島からご遺骨が帰ってきて、僕がずっと提案してる通り、できれば地域に戻り、身元が分からなくても全国の小学校を回り、子供たちにこうやって、みんなのために、それも自分の家族だけじゃなくて将来の私たちのために命を捧げた方々がいらっしゃって…。

 アメリカ軍は5日で硫黄島を占領して、本土を爆撃できると思ってたら、少なくとも36日間組織的な抵抗が続いて、あえて単純計算すれば、遅れた36日分から生まれたのが私たちで、それは敗戦後に生まれた私たちの全ての命に共通するものだということを、子供たちに教える。

 それが日本が憲法改正し、主権国家として、尖閣も守り、竹島、北方領土も取り戻すという国になる方向になるのを嫌がる中国、あるいは韓国も含め、そういう勢力とお金で結ばれた日本国内の悪しき人たちがいるから、500億円かけた時に、たとえば1万5000人が全部見つからないと、ほら無駄遣いだ、軍国主義だ、ビジネスだ、歴史修正主義者だと、慰安婦だ、南京だと、話を広められるということに必ずなりますから、イケイケドンドンで言ってるわけじゃないんです。

 第一歩として産経がちゃんと、産経はしかも、あえて言うとこれ特ダネとは言い切れないんですよ。
 これずっと議論積み上げてきたことなので。
 だから丁寧に取材してればこういう方向になると分かるので。
 だから元旦紙面に特ダネとして持ってこないで、あえて国民に問う形で大晦日に掲載したと思う。
 産経の健全な良識が働いてると思います。
 
※大晦日の産経新聞記事「硫黄島遺骨 新レーダー探索」はこちら。


(1)安倍首相が年頭所感 「日本の明日 切り開く」

(ざっくり起こし)

 外交面は、記事の後半に書いてある。
 これは記事の定型スタイルで書いてるだけ。
 年末年始の総理の会見やテレビ出演、選挙区帰って墓参りされた時のお話でも、北方領土交渉にどれだけ力入れてるのかよく分かる。
 それは衆議院解散の理由にもなるわけです。
 二島返還が主体になるって方向で、今、動いてますから、国民に聞かないわけにいかないですよね。

 もう一点は、消費増税。
 見送りもありえます。
 それは総理は決意なさってません。
 僕の責任で、僕の情報だけで申しますが、決意なさってないけど選択肢の中にはあります。

 それはそうですよ。
 これから円高が進行していく恐れが十分あって、世界経済は米中の激突でまことに今年は不安定で、委細構わず増税必ずしますと言う方がどうかしてるよっていう話だから、選択肢にあるのは当たり前なんですよ。
 軽減税率もうまくいってませんし。

 衆議院解散の理由にはなるんですよ。
 国民に信を問わなきゃいけない。
 でも同時に北方領土も非常に大きい、総理は力入れてるのに、それを(共同通信は)頭に持ってこないで、後ろに置いてるわけですよ。

 年頭所感は内政からまずやって、後に外交くっつけようという敗戦後の日本の特徴。
 もうはっきり言うと外交・安全保障は戦勝国アメリカにおまかせですと。
 日本内向きの内政やって、アメリカの言うこと聞いて外交・安保やればいいんだっていうのが濃厚に…。
 だから後ろに置いてるが、本当は前に出てくるべきこと。

 僕は感心するのは主権者の意識が高い。
 ブログに来る書き込み、一時期は入管法、水道法、妊婦加算だったが、年末年始からずっと北方領土、圧倒的に。
 感銘を受けるぐらいに素晴らしい文章もある。

 総理がどうしてこんなに二島返還優先にまで傾いて解決を急ぐのかというと、つくづく最近思うんですけど、安倍総理独特の政治カンっていうのもあるんですね。
 これ僕、二島優先を支持してるって意味じゃないですよ?
 独特のカンがあって、それは外交でも内政でも実はあるんですよね。

 たとえばこないだの、終わったばかりの、秋冬の通常国会(臨時国会?)、僕は北國新聞のエッセイに血の出るような国会だったと書いたが、それはひとつにはあの短い会期で、入管法、水道法、漁業法、少なくとも重大な法改正3つ入れ込んで、一体どうするつもりだというのがあった。

 ところが安倍総理の独特の政治カンでは、通常国会は長いようで長くないと。
 1月に開会して、3月いっぱいまでは予算審議だけ。
 4月以降は4月30日のご譲位、5月1日のご即位っていう、大変なことがあり、その後は6月末にG20が初めて日本で開かれて、アフリカ開発会議も年内に当然日本で開かれたり、あるいは7月の参議院選挙があったりで、通常国会はおそらく延長もできなくて、とにかく臨時国会ぎゅうぎゅうづめでも、安倍総理にとってはやるべきこと、安倍総理にとってはその34万5000人の外国人をとりあえず入れるのが移民になるはずがないと。

 これは直接総理にお考えを確認してるんですが、34万5000人でどうして移民国家になるんだと。
 むしろ技能実習生や留学生の受け入れ拡大って言ってる間に、外国人労働者は120万人を超えて、外国人は260万人を超えてるのに、34万5000人でなぜ移民になるんだっていうのが総理なりの考えで。

 とりあえず当面の人手不足を何とかしないと、やっていけない所もある。
 例えば、直近でまた地震があった熊本もそうだし、洪水被害があった岡山県の真備町で、家が建たないんですよ。
 NHKでも確かやってたが、それ本当で、普通に大工さんが来れない。
 本物の人手不足。

 本当じゃない人手不足を言ってる人も中にはいる。
 それを自由民主党の法務部会で建設業界の人が逆にきっちり、いわば指摘なさったりしたが、真備町の現実を見ると実際に元の家を建てられる大工さんがいなくて、本当に困り切ってる。
 どうせなら大阪や東京へと、また人口流出になるような事態が起きてるから、安倍総理から見たら、青山さんの言うことはよく分かるけれども、34万人で(移民に)なるわけはないと。
 僕らはそれが蟻の一穴になることも含めて、きちんと阻止すべきだと。

 だから法案修正に僕は動いたわけですけど、安倍総理にしたら、人手不足解消しなきゃいけないし、水道は大阪北部地震でよく分かったじゃないかと。
 あれだけ水道管傷んでるのに、大阪のような財力のあるところでも、ちゃんと老朽化への対応ができてないから、断水もするし回復も遅れてるじゃないかと。
 それで責任はあくまで自治体が持って、運用権だけで…、チャイナはちゃんと警戒すればいいんであって、水道法の改正は必要だと安倍さん思ったわけですよ。

 漁業法はもともと網元っていう日本の伝統を潰すのがGHQの政策だから、安倍さんが一時期アメリカから警戒されたように、GHQの政策をひとつひとつ潰していくっていうのが、本来の役割だと思ってらっしゃるから、漁業法も民主化の名のもとに網元を潰したっていうのもう一度方向を正していきたいと。

 妊婦加算は安倍さんがちゃんと目配りできてないってことだったと思います。
 ただし医療機関が妊娠なさってる女性にちゃんとケアするのにそれなりの費用がいるのは事実なんで、だからやめないって話じゃなくて、ちゃんと公費で負担するようにすべき。

 それを臨時国会でギュッと入れといて、通常国会で何するかが、まず基本的に北方領土だと思ってて、その北方領土を急ぐ理由が、チャイナなんですよ。
 僕は第1次政権の当時から言ってるんですが、安倍外交の本体は、中国の跳梁跋扈、中国がきちんとご自分の国を良くするために、国民の幸福のためになさってることは断固支持するけれども、人の海に入ってきたり尖閣を侵したり、南シナ海でベトナムやフィリピンやその他の国々の主権を侵したり、そういうことは許さないと。

 しかも独裁国家のチャイナが、一帯一路の名のもとに全部をコントロールしていくのも許さないと。
 アジアの自由と民主主義の担い手は日本だから、その責任果たさなきゃいけないから、対中外交がメインなんですよ。
 中国はそれを知ってます。
 だから安倍さんの根元を腐らせようと思って、色んな工作をやってくるわけで。
 そうすると、安倍総理が○○○すべきなのはアメリカだけなのかっていうのが、総理の考えなんですよ。

 トランプさんの間はまだしもね、トランプさんもいつ変わるかわからないけど、アメリカ、逆に民主国家だから。
 習近平国家主席はすでに終身主席みたいなことを平然と…(笑)。
 笑っちゃうけど笑い事じゃないアジアの現実、あるいは世界の現実なんですよ。
 トランプさんがどんなに大暴れしても最大あと6年しかないわけですよ。

 そうすると、安倍総理としては、日米安保を機軸にするのは正しい、トランプ大統領の活力をちゃんと使うのも正しい。
 でも中国の背後、中国の後ろにいる大きなクマのような存在はロシアだから、ロシアと手を組むのは中国ということを考えれば一番正しいと。
 しかもロシアの関心事は本当はヨーロッパだから。
 しかも今、北極海の氷がかなり溶けたんで、北極海とヨーロッパなんですよ。

 したがって、日露戦争っていう歴史はあるけれども、ロシアが中国みたいに、日本の何もかもを奪いたい、たとえばロシアが沖縄を奪いたい?
 それはさすがになくて、特にプーチン大統領はあのクリミア半島やあるいは黒海周辺の問題、あるいはウクライナ、ヨーロッパの方に目が向いてるんだから、逆に言うと、ロシアとは、中国を挟み撃ちにできるって、これは地政学の基本ではあるんです、確かに挟み撃ちっていうのは。
 だから北方領土は本来は妥協してはいけない、僕も妥協してはいけないって意見に変わりありませんけれども、安倍総理の真意はそこにあるわけです。


(2)安倍首相 改憲議論進展に期待

(ざっくり起こし)

 まず年頭所感で安倍政権の本願中の本願、もちろん忘れたわけじゃなくて、理由があって触れなかった。
 NHKの番組ではなぜ触れるのか。
 公明党との裏交渉の結果ですね。

 自公連立は当たり前になっているけれども、本当は公明党の影響で憲法改正は遅れてます。
 一昨年の5月3日に、安倍総理が突如、9条はそのままで…とおっしゃったのも、あとで僕が調べたら、自由民主党の高村さんと公明党の北側さんが水面下で協議して、それを山口代表と安倍総理に上げて了承を得て、その上でのこと。

 本年、皇位継承っていう日本の柱の中の柱の重大行事が、それから一歩間違うと24年間衆参ねじれてしまう参議院選挙、それから重大な国際会議…。
 じゃあいろんな課題は来年に持ち越す?
 来年は夏にオリンピックがあるわけです。
 オリンピック終わってから、秋冬で一生懸命やりましょうって話にはなかなかならない。
 まず景気の落ち込みを、2025年の大阪万博もテコにして建て直さなきゃいけないと。
 本当は今年も来年も経済が一番重大事態なので。
 円高がおそらく始まっていくから。

 それを考えるとですね、本当は総選挙は今年やるしかないんですよ。
 2021年まで持ち越すんですか?
 2017年10月に総選挙が行われているので、任期は4年ですから、法的には可能だけども、常識的に言うと、それまでに国民の信を問わなきゃいけないことは多々あるじゃないですか。
 そうすると、どうせ今年しかないんですよ。
 それで参議院選を7月にやって、他の月に衆議院解散やるんですか?
 同日選挙やらない方が不思議なんですよ。

 本当はもう決心、覚悟はできてると思います、あえて言うと官邸は。
 総理はと言ってないですよ、個人の問題じゃないから。
 最終的には総理が解散権をお持ちですが。
 もし解散できなかったとしら、これ政治的にむちゃくちゃ弱体化してて、解散も打てない内閣だってことです。

 公明党と折衝する時に、争点を憲法改正にしてくれるなと。
 自由民主党はいちおう4案まとめてるわけですから。
 9条に「自衛の措置は妨げない」っていう非常に大切な一文も入っていて。
 争点にするってことは、自由民主党はそれを置き去りにするわけにいかないですから、連立してても公党ですから。
 でも公明党はそれを受け入れられないですよね。
 一緒に選挙できるのかって話になるでしょ。

 だから今年は選挙があるからこそ、これはもうはっきり言うと、棚までは上げなくても、テーブルの上に出てるけど、食べないと。
 だからこのニュースで言うと、安倍さんが、各党が考えを持ち寄るべきだと、骨太の議論が国会で求められると、おっしゃってるが、つまりこれは議論してましょうと。
 公明党は公明党の考えを言えばいい、自由民主党は自由民主党の考えを言えばいいと。
 今、それ言えないわけですから。

(中略。国会で憲法審査会が機能してない件、拉致事件と絡めて憲法9条改正の必要性など)

 話を元に戻すと、これに怒り狂う主権者いっぱいいらっしゃって、むしろその方が健全ですが、選挙の年には、「これ(改憲)はできまへんわ。無理でっせ」。

(中略。中曽根総理の総理番してた時に、総理に関西言葉を標準語にしませんかと真面目に言った話、関西言葉に含まれたたくましさ、柔らかさの話など)

 僕は悲しいですよ、今年改憲が進まないであろうというのは。
 でもこれは安倍総理が関西人だったら、「これは無理でっせ」「選挙に勝ってからやで」。

 ただし、話を戻すと、公明党と連立組んでそれで数を数えてるから、だから改憲でいつも足、当然引っ張られてるわけです。
 軽減税率もそうですよね。
 公明党は支持母体の創価学会との関係からしても弱者対策が基本ですから、だからばらまきと言われようが、そういうものが出てくるわけですよ。

 見かけ以上に実は自公連立でものすごく自由民主党の政策が形を変えられてるのは事実なのに、自由民主党の議員がそれを見ようとしないんですよ。
 もっとタブーを言うと、何で今年っていうか今月中に「日本の尊厳と国益を守る会」を、前は「勉強会」だったのに、勉強会を外して「守る会」に変えようとしてるのかと言うと、何で北海道や対馬が外国人に荒らされる状態をほったらかしにしてるんですか?
 もちろんこれは公明党の責任じゃなく、全く自由民主党の責任だけれども。

 特に北海道を始め中国資本が好きなように日本の土地を食い荒らし、気が付いたらある北海道のスキーリゾートがほとんど中国専用みたいになってる現実もあります。
 これは確認できたから申し上げてるんで。

 やっぱり公明党、創価学会は非常に中国に近いのは事実です。
 公明党がそれで何か形のある妨害してる事実はないです。
 でも、自由民主党の議員が気にしてるのは間違いない。

 だから実は僕は自由民主党の議員になって初めてよくわかったのは、何でこれだけ北海道が、特に中国に荒らされるのを平気で見てんのかと。
 何度も議員立法をいろんな自由民主党の議員がやろうとして、これが潰れてんですよ。
 これは名誉に関わる事だからはっきり言っときますが、公明党が潰した実はゼロです。
 そんなことできるわけないです。
 そうじゃなくて自由民主党の議員が気にして、自分で引っ込めてる、自分で。

 どなたが潰したかってことも把握してます。
 名前言いませんが、すごく意外な人です。
 でもその人にはその人の考えがあって、青山くんの言うようなことやってると、選挙に負けると。
 選挙に負けたら、政権がなくなったら、あの民主党政権の3年間のような苦痛を国民に強いるのかと。
 だから公明党の考えを汲んで、適切に行動すべきだと。


(★)お知らせ

※第86回 独立講演会
 2019年2月2日(土) 受付13:00〜 開演14:30〜19:00(予定)
 京都劇場
 募集期間 1月10日(木)正午まで
 詳細は、独立総合研究所HPまたは青山繁晴さんのブログを

※「ぼくらの哲学2 不安ノ解体」当初は2019/2/1発行→2月中に…とのことです。


※「青山繁晴のまいにち哲学」絶賛発売中!


※「ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う」絶賛発売中!



(★)トラ撮り! コーナー

★AGU(アメリカ地球物理学連合)

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※12月、招待講演者に選ばれた青山千春博士のメタンハイドレートの発表。
 冒頭で福岡浩教授追悼。
 千春博士の学生さんたちも随行。
 パイプラインをどう引くかについての学生の発表は評価が高かった。
 なぜなら世界の最先端の学者は理学的な研究から一歩進んで、実用化をどうするかに関心が行っている。
 いまアメリカはエネルギー省が踏み込んで、ノースカロライナで大西洋の、メタンプルーム(千春博士が発見)の実用化に乗り出している。


★福岡での独立講演会

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※クリスマスイブだったが大勢の人が来てくれた。


★新年祝賀の儀

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※国会議員として出席。
 入口までしか撮影できない。
 天皇陛下は一般参賀で国民に向かわれた時とは違い、ものすごく厳しい表情。
 国会議員の責任をこれからも自覚しなさいという大御心だと思う。


☆お知らせ
 ボードゲーム「萌える氷をさがせ メタンハイドレートハンター」
 12月24日(月)10時から予約開始。
 独立総合研究所ホームページ(http://www.dokken.co.jp/)にて。


(3)安倍首相 韓国側へ対抗策指示 徴用工訴訟
(4)防衛省反論「立場異なる」 レーダー照射問題

 正直、韓国は、今の文在寅政権、まことに申し訳ございませんが、国家の体を成してないですよ。
 レーダー照射問題では、また問題発言してしまうけど…

(居島一平:向こう側も映像出してきましたね)

 嘘をつき始めた子供が、嘘の嘘を重ねるために、もう止まらなくなっちゃうというのと同じで…

(居島:上塗りが…)

 特にわが海上自衛隊のP-1が、異様な威嚇的な低空飛行をしてたっていう、これ全くの嘘なので。
 これ韓国が失うだけで、日本は失うもの何もないです。
 これ世界中の海軍、誰もそんなこと信じませんから。

 それでしかも日本がきちんといわば、公平に情報提供して、画像を公開したところ、韓国側も公開したと言いながら、何とその低空飛行したと主張してる、低空飛行した撮影が何もなくて、警告も実は出してなくて、つまり何でもないことで、低空飛行なんて全然してないわけですけど。

 もう自分で自分の首を絞めてて、それを徴用工訴訟って、この見出しもやむを得ず書いてるけど、共同通信がこう書いてるからこうなっちゃってるんでしょうが、徴用工じゃないですし。
 徴用されてませんよ、募集に応じただけなんであって。
 日韓併合っていうのは実はそういう歴史ですから。
 同じ帝国大学もきちんと建ててるわけですから。

 したがって、あまりもう、語るのもどうかと思うくらいなんですが、少なくとも、安倍総理がNHKに出た時の発言なんですけど、これ(徴用工訴訟で対抗策指示)はね。
 安倍さんにしては珍しく、下の紙を事実上見ながら喋られてて、それは外交だから慎重に慎重を期して、内閣で議論した上で話されてんですが。

 これは具体的に差し押さえとか、そういうまた信じられない、不法な…。
 韓国は判決が出たんだからとなってるけど、判決がどう見てもめちゃくちゃなんで、国際法に違反してるんで。
 ということは、それによって差し押さえすると、韓国はよけい追い込まれる。
 自分で自分を追い込んでどこに行くかと言うと、要するに北朝鮮の懐に入るってことになるので。
 それで次の項目なんですよ。


(5)金正恩氏 韓国大統領に親書

 原文を日本語と英語に訳したものを僕は全文読みましたけども、色々入ってるけども、要は1個だけで、年内にソウル行くはずが、行かなくてごめんねって話なんですよ。
 でも必ず行きたいからと。
 これ逆に、そんな親書をわざわざ送ってくるんだったら、何で去年ソウルに行かなかったのかと。
 文在寅さんがあんなに北朝鮮は素晴らしいと言ってるのに、行かなかった方が問題でしょ。

 いつも言ってるとおり、ニュースのしっぽで、これは金正恩委員長がソウルに現れる時には、事実上、統一高麗連邦の首班として、あるいは首領として現れる、その環境がまだできてないから、文在寅大統領よ、もっとこっちに近づけ、もっと頭を下げろ、という親書です。
 新聞各紙、全然報道しないけど、実はそういう深刻な事態ですよね。


(6)中国 沖ノ鳥島沖を無断調査 日本政府抗議
(7)中国船4隻が一時領海侵入 尖閣周辺

 沖ノ鳥島に中国の海洋調査船が入ったんですよ、実際には。
 沖ノ鳥島にその海洋調査に来るっていうのは非常に不自然な話であって、前から中国は沖ノ鳥島は島じゃなくて岩だと。
 したがって日本の領土には値しないし、すなわち領海も日本の排他的経済水域も何も存在しないと主張しててですね。

 で、海洋調査に現れるっていうのは、それは日本のものじゃないっていうのをアピールするのと同時に、僕のブログにいただいた一般の人と思われる書き込みで、中国は沖ノ鳥島をどうにかしてしまうんじゃないですかっていう、ご質問いただいてるんですが、これ実は前から…。

 前というのは、12年ぐらい前から実際北京で、中国解放軍の将軍たちと話してる時に、この当時ね、中国はこれから空母を持ちましょうって話だったんですよ。
 その時にフランスが空母を売ろうとしたりするから、僕は当時民間人ですけど、フランスの海軍と国防省まで行って、大喧嘩で交渉して、幸い、売買契約は実現されませんでしたが、そのあと中国はロシアが持て余してた旧型空母を、カジノに使うって嘘ついて、もう嘘ばっかりなんですけども…

(居島:遼寧、そうでしたよね)

 それを今いわば格好悪い空母にしてるわけですよ、ジャンプ台つきのね。

 あの空母を持つ前に中国の将軍たちから僕が聞いたのは、空母持ちたいひとつの理由は沖ノ鳥島に乗り上げると。
 それで僕がそれは戦争行為だって言うと、いや、これは事故だと、海でたくさん事故があると、いう話をしてたんですよ。
 12年前ですから、今の解放軍や共産党とは違うと言っても、そういう底意があることは考えなきゃいけないんで。
 そういう意味では深刻な事態なんですね、沖ノ鳥島も。

 それから尖閣はここに書いてあるとおり、領海に侵入してるので、領海に侵入して、警告したら機関砲のようなものを抱えて、出ていったっていう記事が今回も出てるわけですが、これはいつも言ってるとおり、英語で流されてる国際ニュース、中国側が配信してる国際ニュースでは、中国は、自分たちの島の中国の領海を普通にパトロールしてて、日本のけしからん巡視船その他を追い払ったというニュースをやってんですよ。

 たとえば共同通信は海外のニュースを翻訳して、日本に紹介する役割があるはずなのに、全然紹介しないですよね。
 そういうアンフェアな配信の仕方は僕は良くないと思いますね。


(8)軍事闘争準備を指示 習氏
(9)中国が独自GPS運用開始 全世界で

 これ見たら、中国は世界で宇宙戦争でもやるつもりかと思われるでしょうが、まず軍事闘争準備って恐ろしい話は、北京で中央軍事委員会って会議があって、そこで習近平国家主席が、軍事闘争の準備を行えと実際に指示したんですよ。

 僕が読んだ新聞紙面だと、ほとんどがアメリカを牽制したと書いてあるんですが、アメリカなんか牽制してませんよ。
 ていうか、そんなことはできません。
 米中の軍事力は、少なくとも在来型、つまり宇宙戦争を別にすると全く相手にならないです。
 だからそこと戦争しろってことは誰に向けて言ってるかと言うと、これはアメリカとアメリカ軍に向けて言ってんじゃなくて、国内に向けてるだけです、国内向け。

 だから中央軍事委員会で演説してるんであって、これ何でそういうこと言わなきゃいけないかと言うと、実は米中の貿易戦争で中国は今、だだ降りで、アメリカ様の言うもの何でも買いますというようなこと言って、トランプさんけっこうご機嫌になってるわけですよ。

 トランプさんのご機嫌は一瞬で変わるから、全然その中国も信用できないで困ってるわけですけども、それだけ妥協してるってことが今はさすがに中国でもネットで広がるから、戦争の準備もしてるんだと、軍事闘争を準備してるんだと内向けに言ってるだけで、中国がいかに弱ってるかということ。

 その下の話は、そういう表向きの話と違って、あの月に降り立ったアメリカも、例えば月の裏側までは実は行ってないと。
 年初のニュースでご覧なったと思いますが、中国は無人機と言っても月の裏側に探査機を送り込んで、ひとつは、月にあると言われる資源をやがて奪う時代が来るから、それ狙ってるとも言えるけれども、アメリカは実は、アポロ11号が月に着陸してからモチベーションを失ったわけですよ。

 いちおう宇宙開発の熱気が冷めて、最初ソ連に先を越されて、ワーッとなっていっぱい国家予算使ったけども、その後11号が月の上でジャンプしたり、あれ嘘だって映画が出たりして、熱気が衰えて、だから宇宙についてはイメージほど進んでないんですよ、宇宙開発ってもともと軍事目的ですけども。
 だから中国はそのGPSも含めて、宇宙の支配を狙ってるってことなんです。

 それは軍事も民間も共用なんですよ。
 もともとインターネットも軍事目的ですから。
 だから日本の国防予算が今5兆円では全く間に合わないと僕は言ってるわけですよ。

 じゃあその宇宙もアメリカに任せるんですか?
 そしたら日本人はアメリカと中国の思うままじゃないですか。
 空の上からずっと狙われたら。
 お子たちが大きくなる時には私たちは地底人になるんですか?
 地底に逃げても地中貫通弾がやって来ますよ。

 それ考えたら今の5兆円は、ローン払いと人件費でほとんどなくなってんだから、ちゃんと10兆円にすべきだと言ってるのは、絵空事言ってなくて、僕は防衛産業からも1円も政治献金受け取らないからこれを普通に言えるんです。


(10)ロシアが北方領土に防衛線 ミサイル増強構想

(ざっくり起こし)

 構想だけじゃなくて実際に、具体的に、少なくとも準備は始まっていてですね。
 これ今日言うかどうか迷ったんですが…、これは実はロシア側に聞いたんですよ。
 ロシア関係者に現地の裏事情を聞いたらですね、歯舞・色丹は、ロシアは中国に渡す気あるとしか思えないと。
 ロシアの内部からの見方として。

 というのは、まず軍事的な状況の具合が、歯舞・色丹と、国後・択捉は全然違うと。
 国後・択捉は、あれだけロシア軍が重要拠点にしてしまうと…。
 というのは、北極海に抜けていく中国の動きとしても重大なことになってるから、国後・択捉はものすごく軍事的に増強してると。
 歯舞・色丹は、軍事も、部隊はいるんですが、いつでも動かせて、固定的にこれから永年がんばりますというものはほとんどないと。

 それ考えたら、国後・択捉を返そうとする意思はないと。
 歯舞・色丹は逆に条件によっては脈があると。
 それが安倍さんの現実認識でもあるんだろうなと思いますが、これはロシア側に聞いたらそういうことですね。


(11)熊本で震度6弱 48カ所で被害

(省略)


(12)東証急落 452円安 大発会3年ぶり下げ幅

(ざっくり起こし)

 基本的にトランプ政権の影響大きくて、米中貿易戦争はアメリカの勝ちだが、ということは行き場を失った中国経済がどこへ行くのか、誰もまだ分からない。
 10億人のうち数億人が水洗トイレを一度も経験したことがない。
 それが内需として振興されればいいんだけど、そういう人たちが教育を受けて知識がついてネットも使えるようになると、共産党政権がもたない。
 どこに行くのかという問題を考えると、日本経済に大きな影響が出て来る。


(13)テニス 錦織 3年ぶりツアーV

(以上省略)





 ____________________________内容紹介ここまで


 私は朝日新聞を購読しておらず、電子版もほとんど見ないので、今回の昭和天皇のお話は初めて知りました。
 「虎ノ門ニュース」を見ていなければ、ひょっとしたら今後も知ることがなかったかもしれません。
 青山さんには感謝です!(*^o^*)

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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
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※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし




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