ショート・ショート（その７７４）・・・

☆ホンキになれない？・・・

 

 

公立の中高一貫校の入試が終了後、ほどなくしてアイちゃんには、

英検４級のテストが控えているようでした・・・、、てか、申し込んでだんだ(#^^#)

 

 

家内

「一応、ちゃんとアイには聞いてからねっ、最初は『どっちでもいいよ～』としか言わなかったけど、申し込みギリギリで『やってもいいよ～』ってことになったから」

 

 

コスモ

「ふーん、じゃあ、消極的参加だ・・・、、いや、なんでもない」

 

 

家内

「・・・、、アイっ、（英検４級の）テストまで、あと３日しかないよっ、いい加減家でも勉強はじめないとっ」

 

 

しかし、この時期には完全に、公立の中高一貫校の不合格が決まったこともあるのか、どうにも無気力なアイどの

 

 

コスモ

「アイっ、前回の英検５級では、リスニングで相当稼いだみたいだけど、だから今回もって、甘くみないほうがいいぞ」

 

 

家内

「そーだよアイっ、もうね、公立の中高一貫校に合格した子は、入学前から大量の宿題もらって、やらなくちゃいけないんだって、いーい、そうやって、なぁーんにもしてないと、もうこの時点で差がつくからねっ」

 

 

コスモ

「・・・、、へぇ～、そーなんだ。。それはともかく、今英語の勉強しとくことは、ゼッタイにムダにならないはずだから、だからまずは、目の前の目標、頑張ったほうがいいんじゃないか」

 

 

それでもアイどの、なかなかエンジンがかからなかったのですが、夜の遅い時間になって、ようやく勉強がはじまりました・・・

・・・この、おそらく昼間からの“ダラダラ”、夜になって“ようやく”は、オイラのみる限り、アイに多いパターン(#^^#)

 

 

その英検４級の勉強、今はなんだかＰＣで便利に勉強できるらしく、

アイどのも、ＰＣでどうやら無料で使用できるらしい『スタディギア』というサイトを利用しはじめます。。

 

そういえば、英検５級のときも、たしかこんな流れだったような・・・、試験直前にならないと勉強しない

・・・はたして同じ感覚で、この４級も乗り切れるのか

 

 

そんなアイちゃんの様子、どれどれとオイラが後ろからみていると、

英単語の問題も、文章を並べる問題も、ほとんどが不正解ばかり

 

 

さらには・・・

『あ～、（制限時間の）１時間経ったから、勉強終わりぃ～』

 

 

コスモ

「なあなあ、いくらリスニングに圧倒的な強みがあるからって、いくらなんでも・・・、アイ、たとえばパパあたりは『書くこと』で覚えたんだけどなぁ、、アイもそうしてみたら」

 

 

するとアイちゃん

「え～っ、（オイラに）いっつも言われるけどぉ、なんかぁ、面倒くさいっ、それにさっ、ママがねっ、いっつも『字が汚い』って言うしさっ」

 

 

コスモ

「字・・・、ナニも覚えるときの字は、そうこだわらなくてもいいと思うぞ」

 

 

家内

「あとはアイっ、ここは家なんだから、口に出しながら勉強したっていいんだよっ」

 

 

コスモ

「おお～、そうそう、パパもそれ賛成」

 

 

アイ

「・・・、、今日はもう寝るのっ、だぁってぇ、ママがいつも、睡眠時間はちゃんととれっていうしさぁ～」

 

 

 

そんなわけで、通っている英会話の塾では、ある程度のことはしているんでしょうけど、

あとは、その塾の宿題は、ある程度マジメにこなすようですけれど、

まだまだ、それ以上の展開になってくれないアイどの。。

 

 

こんな感じで英検４級のテスト本番に臨んだアイちゃん、さてどういう結果になることやら(#^^#)

 

 

 

☆結果は・・・

 

 

その英検４級テストの答案の答え合わせ、、

正解がないので、試験終了直後、まだなんとかわかりそうなオイラが採点をしてみるのですが・・・

 

 

コスモ

「たぶん正解率は４割から、いって半分ってとこだと思う、まあこれでも、数日前のこと考えたら、多少は進歩したのか」

 

 

アイ

「ふーん～」

 

 

コスモ

「いやだから・・・、、、なあ、リスニングはどうだったんだ、もし“前回みたい”に満点に近かったら、また今回のも『いけそう』だけど・・・、でもさ、さすがにある程度“単語がわからないと”リスニングは・・・、、とは思うけど」

 

 

アイ

「え～っ、よくわかんない・・・、てかさぁ、(答案の答え合わせは)なんか、当たんなかったねっ」

 

 

コスモ

「なあなあ、いいか、コレは『当てる』じゃなくて『解く』のっ、、あくまでもパパの採点だから、多少“前後”するし、あとはリスニングもあるから、もしかしたら合格かもしれないけど、単語や文法は、実力的には全然なんだから、ホントはこれで『ヤバイ』って感じてもらって、ちゃんと普段から勉強しなきゃダメなんだそっ」

 

 

家内

「そーだよアイっ、今の時期みたいに“ナニもない”時に、どれだけ頑張るかだよっ」

 

 

コスモ

「そうそう、ほーんと、今のアイの時期に覚えると忘れないからっ」

 

 

しかしアイちゃん、どうみてもオイラや家内の諫言を、ただ聞き流しながら

「はいはいはいはい、、わかったけどさぁ～、ママぁ、（試験が終わったら）ゲームしていいんだよねっ」

 

 

 

 

 

それからの日々も、塾での英語の問題が、８点満点中１点だったり（勉強していかなかったようで・・・）

小学校での算数のテストが１００点だったり（ほぼほぼ出る問題が事前にわかってて、３割ぐらいの子が満点）

・・・こんなことをして日々を過ごし。。。

 

 

そして、とある日の夕方、家内からＬＩＮＥが入り・・・

 

 

今回はザンネンながら不合格。。

なんだか、得意なはずのリスニングのほうで点数が伸びなかったようでした。。

・・・そりゃあそーだ、仮にいくら耳があっても、肝心の単語の意味がわからないと

 

 

オイラが帰宅すると、なんだかそれなりに落ち込んだ様子をみせるアイどの

あ～、そーなんだ、一応落ち込むんだ(#^^#)

 

でもいいんじゃないの、だっておそらく、これが今のアイの実力だもの。。

もし、ちょっぴりでも悔しいと思ったら、英語もやっといたほうがいいから、勉強頑張ってほしいなぁ。。

 

 

 

しかし、次の日には早くも、勉強のことで母娘がバトル

 

 

『もぉーっ、アッタマきたから、自分から受けたいって言わない限り、英検の試験、申し込まないんだからっ』

・・・あららアイどの、どうやらキモチは一日ももたず、、まるで堪えた様子はなし

 

 

 

ビートルズの好きな曲、教えて

 

オイラは特別ファンというわけではないのですが、

それでもちょびっとは曲とかを知ってるので、やっぱりビートルズはスゴイ(#^^#)

 

 

好きな曲・・・、うーん。。

 

個人的にはカーペンターズも好きなので、彼らがビートルズの曲をカバーした『Ticket to Ride(涙の乗車券)』、

あとは、ビートルズもカーペンターズもカバーしている『プリーズ・ミスター・ポストマン』もいいですね～

 

 

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