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2014年の2K機器までに加えて、その後増設した4K機種を中心に連載を再スタートしてます。

第44弾は MicroSoft 4K ゲーム機  XBox One S に関して。

年末には次世代機が発売される。
本機を5年前の発売当初から所有しているが、ゲームソフトは1本も持っていない。

基本「ゲームをしないひと」なのだ。

ではなんのために所有しているかと言うと、UHD 4K Blu-ray 及び 通常の 2K Blu-ray ディスクの再生のためだ。
これまで SONY PlayStation シリーズは初代から PS2 PS3 と購入してきたが、共に DVD,Blu-rayのメディアプレーヤーとしてであった。

共に当時の専用機よりもリーズナブルであったのだ。

特にPlayStation 3 のBlu-ray 再生性能は専用機の性能を凌駕するもので、オーディオ・ビジュアル系雑誌でも絶賛であった。特に初代はSA-CD 再生能力だけでなく、コンピュータとして利用可能なプラットフォームとしても利用可能であり、更にOSのバグを利用することで今のところ世界で唯一の機能を実現していた。(この穴は既にふたされている)

ところが続くPS4 ではゲーム機に特化したおかげで、筆者にとっては全く興味の対象外となってしまった。

そんな折にMicroSoft社がXBox シリーズの最新作としてリリースしたのがOne Sである。

Blu-ray 再生のプラットフォームに加え、待望の UHD 4K Blu-ray 再生に対応したのがポイントだ。
そして「再生専用機」であるのも重要。
Blu-ray の著作権保護は AACS と呼ばれるDRM が使われている。
UHD Blu-ray では更に強化されているが、市販のBlu-ray を再生するだけで、勝手にレコーダーや再生機のAACSのバージョンを上げてしまう。

これだけならまだしもBD-R や BD-RE などの書き込みメディアのAACSのバージョンを勝手に上げてしまうのだ。 そして、これを掛けたプレーヤーやレコーダーのAACSのバージョンも上げてしまう。
まるで新コロナウイルスのようにタチが悪い。

従って筆者は市販Blu-ray は必ず再生専用機で使うようにしてAACSのバージョンを管理している。

さて,XBox One S のBlu-ray UHDの再生能力であるが、これまたファームのアップデートでできたりえきなかったりしている。

市販ソフトに関しては全く問題ないが、「自作」に関してだ。
レコーダーから書き出したBlu-ray の再生はOKだが、同様に MPEG-2 でエンコードしたBDAV は再生できない。 ところが、 H.264/AVC でエンコードしたものはOKだ。
AACSのDRMの有無でこのようになっているのだろうか?

UHDに関しても、過去のバージョンではH.265/HEVCでエンコードしたものは過去再生可能なファームのバージョンがあったが、今ではできなくなっている。

市販UHD Blu-ray プレーヤーの価格が下がってきたことのあり、そろそろ乗り換え時期だろうか?