2019年01月19日

朝日新聞という貸しビル屋



 オレは以前にこのブログで「朝日新聞はもう新聞屋をやめるべきだ」ということを書いた。紙面の半分以上がくだらない広告に埋め尽くされ、しかも電通の意向におもねって真実を報道することもできず、慰安婦問題などのねつ造記事に関しても誠実に謝罪できなかったクソ新聞はもう公器としての役割を失って、ゴシップ報道に終始する三流週刊誌のレベルにまで堕ちたということをオレは書いたのである。

 新聞宅配の購読料は毎月4000円以上になった。広告だらけのどうでもいい資源ごみを押し付けられて、その上ゼニを払わされるというのは本当にばかばかしいわけで、購読者がどんどん減少してるのもわかる。我が家も父が亡くなったのを機に購読をやめたわけだが、今新聞を購読してるのは高齢者中心である。だから購読してる人が亡くなったらもうそれでおしまいなのである。新規に新聞購読を開始する若者はほとんどいない。そうした状況は朝日新聞だけではない。毎日も読売も産経もみんな購読者はじりじり減ってるのである。

 もう新聞屋としては完全に終わっている朝日新聞だが、新聞以外の事業はどうやら好調のようである。大阪本社の横に建設したフェスティバルタワーには高級ホテルが入っていて、飲食店もたくさん入居している。テレビで紹介されていたそのホテルに泊まるにはどれくらいかかるのだろうとオレはヤフートラベルで検索してみたのだが、一泊6万円を超えていて唖然とした。どう考えてもオレのような庶民が泊まるようなホテルではないのである。ゼニの余ってる外国人旅行者なんかを対象にしているのである。そこからわかることは、朝日新聞がもうはっきりと「これからは不動産業でやっていく」という方向性を打ち出しているのである。

今年からセンバツ高校野球の入場料金が値上げになる。主催の毎日新聞社はそれでかなり儲けているわけだが、おそらく夏の甲子園も値上げされるだろう。朝日新聞社には莫大なゼニが転がり込むのである。

 報道機関としてはもう意味をなさなくなった朝日新聞は、クソみたいな広告で紙面を埋めて電通の支配下に置かれ、その一方で新聞以外の収益事業で食いつなごうとしているのである。高給取りの社員をいつまで食わせられるかどうかわからないのだが、そもそも販売店を守ろうというという気持ちが本社の方に全くないのである。このあたりはFC店から搾取して元締めだけが儲かってるコンビニと似たようなビジネスモデルである。末端の販売店は売れもしない部数を押し付けられ、その分のゼニを払わされている。いわゆる「押し紙」というやつである。せめてまともな紙面を作ってくれれば売れるのだが、社説を読んだらすぐにわかるように中身はクソである。そのクソ新聞を売らないといけない販売店の苦労など、高給取りの朝日新聞本社のエリートたちは全く分かってないのである。本当に腐った組織である。

 朝日のような左寄りの新聞の役目は徹底した政府批判でそれこそ安倍晋三を辞職に追い込むくらいに激烈な紙面を作ることではなかったのか。そうして「正義」を示すことが、これまでねつ造記事などで失った信頼を取り戻すために必要だったのだ。しかし、そんな気概は今の朝日の幹部にはない。

 今の朝日新聞はただの不動産賃貸業者である。ただの有料広告ペーパーになり下がった資源ゴミに「新聞」と名付けて宅配しているだけの、およそマスコミとは呼べない組織である。

 オレは昔朝日新聞の「声」欄によく投書していた。どうしてオレが投書をやめたのか。それは一方的に一部を削除されて趣旨がゆがめられ。オレが意図しない内容にされてしまったのである。それに抗議する気持ちからオレは投書をやめたのである。このままオレが生きてるうちに、この新聞社の滅びゆく姿を眺めることになるのだろうか。



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コメント一欄

1. Posted by 手ぬぐい親父   2019年01月20日 14:40
 中学生の頃に伝書鳩を飼っていて、餌代を稼ぐために新聞配達をした経験がある。いわゆる新聞少年だったので、新聞には少なからぬ親しみがある。刷り上がった直後の新聞や、折り込み広告のインクの匂いが好みであった。

 インターネットの普及のためか、仰せの如く、近頃の若いシトビトは新聞にケツを向けた状況になっている。携帯電話の普及による固定電話離れ、電子書籍の普及による出版物離れ、ダウンロードの普及によるCD離れなども同じ傾向。古くはテレビの普及による映画離れもあった。

 朝日新聞は戦前に、売り上げを伸ばすため戦争を鼓舞した反省から、戦後は一転して反戦に方針を転換した。反戦は概ね支持されてきたが、反戦で売り上げを伸ばそうとしすぎたためか、事実と相違する記事まで掲載して信頼性を下げた。もっとも、他の新聞も事実と相違する記事があるのは普通だが。

 新聞の投稿欄は読んでいて面白いが、校正された投稿もある。誤字脱字はもちろんだが、新聞社の方針と著しく異なる場合も校正や没の扱いとなる。その点インターネットのコメントは、投稿者の意見が手を加えられずに掲載される。投稿者以外は投稿文を編集できず、投稿者の思考が直に伝わってくる。

 新聞の投稿は応募者が多く、没にされる場合もあるが、ネットのコメントなら、悪意のあるもの以外は大体掲載されるので「書きがい」がある。この「江草乗の言いたい放題」のコメント欄も、その点では貴重な価値があるといえる。最近はコメントを受け付けないブログも多い。もちろん理由はある。

 朝日新聞は現在は購読していないが、1面下のコラム「天声人語」は健在なのだろうか。上質な内容で文章力を高めるにも良い教材だった。この位置のコラムは業界用語で、別名「ふんどし」とも称されるという。ただれた己のケツを引き締めるには、格好のシロモノだったりして・・・。 

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