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2018.09.21
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カテゴリ:物語、童話、詩
翔は今自分に出来る事、それはブラインドタッチを必死で練習し、今の自分の気持ちを綴る事だった。

翔はパソコンをほとんど触ったことがなかったので大変苦労したが、

タイピングの検定試験で一番最高の資格をとった。

翔は、目が見えなくなった時の為に、作品をブラインドタッチで書いた。

今しか書けない素直な気持ち、

僕の今の心境、そして学年で1番になった時の勉強法、

眼鏡をかけるときの勇気など、そんなものが作品としてどんどん浮かんできた。

全てブラインドタッチで文字を打ち込んだ。

そして1年後


盲目となり、その時書いた作品は本となり、今でも沢山読まれている。

1年前に翔がお母さんに教科書を投げつけたことを申し訳なく思っている。

いつまでも味方でいてくれるお母さんに感謝し

そして、今では子供向けの童話をブラインドタッチで書いている。

楓ちゃんが

「翔、眼鏡似合ってるよ」

と言ってくれた眼鏡をかけて

おしまい


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明日と土日祝日はお休みします。





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最終更新日  2019.02.24 14:46:24
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