テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

♩First Time Ever I Saw Your Face / Roberta Flack

2020-03-02 | 音楽
 確定申告の準備期間という事と新型コロナウィルスによる予定の変更などで落ち着いて新作映画を観る気分になれない日々が続いていて、ならばと「野いちご」だの「バガー・ヴァンスの伝説」だののお気に入りの旧作を楽しんでいましたが、さりとて旧作再鑑賞の記事も特に思いつかず、最近のブログの記事には音楽関係が続いております。

 ということで今回もロバータ・フラックです。
 ロバータさんと云えば、グラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門を受賞した「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song) (1973)」が有名ですけど、実はその前年に公開されたクリント・イーストウッドの初監督作品「恐怖のメロディ (1971)」で流れた「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」から注目されてたんですね。

 ロバータさんのウィキにはこう書いてありました。
<1969年6月、デビュー・アルバム『First Take』を発表。
 1971年11月公開のクリント・イーストウッドの初監督映画『恐怖のメロディ』に、『First Take』に収録されていた「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」が使用される。アトランティック・レコードは翌1972年1月に同曲をシングルカット。ビルボードの1972年年間チャートの1位を記録し、第15回グラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞した>

 凄い!ロバータさん、グラミー賞を2年連続で獲ったんですね。

 「恐怖のメロディ (1971)」は封切りで観たのでこの曲も覚えていますが、今回のyoutubeはそんな映画の一シーンをバックに流れてきます。多分映画でもこのシーンで流れたんだと思います。
 ラジオのDJをしている主人公と恋人とのラブシーン。
 主人公はイーストウッド本人で恋人役は「ある戦慄 (1967)」にも出ていたドナ・ミルズ。
 後年の「危険な情事 (1987)」に影響を与えたと云われているサスペンスの佳作ですが、当時の感想ではこのラブシーンが他の部分とリズムが違ってて浮いていると思いました。あれ以来50年ほど観ていないですが、再見したらどんな感想になるでしょうねぇ。




 
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