さよなら恥部屋?  8月15日(木) 6651
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さよなら恥部屋?  8月15日(木) 6651_b0069507_02120004.jpg恥部屋?
アラーキーこと、写真家荒木経惟さんは、ご自分の事務所を「恥部屋」と呼んでいました。
私が大学生の頃、荒木さんと写真月刊誌「カメラ毎日」(1985年4月休刊)を通して、何回か接点がありました。
荒木さんは、その頃神楽坂に「恥部屋」をお持ちでした。
そこは、確か、正面のブルーシートの工事現場にあった一軒家だったような…
毎日、スタジオまで歩いて行く途中に通る道を少し入ったところにあるのですが、何気なく今日見たらマンションの工事現場になっていました。
気が付かなかった~
個人的には、ちょっとショックです。
さよなら恥部屋?  8月15日(木) 6651_b0069507_01342736.jpg市ヶ谷で、ロンドンタクシーを発見。
東京では、この個人タクシー以外に、互助交通という法人タクシーにもう1台あるようです。

1メーターでも乗れば良かった!
後悔先に立たず。でした。
さよなら恥部屋?  8月15日(木) 6651_b0069507_01342777.jpg午後は、9月8日(日)のヨドバシカメラ万博記念公園撮影会の講師とモデルの組み合わせをしました。
この作業が、撮影会で一番大変です。
送られてきたモデルさんのコンポジを見ながら、実物を想像する。…
何回やっても、大変です。
特に、今回のようにモデルさんの入れ替わりが多いと、想像力がより必要です。

大阪・ヨドバシカメラ万博記念公園撮影会の詳細はココからどうぞ!

さよなら恥部屋?  8月15日(木) 6651_b0069507_04022252.jpg
さて、忘れてならないのは今日は終戦記念日です。
日本だけでも310万人以上、アジアの国々を加えると1000万人単位の人々が無くなっています。
若い人に8月15日は「何の日?」と聞いても、答えられない比率が高いとニュースになったのは、もうずっと以前です。
今は、殆どの若い人は答えられないのでは…

私の世代は直接戦争体験を親から聞いた世代です。
私の父は、海軍の下士官でした。
父は、徴兵され、上海の陸戦隊にいたり、砲術学校をでて駆逐艦の対空砲の指揮をしていたようです。乗っていた船が沈められて、最後は南鳥島にいたようです。
そこで玉砕を覚悟していたら、あまりに小さい島なので米軍の飛び石作戦の対象にならなかったようです。
そのかわり、食料難になりトカゲや猫まで食べ、空腹のあまり、たくさん余っていたワカ末だかビオフェルミンを「食べたら」、後でかえってお腹が空いた話等をしてくれました。
父は、友人から「トカちゃん」と呼ばれていました。トカゲを食べた事があるからです。
南鳥島で結核になり、病院船で横須賀にもどり、清瀬の病院で敗戦を迎えたようです。
結核がもとで、片肺摘出、傷痍軍人となりました。
悲惨な体験をしたせいか、戦争の話はあまりしませんでした。ただ、音には敏感で、寝ていても、ちょっと音がすると、起きていました。
軍隊時代に命をまもるために音には敏感になったのでしょう。
そんな、父はこの「戦争は勝てない」と思って戦っていたようです。
父の話から、まとめると、
・上海陸戦隊にいる時に、中島飛行機事件の関連で取り調べを受けた時、担当の東大出の士官とマルクス経済をかじっていた父は話があい、色々話すと士官は日本は勝てないと話していたそうです。
・対空砲で撃墜した米軍のパイロットを捕まえた時に持っていた、サバイバルキットを見たら、釣り竿や、食用にできる魚の図鑑などが揃っていて驚いたようです。こんな国と戦っても勝てないと思ったようです。
・南鳥島では、毎日B24が飛んできて、写真を撮ってかえったようです。低空で飛ぶB24の側面の大きく開いた窓から、カメラを構える米兵の姿が見えたそうです。
日本軍は飢えに苦しみ、反撃する武器も十分では無く、反撃したら数百倍になってかえってくるので、隠れているしかなかったのです。
・南鳥島から病院船で横須賀に向かっている時に、米軍の臨検を受け、乗り込んできた血色が良くて大きい米兵を見て、こんな大きな奴には、勝てないと思ったそうです。怖かったといっていました。

要は、戦争は経済力である事。
精神主義でなく科学的思考が必要である事。
戦う兵隊は消耗品では無い事等が身に染みてわかったようです。
日本は神の国だなんていう精神論では、勝てないのです。
 
そういう面では、今の北朝鮮はどうなっているのでしょう。かわいそうなのは国民です。

74年前に終了した戦争で亡くなった、全ての人に合掌。



by mash_boss | 2019-08-16 07:13 | イベント | Trackback | Comments(0)
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