狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

依田さん暴力控訴審、僅か3分間の茶番劇だった。

2018-09-26 08:03:59 | ★依田啓示事件

 

 

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 「検察不敗 99・9 」の画像検索結果

昨日福岡高裁那覇支部で行われた「依田さん暴行事件」の控訴審の第一回公判を傍聴した。

【動画】沖縄の声】住民を脅かす反基地活動/依田高江事件の真相~オール沖縄の被害に遭った沖縄県民の声~[桜H30/9/28]-

 

刑事事件は検事が被告の罪状を追及する裁判。 冤罪で起訴された被告人は、証拠物件を提出し無罪を主張する。

今回の裁判は辺野古で農業と民宿を営む依田啓示さんが、辺野古で違法な道路封鎖をした反基地活動家に業務を妨害され。依田さんと活動家のトラブルが原因だ。 民事訴訟と異なり、開廷前から過激派に備え、傍聴人には金属探知機で危険物検査をする物々しさ。

公判は午後3時に開廷した。 

被告の依田さん側は徳永弁護士他二名の弁護団が検察側の高裁検事1人と対決した。

裁判長による被告依田さんの本人確認が終了し、依田さん側が準備した膨大な証拠を準備書面として提出してあったが、裁判長はこれを却下、証拠として採用せずに議論の無いまま結審とした。

判決日は10月10日にきまった。

議論をしないままの結審なら、判決は一審判決通り検察の勝訴だ。

その間僅か3分間の茶番劇だった。 

第一審で議論しなかった反基地活動家の違法な道路封鎖(私的検問)についての証拠物件は、検証するどころか一顧だにされず却下された。

反基地活動家の違法な道路封鎖を控訴審の土俵で取り上げ審議した結果の結審ならまだ納得できる。 

だが被告側の反論、証拠申請をすべて却下したままの結審なら、判決は一審判決を受け継ぎ原告の検察勝訴は判決を待つまでもない。

日本は三審制のはずだ。

ところが、昨日の控訴審を見る限り、沖縄における刑事裁判は一審で確定することになる。 

 

「検察の勝訴率99・9%」

「裁判長は原告の検察庁という巨大権力の面子に配慮し、よっぽどの事が無ければ検察に敗訴を言い渡さない」

「刑事裁判では、検察と裁判所は予定調和の判決を下す」(検察と裁判所はグルだ)

「法廷で検事に正義を求めるのは、法廷を知らない素人」

「法廷で検事が求める正義とは、検察が正義と判断した正義のみ」

裁判官「法律と犯罪捜査のプロである検事が一旦起訴した事件を、法律しか知らない弁護士が覆せるわけは無い」

 これらのコメントは法廷小説や法廷ドラマでよくみる文言だが、昨日の依田さん暴力控訴審を見た限り、実際の法廷でも「検察不敗の神話」が生きていると実感した。

辺野古の活動家の違法な抗議活動を看過する警察のゆるい取締りを見て、「辺野古は無法地帯」と嘆く県民は多い。 

だが、社会正義が通用せず「検察の正義」だけが罷り通る沖縄の刑事裁判も「無法地帯」と言わざるを得ない。

地域住民の依田さんが違法な私的検問により業務妨害され、結果的に犯罪者に仕立て上げられる。

これが「検察の正義」なら、日本の法廷の三審制は機能していないことになる。

理不尽な「検察の正義」を粉砕するため依田さん支援のキャンペーンを展開する決意をした。

10月10日の判決は予定調和の「検察勝訴」だろう。

だが、当然、依田さんは最高裁に上告の予定。

同時に、違法な道路封鎖をして依田さんに業務妨害をした挙句、依田さんを犯罪者に仕立て上げた反基地活動家を相手に損害賠償の民事訴訟を提訴。刑事訴訟と平行して二本立てで戦う予定とのこと。

なお民事の「辺野古私的検問訴訟」の第一回口頭弁論は10月12日の予定。

 

 


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Unknown (amai yookan)
2018-09-26 10:23:48


『沖縄の良心=依田さん』を支援します

頑張れ依田さん

日本の三審制が揺らぐのも、サヨクの性(せい)

サヨク・知事候補のデニーさんを(アメリカ人と世間で言われている?)を落選させ・サキマさん(純粋の沖縄人と言われている)を当選させましょう

『歪みは元から断たなきゃダメ』子や孫達の未来は無い。

      
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2018-09-26 10:44:52

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。

「歌姫安室さん 県民の誇りだ」の読谷村・大城智樹さん(37)は、3月19日、5月22日、9月13日に続き今年4回目の掲載。
「自民党総裁選 しらけた構図」の豊見城市・渡真利善朋さん(50)は、1月13、30日、2月24日、3月10、25日、4月7、15日、5月1、3、10、15、29日、6月10、23日、7月1、12、24日、8月1、12、31日、9月10日に続き今年22回目の掲載。
「童謡や唱歌を 歌い継ぎたい」の那覇市・赤嶺晴男さん(74)は、1月3、21日、2月20日、3月22日、4月18日、5月19、30日、6月13日、9月9日に続き今年10回目の掲載。
「薄暗い朝夕は ライト点灯を」の浦添市・平良博さん(65)は、1月5、28日、2月21日、3月5、21日、4月7日、5月2、12、31日、6月10、27日、7月17、29日、8月28日に続き今年15回目の掲載。
「水の情報センター期待」の那覇市・吉田朝啓さん(86)は、1月22日、5月24日、6月4、27日、7月19日、8月24日、9月14日に続き今年8回目の掲載。
「シマクトゥバを脳内文法で」の豊見城市・伊敷弘善さん(65)は、7月24日に続き今年2回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。

Unknown (amai yookan)
2018-09-26 10:45:47

選挙戦もあと4日

【一般の道行く有権者には】

● 戸別に配布される・チラシの量

● 街の中から聞こえてくる街宣車の声

● ポスターの量

● 横断幕・ノボリ(これは観光立県沖縄の見地からか、県共産党本部・地方共産党支部以外では、さすがに余り見られなくなった)

● 新聞・TV・ラジオ・・これは、圧倒的にサヨクの味方だ赤ら除外して考える外、無い(涙)


以上これらでしか、

「頑張っているなーーー」と判断する材料は無い!!

しかるに、ここで頑張るしかないのだ・

頑張れーーー!! 選対事務所のみなさん・街宣車のみなさん

がんばれーーー!!地方議員のみなさん・ご自分の支持者への訴えよろしく!

        
Unknown (東子)
2018-09-26 15:25:51
依田氏の論理は、違法な検問に恐怖を感じたので、思わず同行者を守るために、振り払ったら手が相手にぶつかり、携帯をふっ飛ばしてしまった。
依田氏の暴力は正当防衛であり、法的根拠のない私的検問さえ無かったら、「暴力事件」は起きなかった。
だが、裁判の論点は、「暴力を振るったか、どうか」であって、「なぜ、暴力を振るったか」ではないということらしい。

ここまで書いて気づいたのは、内容も背景も違うが、言葉だけ見れば、山城被告が言う「(防衛局職員に対する暴力は)基地建設を阻止するのに、止むに止まれぬ行為だった」だ。
山城被告が一審で有罪になったのは、「思想云々ではなく、暴力を振るったか振るわないか」という検察の主張が通ったから。

もし、沖縄の地検が山城被告を有罪にするために「思想云々ではなく、暴力を振るったか振るわないか」で貫き通しているのなら、依田氏の場合も「なぜ、暴力を振るったか」を滔々と述べても無駄なのではないか。
とすれば、「暴力そのものを否定→振るった暴力は、暴力の内に入らない→無罪」という論はどうか。
従来の判例に比べて振るった暴力に対して量刑が厳しすぎる、と主張する。
(もし、既にそう主張しているなら、ごめんなさい)
Unknown (東子)
2018-09-26 15:33:05
ジュゴン裁判は、
  棄却→控訴→差戻し→棄却

棄却とは「提訴する理由がない」ということ。
棄却が不当か、再度審議したが、やはり棄却な訳で、それを不満と控訴。


「沖縄ジュゴン訴訟で控訴 日米団体、普天間移設巡り 2018/9/25 10:15」
https://this.kiji.is/417127573031634017?c=39546741839462401

>請求を棄却した8月の米サンフランシスコの連邦地裁判決を不服として、連邦高裁に控訴した。
>高裁は受理の可否を近く判断する。
>これがジュゴンを守る最後のチャンス。

今回の2回目の控訴は、受理されるかどうか、心配だと。
そりゃそうでしょ。
1回目の棄却、2回目の棄却、言葉は違えども、裁判所は、「ジュゴンを守るべきかどうか」の前に、「米国がジュゴンを守るべきかどうか、考える立場にない」と言っているのだから。
ここで受理すれば、「棄却→控訴→差戻し」の繰り返しになる。

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