薑 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

表題の漢字をすぐに読めた方は、漢字検定1,2級の実力の持ち主でしょうネ。

これは、〝はじかみ〟と読むのだそうですが・・・今日は、昔はそう呼ばれていた

 

 生姜の日
 

なのだそうです。

 

この記念日を制定したのは、永谷園の〝生姜部〟。

なんともダイレクトな名前の部署を作ったものですが、同社は女性の冷え症を緩和する生姜入り食品『冷え知らず』シリーズを2007年に発売し、大ヒット。

これにより、社内で生姜を試験栽培や新商品開発をするために既存のセクションとは別の〝生姜部〟を同年12月に立ち上げました。

そして同部が今からちょうど10年前の2009年に、6月15日を生姜の日として制定したのですが・・・その根拠が、〝はじかみ〟。

生姜のルーツはアジアの熱帯地域だといわれていますが、野生の生姜が発見されていないため、確定はされていないとのこと。

インドでは紀元前3~500年前には既に保存食・医薬品として使われていたようで、あの論語にも 「薑を撤せずして食らう」 という記述があり、古来から食品として用いられていたことが分かっています。 


日本には中国から2~3世紀頃に伝わり〝薑〟と呼ばれ、奈良時代からは神様への供物として献上されていたとのこと。

そしてこの〝薑〟を冠した石川県金沢市にある『波自加弥(はじかみ)神社』(718年創建)で毎年6月15日に生姜を祀る〝はじかみ大祭〟が行われていることに因んだ・・・というわけ。


※因みに大陸からはミョウガも同時に入ってきたそうで、香りの強い薑を〝兄香(せのか)〟、弱いミョウガを〝妹香(めのか)〟と呼んだことが、後のショウガ・ミョウガに転訛した・・・という説があるそうな。

 

     
 

とはいえ、この生姜は主食ではありませんし、紅生姜とか寿司屋さんのガリを大量に食べる人はいても、生のままガリガリかじる人はまずいないでしょう。あせあせ

さんは、どういう調理法で召し上がっていますか?

私の場合、これからの夏場はまず冷奴におろし生姜をたっぷり。
そして冬場は湯豆腐を始め鍋物でもポン酢にどっさり。

だいたい女王様と2人で、一食につきスーパーで売っているビニール入りの1個丸ごとおろしちゃいます。

これって、入れ過ぎですかネ?


あと中華料理に刻み生姜を多めに入れてますが、冷え性の女王様には、それくらいがちょうどよろしいかと。

あっ、それから巷で言われている程生姜には殺菌・消毒効果はないそうですので、ご注意を。うー

 

記念日の今夜は、おろし生姜こんもりの冷奴で決まり・・・かナ。

 

 

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