定型業務の目標 | 人事コンサルタントのブログ

定型業務の目標

 事務職の場合、毎年同じ仕事量だけやっていて、変動の有り様がないので考課も毎年同じとなってしまいます。事務職や定型業務において目標をみつけ評価を上げるようにするには、どういう方法がありますか?

 昔のチャレンジ型の目標管理では、通常業務以外の別の課題を目標に設定するという考え方でしたので、定型業務従事者は目標設定がしにくく,また「ネタ切れ」や「マンネリ」になってしまうようなことがありました。

 今の評価連動型の目標管理では、通常業務そのものを目標に設定しますから本来行うべき仕事をそのゴールを明確にして、それを目標に設定します。

 具体的には、今行っている仕事を大きく3~4つに区分します。その区分した仕事をしっかり行うとはどういうことか、どうなったらしっかり行ったといえるのかを明確にします。あとから計測できるように表現したものが目標です。

 これ以外に、1~2程度、通常業務の水準をレベルアップする目標(精度や効率)や部下後輩指導に関する目標を設定します。

 これで5つ程度の目標が設定できます。評価を上げるには、これらの目標を期待水準を上回るように達成することです。

 

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