十五夜の昨日、日中は怪しい空模様で心配していたが、夜には晴れて美しい仲秋の明月を見上げる事が出来た。
我が迎秋の挨拶文に、恐縮にも大変多くの皆様から御返信を頂いている。高校時代の恩師からも有難いメールを頂いた。
「いま、東の空高く静かに光を放っている満月を拝んでまいりました。各国のリーダーが、月から地球の将来を眺めるような発想をもって、施策を進めて頂けるようにと願うものです。爽やかな日々が続くことを願いつつ・・」
やっと我が家の紅白の曼珠沙華が咲き揃った。白い曼珠沙華は数日前に咲いたものの、赤い曼珠沙華は開花の気配さえ見せず居た。我がブログを振り返って見ると、2017年は9月16日に白曼珠沙華の記事、2018年は同じアングルの写真掲載が9月18日、昨年は9月23日であった。期日を見ると少しずつ遅く成っている事が判るが、今年は特に彼岸を過ぎても野の畦に赤い彼岸花を見る事が出来なかった。
桜の花は、休眠打破と言う厳冬の冷え込みに反応し、2月1日からの平均気温の総和が400度、最高気温が600度を超えると咲き出すという。曼珠沙華の開花のスイッチはどんなものなのだろう。この夏の猛暑に1週間から10日、押し出されたのは確かである。
曼珠沙華一つをとっても、極めて顕著に気候変動、地球の温暖化と言う現実を見せられてしまう。恐ろしい事である。