ピストル型グリップ(パター用のグリップの型式の1種)はK・ソルハイムさん(PING社の創業者)の発明ですが、大きな秘密が隠されているという記事がありました。
「もう見つけた? 運命のパターグリップ」(週刊ゴルフダイジェスト2018年NO.10)の一部から、省略して引用させていただきます。
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ピン型(ブレード型ヘッドの意)+ピストルグリップ(*1)は面でストロークするイメージになる
①(この組み合わせをすると)左手のラインがトウ、右手のラインがヒールを指す(原文は差す)(*2)のでグリップを握るだけで面で管理できる。
②そしてグリップの平らな面とクランク部が平行なので、勝手に真っすぐ構えることができる。
③更に、左手部分が体近くをスクェアに動くので、ヘッドはオープン・トゥ・クローズではなく、クローズ・トゥ・オープンに動きやすくなる
T・ウッズはPING社のパターを使い続けてきて、その後はキャメロンを使ったが、キャメロンのパターの場合もグリップはPING社のピストル型を使い続けている。
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*1:ピストル型グリップとは、グリップの上端が少し体の近くのほうに向けて反っているタイプのグリップですね。
*2:上端側は左手、シャフト寄りはストレートになっているので、左手はトウ側を向き、右手は真っすぐですから、パターヘッドのヒール寄りを指すことになります。
最近はツアー選手から高校生まで太目のグリップを採用する例が多いですが、T・ウッズの復活で、ピストル型が見直されるかも、ですね。