玉城デニー氏は20日、記者団に「出馬に向けてどのような環境が整うかだ」と述べ、翁長氏が初当選した2014年の前回選で実現した保守と革新が共闘する「オール沖縄」態勢の支援が出馬の条件になるとの考えを示した。
ということは出馬の条件は、2014年知事選の「オール沖縄」体制が維持されているということ。
ズバリ言えば公明党が「オール沖縄」を支援するか否かだ。
きょうの沖タイ紙面から知事選関連の見出しを拾ってみよう。
■一面左トップ
普天間停止で政策協定
佐喜真氏と公明党本部
辺野古は触れず
■二面トップ
公明県本、県政奪還優先
佐喜真氏と協定
曖昧方針が合致
玉城氏週内にも出馬表明
翁長県政の継続に意欲
かりゆし、自主投票方針
聴聞の報告書完成
埋め立て承認撤回 判断材料そろう
謝花氏に「撤回」君に頼む
翁長氏、生前に託す
工事中断の損害 国が請求を検討
県が承認撤回なら
★
見出しを見ただけで興味津々の「撤回サギ物語」だ。
翁長知事の「遺言」は神の声では無い。
知事後継者は当然選挙の洗礼を受けるべき。
民主主義の日本で、病死した知事の「音声」データを、あたかも神の声で有るかのように「後継者」として報道する沖縄2紙。
音声データとして公表されたのが、死後一週間というのも不可解な話。
だがもっと不可解なのは「音声」による「遺言」には記録の無い「撤回」の遺言が死後12日の昨日公表されたことだ。
今回の「神の声」は「撤回は君で頼む」だったらしい。
果たして、謝花副知事は「撤回」という不発弾を暴発させる覚悟は有るのか。
「撤回は君で頼む」 翁長知事、生前に謝花氏に明言 謝花氏「覚悟している」
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、8日に死去した沖縄県の翁長雄志知事が生前、埋め立て承認の撤回について謝花喜一郎副知事に対し「自分でやりたいが、もしものことがあったら君に頼む」と発言していたことが20日分かった。謝花副知事が同日午前、県庁で記者団に語った。
翁長知事の死去を受けて知事の権限は職務代理者の富川氏が引き継いだが、埋め立て承認の撤回の権限は17日付で、従来から辺野古問題を担当する謝花副知事に委任された。
謝花氏は撤回について「土砂投入の動きがあれば富川盛武副知事や与党と相談して毅然と判断する」との考えを示したが、撤回時期は明言しなかった。
撤回に踏みきった場合に政府が工事停止などの損害賠償を請求する構えを見せていることについて「そういうことも含めて私は覚悟している」と述べた。
☆
謝花副知事が委任されたのは、あくまで準拠法に基づく知事権限の範囲内のはず。
>埋め立て承認の撤回の権限は17日付で、従来から辺野古問題を担当する謝花副知事に委任された
では、撤回の権限は準拠法に基づく知事権限なのか。
埋め立て承認の準拠法・公有水面埋め立て法を担当する土木建築課は、埋め立て撤回を困難と判断していた。
したがって、「撤回」を実行するのは知事の権限外として、知事の政治判断に属する案件。
謝花副知事が撤回を実行することは選挙の洗礼を受けていない副知事としては知事権限の逸脱ではないのか。
>撤回に踏みきった場合に政府が工事停止などの損害賠償を請求する構えを見せていることについて「そういうことも含めて私は覚悟している」と述べた
謝花副知事は「覚悟をしている」などと大見得を切っているが、翁長知事の音声データで、後継者から外れている謝花副知事が、敢て「撤回」という不発弾の処理を実行するとは考えにくい。
何よりも知事の死去直後の記者会見で、謝花副知事は翁長知事の遺言で「撤回は自分で」と述べている。
沖縄県、きょう聴聞実施 承認撤回 翁長知事「しっかり頼む」
翁長雄志知事の死去を受け、謝花喜一郎副知事と池田竹州知事公室長は8日夜、入院先の病院で、知事の遺体を乗せた車の前で記者会見した。生前の翁長知事に最後に会ったのは8月4日だったと説明した謝花氏は、その際に知事から辺野古新基地建設問題への対応について「しっかり頼む」「埋め立て承認撤回はしっかり自分でやりたい」などの声を掛けられたと明らかにした。
筆者は21日現在、今でも謝花副知事が撤回を実行するとは信じていない。
知事の音声データにより、謝花副知事が「後継者」から外れた現在、政府による損害賠償請求というリスクを犯してまで、謝花知事が、「撤回」という不発弾を敢て処理するとは考えにくいからだ。
では、謝花副知事が「撤回しない」と宣言する時期はいつか。
玉城氏が出馬か否かを明確にする23日前後に記者会見をし、「撤回」は政治判断が伴うので、次期県知事の政治的判断(公約)に譲る、として副知事による撤回を見送るだろう。
では、玉城氏の出馬判断への影響は?
先ず、玉城氏が出馬の条件にしていた「オール沖縄」枠組みはどうか。
>公明県本、県政奪還優先
>佐喜真氏と協定
>かりゆし、自主投票方針
公明党が佐喜真氏を支援することは、「オール沖縄」の崩壊を意味し、翁長知事の生存中に、経済界のかねひで、かりゆし両グループは「オール沖縄」を脱退しており、かりゆしなどは「今回は自主投票」と宣言している。
これでは4年前の「オール沖縄」は空中分解の有様で、その上に「撤回」という不発弾処理まで任されたのでは、玉城氏が出馬の可能性は限りなくゼロに近い。
さて、この後どのような「神の声」が降ってくるか興味は尽きない。
「辺野古撤回サギ物語」の展開である。
【おまけ】
「撤回」というババ抜きゲーム2018-08-18
謝花副知事が、翁長知事が意識混濁になる直前の8月4日に、聞いた知事の「最後の言葉」が興味深い・
沖縄県、きょう聴聞実施 承認撤回 翁長知事「しっかり頼む」
翁長雄志知事の死去を受け、謝花喜一郎副知事と池田竹州知事公室長は8日夜、入院先の病院で、知事の遺体を乗せた車の前で記者会見した。生前の翁長知事に最後に会ったのは8月4日だったと説明した謝花氏は、その際に知事から辺野古新基地建設問題への対応について「しっかり頼む」「埋め立て承認撤回はしっかり自分でやりたい」などの声を掛けられたと明らかにした。翁長知事が7月に表明した名護市辺野古の埋め立て承認の撤回に向け、9日に実施する沖縄防衛局への「聴聞」は予定通り実施すると説明した。謝花氏によると、翁長知事の直接の死因は膵(すい)臓がんだが、他に多発肝転移の病理があったことを明らかにした。謝花氏は「県民の皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げ、回復を望んでいたが、このような結果になり残念で仕方ない」と目を赤くしてうつむいた。
翁長知事の遺体は8日夜に那覇市の自宅に戻った。謝花副知事は県民葬を開催するかとの問いには「富川盛武副知事、新里米吉議長、県議会と相談したい」と答えた。
死去した翁長知事の表情について謝花氏は「安らかだった」と短く答えた。
知事の職務代理者を務める謝花副知事は、知事選の実施に向けて5日以内に県選挙管理委員会に知事の死去を届ける必要がある。その日程について謝花氏は「状況も見ながら検討したい」と説明した
☆
>生前の翁長知事に最後に会ったのは8月4日だったと説明した謝花氏は、
>その際に知事から辺野古新基地建設問題への対応について「しっかり頼む」「埋め立て承認撤回はしっかり自分でやりたい」などの声を掛けられたと明らかにした。
確かに翁長知事は野古新基地建設問題への対応について「しっかり頼む」と言った。
だが、「埋め立て承認撤回はしっかり自分でやりたい」とも発言している。
翁長知事は「撤回」が政治案件であることを承知していたのだ。
行政マンの謝花副知事が「撤回」というババ(ジョーカー)を引くとは考えにくい。
果たせるかな昨日の聴聞には「法治判断」の県土木建築部ではなく、知事公室長が出席している。 公有埋め立て法の専門家である土木建築課ではなく、知事のイデオロギーを代弁する知事公室長だ。
沖縄県、承認撤回へ聴聞=政府は辺野古移設堅持
沖縄県は9日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、埋め立て承認撤回に向けた手続きとして、防衛省沖縄防衛局から弁明を聞く「聴聞」を終えた。8日に死去した翁長雄志知事の意向に沿って、職務代理の副知事が実際に撤回を決定するかが当面の焦点だ。
聴聞は県庁で午後2時から約2時間半行われた。防衛局側は撤回に反対し、聴聞の継続を求めたが、県側はこの日で打ち切る考えを伝えた。
県が撤回を決めると承認が無効となり、政府が17日に予定する埋め立て海域への土砂投入は延期せざるを得なくなる。県は撤回決定について、職務代理の副知事でも可能との立場で、近く判断する。
県内移設への反対を訴え続けた翁長氏は先月27日の記者会見で、仲井真弘多前知事による埋め立て承認を撤回する手続きに入ると表明。謝花喜一郎副知事と最後に面会した4日に「撤回は自分でしっかりやりたい」との決意を伝えていたという。(2018/08/09-17:30)
2018.8.9 14:58更新
【普天間移設】
辺野古埋め立て撤回へ聴取 県側、審理を即日打ち切り
沖縄県は9日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設にからむ埋め立て承認の撤回に向け、防衛省の意見を聞き取る「聴聞」を県庁で行った。防衛省側は十分な反論の機会が得られていないとして2回目の聴聞を求めたが、聴聞を主宰する県行政管理課長が「審理は尽くされた」として打ち切った。政府は17日に土砂投入を行う計画で、県は近く撤回に踏み切る見通しだ。
聴聞には中嶋浩一郎・沖縄防衛局長ら、県側からは池田竹州(たけくに)知事公室長らが出席。当初の予定を30分超えて約2時間半行われた。
この中で、中嶋氏は聴聞までの準備期間が短く、「到底納得できるものではない」と主張。撤回の理由として県側が示した内容に具体性、明確性が欠けているものが多く、質問に対して県側から満足いく回答がなかったことから改めて聴聞の機会を設けるよう県側に求めた。
県側は7月31日に沖縄防衛局に対して行った通知で、撤回の根拠について、不十分な環境保全対策や、護岸設置場所の地盤も軟弱なことなどを挙げた。
菅義偉官房長官も記者会見で、辺野古移設に関し「安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力や普天間飛行場の危険除去を考えたときに、唯一の解決策であることに変わりない」と述べた。
☆
>謝花喜一郎副知事と最後に面会した4日に「撤回は自分でしっかりやりたい」との決意を伝えていたという
翁長知事は「撤回」について「自分の責任で実行する」と繰り返している。
ここで翁長知事が残した「自分の責任で撤回する」という文言が問題になる。
謝花副知事は知事の代理権限を有しているが、これはあくまでも県知事が法治裁量で実行した案件に限られる。 翁長知事が法治裁量を逸脱して実行した「恣意的裁量」まで行う権限が有るとは思えない。
となると、謝花副知事が、土木建築部が困難視した「撤回」を、翁長知事の恣意的判断にしたがって、「撤回」に踏み切るとは考えにくい。
国は「撤回により生じた工事の遅れで生じた損害賠償金を知事個人にも請求する」と何度も公言している
だが、ここで謝花副知事が「撤回はしない」と発言したら、その瞬間「志半ばで国に望みを絶たれた悲劇の知事」というゴールドカードが木っ端微塵に粉砕する。
きょうの沖タイは、聴聞終了により撤回の道筋は決まったとして「社説」などで、撤回を迫っている。
謝花副知事は、進退窮まって思案投げ首という現状である。
謝花副知事がまともな行政マンなら、土木建築課が難色を示した「撤回」に踏み切ることは無い。
事前の策として「撤回」の実施時期はなるべく曖昧にして、(可能なら)自分は知事候補を辞退し、新たな知事候補の「公約」に委ねるのではないか。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082000846&g=pol
>公明党沖縄県本部は
>佐喜真淳氏と政策協定を結んだ。
>米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設の是非には触れず、経済振興や基地負担の軽減などを列挙した。
>同党は21日、佐喜真氏への推薦を決定する。
>政策協定を結んだ理由について、県本部の金城勉代表は「基地問題だけで全てを判断することは厳しい。総合的な意味で県政の課題を県民に提示し、判断を仰ぐ」と説明した。
>政策協定では、(1)県の振興発展に尽くす(2)不平等な日米地位協定の改定を求める(3)普天間飛行場の運用停止など基地負担軽減を強力に推進する-ことで双方が合意した。
「辺野古移設の是非」に触れるのは、自民党のアキレス腱と考えているようだが、翁長知事のように地方議員が知事になるのではなく、国会議員が知事になるというのがミソ。
現役の国会議員だったのだから、
安全保障を語るべきだし、語れる。
普天間の危険除去も、沖縄県という節穴から見たのではなく、国家としてどうするか俯瞰した見方ができているはず。
「辺野古移設の是非」に触れられて困るのは、玉城氏の方。
辺野古移設は「中国、北朝鮮の脅威に対して」が、翁長知事の主張だが、それを継承するなら、必然と「中国、北朝鮮の脅威はあるのか、ないのか」が争点になるからだ。
玉城氏の親分、小沢氏を「小沢 北朝鮮」「小沢 中国」で検索すれば、どんな思想の持主か分かる。
その小沢氏の子分、玉城氏が「中国、北朝鮮の脅威はある」と言えるとは、思えない。
問われる「日米安保」観である。
(おまけ)
辺野古が危険? オスプレイ騒音?
辺野古近くに小沢氏の別荘があるという噂があったが、今でもあるかしらん。
【参考】
「翁長氏後継に玉城氏有力 問われる「日米安保」観 2018/8/20 17:55」
https://www.j-cast.com/2018/08/20336570.html?p=all
玉城氏は、翁長知事を生み出したあのときのようなバックアップ体制が取れるなら
「かりゆしグループが今回の知事選自主投票へ 2018年8月21日 05:00」
知事選 オール沖縄 9月30日投開票 かりゆしグループ
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-786329.html
>県議会会派「おきなわ」を中心とする政策団体「翁長知事を支える政治・経済懇和会(19日付でおきなわ政治経済懇和会に改称)」も脱会することを同会に伝達した。
「オール沖縄」と「オール沖縄」から分かれた「政治・経済懇和会」を、これらの上にブリッジ構想とやらで「調整会議」を作り、4年前の「オール沖縄」を演出している。
ということは、「政治・経済懇和会」に入っていると共産党の粉がかかる。
「かりゆし」脱退=かりゆしは徹底的に共産党から逃げている。
>かりゆしグループは長く自民系候補を支援してきたが、保革を超えて辺野古新基地建設阻止を目指すとして14年の知事選に出馬した翁長氏の支援に回った経緯がある。
>かりゆし幹部によると、次期知事選では自民が擁立した佐喜真淳前宜野湾市長を支援することもない。
>同幹部は今知事選で自主投票とすることについて「翁長知事ありきで判断してきた」とし、翁長氏の死去によって白紙に戻るとの認識を示した。
>オール沖縄勢力として同じく翁長氏を支援した県内企業大手の金秀グループは、翁長氏の後継候補を引き続き支援する方針。
金秀グループは、呉屋氏が「後継者指名」されたから、逃げるためには玉城氏を支援すると言うしかなかったからだけでなく、シュワブゲート前で新人研修したり、辺野古基金へ寄付を給与から天引きしたりして、積極的に支持して来たからね。
社説
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-786313.html
>新基地建設の根拠の一つとされてきた北朝鮮情勢も大きく変わった。
>翁長知事は埋め立て承認撤回を表明した会見で、朝鮮半島の非核化に向けた米朝対話が進んでいることを挙げ、20年以上も前に決定された建設計画を見直さず強引に推し進める政府の姿勢は「到底容認できない」と批判した。
>情勢の変化がどう影響するかも注目点だ。
>辺野古新基地問題について、玉城氏は建設阻止の姿勢だ。佐喜真氏は政策発表の段階で態度を明らかにするという。
>両候補は姿勢を鮮明にし、正面から堂々と論戦を戦わせてほしい。
是非、「正々堂々正面から論戦を」して欲しいものだ。
玉城氏の「日米安保」観を、是非聞かせて欲しいものだ。
6月12日の米朝会談で、北朝鮮は非核化を約束しながら、実質的な非核化は進んでいない。
米国は中国を警戒し、留学生の締め出しまでしている。
中国と地理的に離れていて、直接的な脅威を感じていなかったEUも警戒を始めている。
親中に傾いていたオーストラリア、ニュージーランドも、国内における中国人の横暴に安全保障の危機を感じて、排除始めた。
こんな世界情勢の中で「中国、北朝鮮の脅威」が無いと言い切るなら、国会議員していた時、安全保障を何と考えていたか、である。
翁長知事のように地方議員が知事になるのではなく、国会議員が知事になるのだから、大いに安全保障を語るべきだし、語れる。
「承認撤回へ材料そろう 辺野古埋め立て 県が聴聞報告書まとめる 2018年8月21日 07:30」
聴聞報告書 辺野古埋め立て 撤回 県 米軍普天間飛行場 辺野古移設
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-786341.html
>県は、辺野古海域へ土砂を投入する動きがあればすぐに撤回する構えだが、土砂が投入されなくても9月30日の知事選投開票日の前に撤回する公算が大きくなっている。
「知事選投開票日の前に撤回する公算が大きくなっている。
国が知事選投票日まで土砂投入しなければ、「撤回」は次期知事へ先送りされる可能性を牽制www
もしかして、玉城氏には「撤回」を公約に入れなくて良いと裏約束ある?
>知事職務代理者の富川盛武副知事から撤回判断の権限を委任された謝花副知事は20日、記者団に「土砂を投入するという動きがあれば、我々として毅然(きぜん)として対応する」と語った。
県は「国が投入する動きがあれば」の姿勢を崩していない。
>国が損害賠償請求を示唆していることに対し「そういった事も含めて私としてはしっかり覚悟を決めている」と話した。
>県は土砂投入前に埋め立て承認を撤回する方針だ。
>県政与党内では知事選まで土砂投入がなかった場合でも「知事の遺志を継ぐために撤回するべきだ」との声がある一方、「土砂投入がなければ撤回せず、切り札を持っておくべきだ」という声もある。
「知事選まで土砂投入がなかった場合でも『知事の遺志を継ぐために撤回するべきだ』」
正論過ぎて、笑うしかない。
正論賛成。
「撤回」は切り札にならない。
ならないけれど、なることにして、次の知事へのプレゼントも、OKよん。
どちらでも「オール沖縄」の好きにしてーーー。
「撤回」をめぐるゴタゴタを見せられれば見せられるほど、「オール沖縄」って何??が湧く。
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。
「基地対策明示 知事選に望む」の那覇市・大見昭子さん(83)は、1月1、19日、2月16日、3月15、28日、4月11、27日、5月3、25日、6月16、23日、7月19日、8月9日に続き今年14回目の掲載。
「元気な高齢者 介護サポート」のうるま市・安里政弘さん(65)は、3月6日、4月7日、7月15日に続き今年4回目の掲載。
「夏の甲子園を 初観戦し感動」の南風原町・屋我裕紀さん(37)は、2016年7月4日以来の掲載。
「首相らの発言 理解できない」の那覇市・南研作さん(74)は、1月5、28日、2月20日、3月12日、4月28日、5月19日、6月8、21日、7月19日に続き今年10回目の掲載。
「時代の流れを歌い継ぐ」の南城市・宮城鷹夫さん(96)は、2月5、25日、6月13日に続き今年4回目の掲載。
「粋な人たち」の多良間村・羽地邦雄さん(69)は、2月6日、3月9日、4月16日、5月27日、6月28日、7月22日に続き今年7回目の掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
>玉城デニー氏は20日、記者団に「出馬に向けてどのような環境が整うかだ」と述べ、翁長氏が初当選した2014年の前回選で実現した保守と革新が共闘する「オール沖縄」態勢の支援が出馬の条件になるとの考えを示した。
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かりゆしが1抜けした(=自主投票)「共産臭が漂ってはメシは食えぬ」が真相だろー・その前にカネヒデも一目散に逃げたのだっけ?
これじゃーデニーさんも「もう・デネー」じゃーないだろーか?保革共闘じゃーなくて保・革対立では、勝てる訳ない
なにしろサヨク全党併せても10%以下の支持率じゃーどうしようも無いと、思われる
これで玉城デニーさんが受けるとしたら・自殺行為、、、まてよ、その前に小沢・不動産が止めるのじゃーないのー? http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20150324/1427177669
翁長知事を神格化し、音声を神の声して、県政に影響を与えようとした結果。
「県議会会派おきなわ、翁長知事の音声開示を要求 知事選候補選考からの離脱も言及 2018年8月21日 10:03」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/301702
>会派おきなわ(瑞慶覧功会派長)は20日、新里米吉議長に音声の開示を求めたが認められなかった。
>開示されない限り、候補者選考作業を進める「調整会議」への参加を見送る方針。
聞く人よって印象が違うかもしれないのだから「聞かせよ」の要求は正論。
>遺族関係者の「広めたくない」との意向に沿い非開示
家族への想いは、非開示でOKだが、政治に関することは、それも回顧ではなく「後継者指名」なのだから、それで県政も影響しそうなのだから、開示は当然。
【参考】
「会派おきなわ とは」
http://kaihaokinawa.net/%E4%BC%9A%E6%B4%BE%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%82%8F%E3%81%A8%E3%81%AF/
>沖縄県議会会派 『会派おきなわ』は、平成24年6月に結成した会派県民 ネット所属議員、奥平一夫、赤嶺昇、玉城義和、新垣清涼、瑞慶覧功、山内末子、 玉城満、から会派「おきなわ」へ名称を改め、
>県民のための会派を平成28 年6月結成しました。
奥平一夫、赤嶺昇、玉城義和、新垣清涼、瑞慶覧功、山内末子、 玉城満。
赤嶺昇県議って、出馬意欲満々だったのに故翁長知事の「音声データ」の「呉屋氏か玉城氏に後継を」で、芽が消えた人よね。
そりゃー、音声データ聞いてみたいと思うわね。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/301817
>小沢氏は状況を見極めるよう助言した。
>小沢氏は「しっかりした選挙態勢が取れるかどうか慎重に状況を見て
「状況を見極めるよう」というアドバイスがでる
=選挙態勢が取れていない
> それだけで、謝罪したり発言を撤回する理由は微塵も無い。
> ましてや辞任の必要など、さらさら無い。
杉田・代議士の靖国神社参拝が問題になっています。
問題にしているのは、例によって、世界で飛びぬけた憎日トリオ、「支那・中共、朝鮮、マルクス・レーニン・スターリン・コミンテルン教」、の信者たちです。
私は杉田・代議士に今後、やってもらいたいこと、左翼の実体を熟知し、かつ、しがらみや政界の汚染度のない、杉田・代議士でなければできないことは山ほどあると考えます。
まず最初に杉田・代議士は謝る理由はありません。もし謝ったら、「朝日」、鬼の首を取ったように報道するでしょうが、彼らはこれによって杉田・代議士を許すことは絶対にありません。
マルクス・レーニン・スターリン・コミンテルン教信者の特色は、「人を赦さない」、その性格にあります。
人間の持つ、精神の光、愛、善意、の通用しない連中で、基本的にあるのは、憎悪、嫉妬、傲慢、をベースにした、社会に対する、怨念、呪詛、破壊の意志です。
何十年も続いた、諸々のしがらみの結果、左翼野党は論外にしても、自民党議員は正直に自分の意見を述べることができないようになってしまいました。
「それに関しては言いたくとも言えない。それについては書きたくとも書けない」、という、いわば金縛りの状態です。
建前と本音はどこにでもありますが、それがあまりにも酷すぎます。
永田町の言葉に、「相手に毒をまわす」、という言葉があると聞いたことがあります。
長年、与野党となあなあでやってきて、お互い毒を回しあってきた結果、「お互いのっびきならぬ、叩けばいくらでも埃の出る、脛に傷持つ同士」、とても世間様には公表できないことは山ほどあり、下手に真実を話せば、政治生命は完全に断たれます。
思いつくまま、いくつかの例を挙げます。
パチンコマネーによる汚染、
国連の実体、そこで働く人間たち、の政治的偏向、中共の工作、
年々腐臭が酷さを増す、テレビについて。
チベット、ウイグルの人権侵害、の酷さ、苛酷さについて報道せず、「人権小国・日本」、などと報道する、朝日。
世界的に見て、日本はそれほどひどい、人権の守られていない国か!
最近、敗戦直後の日本人の被害についてNHKが報道したものの、既に多くの国民が知っている満州における、ソ連軍の強姦についてであり、悲惨を極めた朝鮮での日本人引揚者の悲劇についてはスルー。
マフィアの恐怖政治、
異論を唱えれば、窓際、僻地、外国飛ばし、の嫌がらせ、虐め。これは北は北海道から南は沖縄まで全く同じです。
赤く塗られたシヤッターの裏側の、笑いのない何とも陰惨な世界。
マスコミの中にも不愉快、鬱屈した気持ちで日々を送っている者は多いという事実。
これらの実態について、調べ、意見を述べる期待が持てるのも杉田・代議士です。
二十年前、教育委員会による教科書採択決定など、形骸化。日教組による談合で、東京都の中学校で使われる教科書は全校全て、日教組指定と言える、極左、新日本書籍、の教科書でした。
これにたまりかね、一つぐらい非左翼の教科書もあってよい、と新しい歴史教科書を作った、作る会教科書に対する、朝日、日教組、中核派の反対運動どころか、その存在を許さないという猛烈な教科書潰し行動に対しても杉田代議士は詳しい人物です。これも日教組と文部省のなれ合いの結果です。
ブルーバッジをつけた杉田代議士により、北朝鮮拉致犯罪者に協力した国内の組織についても、同胞救済に対して、まったくやる気のなかった多くの国会議員、日本のマスコミ、外務省の姿勢についても明らかにされかねません。【北朝鮮による日本人拉致に関しては、今から30年前の昭和63年3月、参議院予算委員会において、当時の梶山静六・国家公安委員長が、「日本海側でのアベック失跡事件について『朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚、』」、と答弁しております。言うまでもなく、国家公安委員長は警察を統括する責任者であり、その人物が国会にてそこまで踏み込んだ発言をしたということは、警察の前線、現場の警察官たちは皆その事実を知っていたということです。
(西岡力・著、「拉致家族との七年戦争、敵は日本にもいた」、を読めばわかります。)
杉田・代議士の国会での問題提起、発言、書物による事実の発表を放置すれば、1995年ヴェノナ文書公開による、F・Dルーズベルト、の周辺に山ほど潜りこんだ、スターリンのスパイ、工作員の、陰謀、暗躍、また、戦後66年を経てよやく発刊された、米国のハーバード・クラーク・フーバー第31代大統領の回顧録には日本を無理やり戦争に引きずり込んだ、F・Dルーズベルト大統領に対する批判、が説得力ある文章で述べられています。
F・Dルーズベルトと終戦直後2年間GHQが行った、日本破壊工作に関する真実を述べた優れた書物が多く出版されるようになり、歴史の見直しが行われつつあります。これは「東京裁判史観」、に基づく、日本原罪論、に固執する日本の左翼の考えと真っ向から反するもので、その事実を認めたら、左翼は致命的な打撃を受けかねない、と危惧、危機感を抱いているのは確かです。
彼らが、杉田水脈・代議士だけは、極悪人扱いして、潰さねば、考えるのは当然です。
我々国民としては、何としても、杉田・代議士を応援し、「過去における、また現在の日本の闇、暗部、をできるだけ明らかにしてほしてい」、とに切に願っております。