今日は7月10日・・・ということで、語呂合わせから、
納豆の日
よく関西・中国地方では食べない方が多いと聞きますけど・・・この記念日を、納豆の消費拡大を願って最初に制定したのが関西納豆工業協同組合だというのは、何とも泣かせます。
精進料理として納所(※寺院の倉庫)で作られたことから納豆という名称になった・・・という高タンパクでビタミンK・イソフラボン、そしてナットウキナーゼ等を多く含む健康食品。
私は大好物で、毎朝食べてます。
我が家では、納豆に玉子とネギ、それに信州名産の青大根のおろしを加えてます。
(※青大根は冬季限定。それ以外の季節は辛味大根を使っています。 もちろん、普通の大根おろしでもOK。)
これをアツアツのご飯の上にかけて食べると、美味しいんですョ~。
現在では殆どが発泡スチロール製の小箱入りで販売されていますが、私が子供の頃はワラにくるまれているのが当たり前(?)でした。
今でも高速道路のSAなどで稀にワラ入り納豆が売られているのを発見すると、思わず買いたくなってしまいます。
・・・といっても、ワラに含まれる天然の納豆菌を利用して発酵させたホンモノは、あまりないようですが。
納豆を美味しく食べるには、とにかくかき混ぜることだそうです。
美食家・北大路魯山人も、納豆の食べ方には大変な拘りがあったそうで、
① 小粒の納豆を深い器に入れ、何も加えずに305回かき混ぜる。
② 次に醤油を2,3回に分けてたらしながら更に119回かき混ぜる。
③ 最後にネギ・カラシを入れて出来上がり
というレシピ(?)を残しているとか。
でもこれ、科学的にも合理性があるようで、グルタミン酸(ネバネバ成分)をよくかき混ぜて分断することによって美味しさが増すのだそうな。
とはいえ、400回以上かき混ぜるのは時間・体力共かなり消費しますから、朝お忙しい方にはちょっと実行は無理かナ?
最近は、簡単に混ぜられる納豆専用のかき混ぜ棒も売っているそうですから、拘りのある方は手に入れてみては如何でしょう。
私はご飯以外にも、明太子スパゲティーや日本蕎麦にも入れて食べますが、納豆が苦手な方に是非オススメなのが、納豆カレー。
カレーの味もまろやかになって、匂いも殆ど気になりません。
視覚的に苦手な方は、納豆の上にカレールーをかけて見えなくすればバッチリ!
是非一度お試しあれ。