コンパクトでかわいげのあるデザインを採用した、フルHD対応ネットワークカメラMUSON GEAR1です。
1080P高解像度で滑らかな撮影が可能で、暗闇でもバッチリ記録可能。さらに、補助光により暗い空間でもリアルな色彩を再現してくれるほか、AIスマートアルゴリズムを備え状況により最適な映像としてくれます。
機能面では、留守番モード通知、PIR変位センサーで動いている物体を追跡したり、マルチプラットフォーム監視、マルチユーザー共有、音声通話などが可能と、一通りのネットワークカメラに必要な機能は備わっている商品となります。
セットアップから実際の撮影まで、割と簡単に行えるので、金額コスト的にも対応コスト的にも手軽に監視環境を整えたいという方にオススメな商品です。
ザッと使ってみた感じをご紹介。
パッケージは茶箱。
シンプルです。
封入具合はこのような感じ。
左側に本体、右側に付属品という構成。
本体底面にはいわゆる三脚用ネジ穴も備えています。
据え置きで使うときに滑らないようにゴム足も備わっているところ。
背面側には給電用のMicroUSBコネクタや、リセットボタンなど。
レンズ下部に、メモリーカードスロットがあります。
付属品はAC-USBアダプタと、MiroUSBケーブル、設置用スタンド、ネジ。あと、説明書です。
スタンドはこんな感じで壁に設置したりするのに便利に使えます。
説明書は日本語対応。
カメラを使用するには、アプリを使わないといけないっぽいので、説明書記載のQRコードよりアプリを導入していきます。
使用アプリは「AJARCloud」。
最新のiOS14にもしっかり対応してくれています。
設定は、まずアカウントを作成するところからスタート。
各種OpenIDだったりSNS認証だったりは無いようで、メールアドレスを用いたサインアップを行う必要があります。
または電話番号による認証も行けるみたいでしたが、あまり好ましく無いかなということで、メールでアカウント登録を実施しました。
アカウント登録を行うと、デバイス設定へと移っていきます。
機種選択をしつつ、MUSON GEAR1に電源を投入してセットアップを実施。
デバイスを識別(アプリ連携)するのに、デバイスにQRコードを読ませる仕様になってました。
識別完了後に、日本語で音声が流れるなど、ローカライズがしっかりなされている印象。
識別後はカメラに任意の名前を付けることが可能となります。
設定を完了すると、識別されたカメラを見ることが可能になります。
適当な場所にMUSON GEAR1鎮座させつつ、ちょっとアプリをさわってみました。
広角撮影を行うためにいわゆる魚眼レンズよりなものを採用しているため、端っこ側はある程度歪みが出てしまっていますが、画質面は十分綺麗。
縦画面でも、横画面でも使用可能。
横画面(最大化)することもできます。
撮影角度を変える操作など、直感的に行えます。
静止画撮影、動画撮影への切り替えだったり、録画操作など迷うシーンはほぼ無いかと。
暗くなれば、自動で暗視モードに入ってくれるので手間が少ないです。
暗視モードへの切り替えは3~5秒とちょいとかかる感じがしますが、リアルタイム性をそこまで求めるものではないので、必要十分でしょう。
通信量が気になる際にはフルHDモードから、SDモードへと切り替えが行えますので、使用状況に応じてそのあたりある程度確認しておいた方が良さそうです。
カメラは4台まで一括管理が出来るようですので、買い増しなどの際に便利です。
実際の撮影状況はこのような感じ。
右側手前がMUSON GEAR1です。
画角が滅茶苦茶広いというわけではないですが、水平(パン)350°、垂直(チルト)90°と広い範囲の首振り監視することができますし、デジタルズームですが4倍ズームにも対応しているので、基本的に全方位カバー出来るネットワークカメラになってくれるのではないかなと。
アプリもアカウントの発行が必要になってしまいますが、アプリそのものの使用感はレスポンス含めても上々。
3,000円台でポチッと購入できるネットワークカメラだということを考えれば非常に良い出来になっているんじゃないかなと思われます。
MUSON GEAR1
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