2020年09月18日
人類を救う １００万人の法華経入門 『無量義経説法品第二』について ��
※今、地球上にいるのはホモ・サピエンスの現代人類である我々です。「ホモ・サピエンスの親は誰か？」というと、それは北京原人ではありません。これがわかりますか？ ホモ・サピエンスの親は、山葡萄原人でもありません。ホモ・サピエンスは最初からホモ・サピエンスです。
人類を救う １００万人の法華経入門 『無量義経説法品第二』について ��
「無量義とは一法より生ず。」
ここで、「無量義は一法より生じる」（無量義経）というのが出てくるのです。無量の義とは、様々な生命です。生命は魚、動物、人間、草木、花、生命は無量にあります。今日でも、いくらでも新しい新種が発見されています。
空を見ればUFOが出てきます。全て仏の範囲内です。生命は、無量義です。「無量義」ということは、生命は無限の数だけあるということです。「宇宙はどのくらい広いのですか？」というと無限に広いのです。何処まででも広いのです。太陽系を超えると何千万年超えたところに銀河系があります。
「それを超えるとどうなりますかね？」というと、また次の宇宙があるのです。「それを超えたらどうなりますかね？」というと、また次の宇宙があるのです。宇宙は無量です。「宇宙はどれだけ大きいのですか？」というと、無量なのですから終わりがありません。
人間の頭で考えて「ここからここまではわかった。上から下までわかった」というものではありません。いくら考えても「宇宙がどうなっているのか？」ということはわかりません。
有名な逸話がお釈迦様と孫悟空の話です。孫悟空が「俺とお釈迦様のどちらが偉いのか？」と聞くとお釈迦様は「フッフッフッ、悟空よ。この世の果てに岩があるからお前の名前を書いてきなさい。私も後から行きます」と言うのです。すると孫悟空は觔斗雲（きんとうん）に乗って、すっ飛んでいくのです。すると「岩山があったぞ。ここまでお釈迦様は来られないだろう」と思って、「孫悟空」と自分の名前を書いたのです。
お釈迦様は現れません。元の場所に帰るとお釈迦様がいます。「お釈迦様は来ると言ってこないのだからずるいよ。僕は山を越えてこの世の果てまで行って、名前を書いてきました」と言うのでお釈迦様は「そうか、ご苦労さん。お前の書いた名前はこれか？」と言ってお釈迦様は自分の指に書かれた「孫悟空」という文字を見せたのです。
孫悟空の話はそのことを言っているのです。宇宙は何処まで行ってもわからないのです。宇宙の果てを理解しようと思ったら、物理学ではわかりません。そのようにわかればよいものを、人間は自分の頭で宇宙をわかろうとするのです。「宇宙の果てがどうなっているのか？」など、わかるわけがありません。
まして、「ビッグバン（膨張宇宙論）は、どうであったのか？」など全くわかりません。最初に石ころのようなものがあり、神の一撃を加えるためにハンマーで殴ったら、宇宙ができたというのです。
その前の宇宙は何処にあったのでしょうか？ 人間は何処から生まれたのでしょうか？ 人間は親から生まれたのです。その親は何処から生まれたのかというと、そのまた親から生まれたのです。その親も生まれたのですから、限りがありません。無限なのです。何処まで行っても「これで終わりだ」というものはありません。それを「無量義は一法より生じる」（無量義経）と言っているのです。
「其の一法とは即ち無相也（なり）。」
この一法は人間が想像して「このような形のものだ」と思ってもわかりません。「無相」と言っているのです。相があるから、「このような形だ」と言うのですが、無相なのですから形など考えられません。
「是の如き無相は、相なく、相ならず、相ならずして相なきを名 けて実相とす。」
「是（かく）の如き無相は、相であって、相でなくて、相を持って実相とする」と言っているのです。凄いですね。相なき、無相です。無相を持って相をなすのです。相がないということが実相になるのです。
これは生命のことを言っているのです。「生命は、人間がどのように考えてもわからない」ということを言っているのです。どんなに分子生物学が発展しても、遺伝子学が発展しても、生命というものはわかりません。
親には親がいます。ヒト科の北京原人、クロマニヨン原人、ジャワ原人は絶滅してしまっているのです。もう地球上にはいません。
今、地球上にいるのはホモ・サピエンスの現代人類である我々です。「ホモ・サピエンスの親は誰か？」というと、それは北京原人ではありません。これがわかりますか？ ホモ・サピエンスの親は、山葡萄原人でもありません。
ホモ・サピエンスは最初からホモ・サピエンスです。それは何処から出てきたのでしょうか？ 猿から出てきたのでしょうか？ それも違います。「このような相で、このようになったということは言えない」と言っているのです。それが実相です。
それを『無量義経』の次に説いていく妙法蓮華経では、もっとそのことを明らかにして教えてあげましょう」ということです。妙法蓮華経は、大切な、大切な生命の大事な法門なのです。
『無量義経説法品第二』
無量義とは一法より生ず。
其の一法とは即ち無相也（なり）。
是の如き無相は、相なく、相ならず、相ならずして相なきを名けて実相とす。
★★★事務局よりお知らせ★★★
アメーバブログで、「中杉 弘の徒然日記」
好評連載中です！！
↓
http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi
人気blogランキング、よろしくね！
↓↓↓
コメントは、ここにお書きください↓↓↓
この記事へのコメント
1. Posted by 大田 2020年09月18日 12:40
今日の講義拝読しました。
私がいるのは生命があるから此処にいるのです。
生命は34の非であり、無相ですから分かりませんが、ある事は確かで事実です。
しかし分かりません。命とは不思議なものです。
としか理解できません。難しいです。
教えて下さい。宜しくお願い致します。
博士 ありがとうございます。
私がいるのは生命があるから此処にいるのです。
生命は34の非であり、無相ですから分かりませんが、ある事は確かで事実です。
しかし分かりません。命とは不思議なものです。
としか理解できません。難しいです。
教えて下さい。宜しくお願い致します。
博士 ありがとうございます。
2. Posted by 一国民 2020年09月18日 21:00
＞お釈迦様は自分の指に書かれた「孫悟空」という文字を見せた
この両者は、中杉博士と敵対者、日本人と中・韓人のようです。
この両者は、中杉博士と敵対者、日本人と中・韓人のようです。
3. Posted by あいこ 2020年09月18日 21:23
中杉博士、本日もご講義ありがとうございます。
＞２
そうですね。
＞宇宙の果てを理解しようと思ったら、物理学ではわかりません
そのようにわかればよいものを、人間は自分の頭で宇宙をわかろうとする
宇宙の果てを学問で理解できないのと同様、これまで博士に敵対してきた悪人、鮮人は口先や法律、権力で博士を陥れようとしましたが、それらは全て自分に返り、邪教で祈りを叶えようとしても悪業を積むばかりであり、鮮人は、最初から勝負はついているのに、日本に負けまいと「剣道の起源国」を主張したり、歴史捏造、いつまでも謝罪させ賠償させようとしていますが、このように道理、正理ではない考え方では、その人の人生は必ず不幸、地獄となります。
現在、日本人としてどう考え行動すべきか、日本全体のことを考え博士に正しく学び行動すれば、それより小さな個人の人生の問題は好転するに決まっています。
＞２
そうですね。
＞宇宙の果てを理解しようと思ったら、物理学ではわかりません
そのようにわかればよいものを、人間は自分の頭で宇宙をわかろうとする
宇宙の果てを学問で理解できないのと同様、これまで博士に敵対してきた悪人、鮮人は口先や法律、権力で博士を陥れようとしましたが、それらは全て自分に返り、邪教で祈りを叶えようとしても悪業を積むばかりであり、鮮人は、最初から勝負はついているのに、日本に負けまいと「剣道の起源国」を主張したり、歴史捏造、いつまでも謝罪させ賠償させようとしていますが、このように道理、正理ではない考え方では、その人の人生は必ず不幸、地獄となります。
現在、日本人としてどう考え行動すべきか、日本全体のことを考え博士に正しく学び行動すれば、それより小さな個人の人生の問題は好転するに決まっています。
4. Posted by 青山 2020年09月19日 09:37
御講義有難うございます＞相なき、無相です。無相を持って相をなすのです。相がないということが実相になるのです
ここのところが深いなと思いました
5. Posted by うち 2021年12月28日 23:10
中杉博士、御講義をありがとうございます。
＞ 無量義は一法より生じる
＞ 無量の義とは、様々な生命です。
＞ 其の一法とは即ち無相也
＞ 相なき、無相です。無相を持って相をなすのです。相がないということが実相になるのです。
「無限にある生命が一法より生じる」こと、「一法とは相がない実相である」ことを信受いたします。
＞ 無量義は一法より生じる
＞ 無量の義とは、様々な生命です。
＞ 其の一法とは即ち無相也
＞ 相なき、無相です。無相を持って相をなすのです。相がないということが実相になるのです。
「無限にある生命が一法より生じる」こと、「一法とは相がない実相である」ことを信受いたします。
