爪 痕 | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

今月11~13日にかけて猛威を振るった台風19号は、日本各地に大きな被害をもたらしました。

個人的には、千曲川の堤防が決壊して付近一帯や北陸新幹線の車輛が水浸しになった映像は衝撃的でした。

なぜなら、現場は私の実家があった場所からさほど遠くなかったから。

あそこで氾濫が起きるなんて想像していた方は私を含め殆どいなかったでしょうから、不意を突かれた被災者のショックは大きかったはず。

被災地の一刻も早い復旧を願うばかりです・・・が、実は幸いにも自宅に被害がなくホッとしていた私にも、意外なところで影響が。

台風が夜半に通り過ぎた東京では13日朝から快晴でしたが、その日千葉の袖ケ浦CCで行われる予定だった男子ゴルフのブリヂストン・オーブンが早々と中止に。

それを知った私は心配になって朝メンバー・コースに電話すると、まだコースの状況が分からないとの事。

そこで翌日もう一度電話すると、

「おかげさまで、営業は出来ます・・・一応。」

ん? 一応? 

何か引っかかりを感じた私は、数日後自分の目で確かめるべくコースに出かけました。

平日にも拘わらず、お客さんもそこそこ入り受付も賑わっていたのを見て安心した私は、スタートホールへ。

すると、目の前のフェアウェーには、今まで見たことのない茶色の帯が・・・。

   

何と右側の斜面が崩れ、コースを横断する形で土砂が流れこんでいたのです。

驚く私に、コース係員が、

「ご覧の通りの状況ですので、ティーグラウンドを前に出させていただきました。」

つまりパー4のミドルホールを、土砂の先から打つパー3にしたってわけ。

カートに乗ってその前進ティーに向かうと、その爪痕がクッキリ。

  

土砂崩れは高さの3倍横に広がると聞いていましたが、この現場でもほぼその通りになっているのが分かります。

更に別のホールでも、やはりフェアウェー一面に土砂が広がっていましたが、これも画面左側の斜面の遥か上が少し崩れただけで、この有様。

  

あらためて、自然の驚異・猛威を目の当たりにした次第。

コースをクローズする程ではないにしろ、これだけの土砂を除去・コース修復するのは大変なはず。

果たしてスタートホールが再びパー4に戻るのは、一体いつになることやら?



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