ブログ・タイトルの数字4ケタ、殆どの方がご存知のはず。
この着信課金電話番号、すなわち
フリーダイヤル
Free Dial
のサービスを日本電信電話(NTT)が開始したのが、今からちょうど35年前の今日・1985(昭和60)年12月3日のことでした。
※ちなみにフリーダイヤルは和製英語で、NTTの登録商標。。
英語ではtoll-free number、Freephone などと言うそうな。
0120で始まり下6桁を割り振る形でスタートし、会社規模の大小や業種にかかわらず、ゾロ目番号あるいは自社名や主力商品名の語呂合わせを巧みに利用するケースが多く見られます。
私が葬儀社を経営していた時は、24時間・年中無休対応だったため、イタズラ電話をかけられてはたまらないのでこのサービスは利用していませんでしたが・・・。
後に、同業他社(いわゆる新電電)も同様のサービスを開始。
しかし現在と違い、当初は事業者識別番号である0070・0077・0088などで始まる番号を使用していました。
このサービスの利点は、発信者に料金の負担がないため、気軽に電話をかけられることから顧客開拓しやすいこと。
またフリーダイヤルを導入することで、顧客に対し安心・信頼感をアピールできることでしょうか。
また市外局番がないため、発信者に心理的な距離を感じさせないという利点も。
一方導入した会社側も、本社や事務所を移転した場合そのまま電話番号を変えずに済みますし。
ということで、このサービスの利用者は増加の一途・・・下6桁の回線数は計算上100万ありますが、現在は枯渇状況にあり、故にキリの良い番号などは高額で取引されているのだそうです。
ということで新たに登場したのが、〝0800〟。
最近は宅配便の再配達受付番号などでしばしば見る機会がありましが、これは下が6桁ではなく7桁。
つまり計算上回線数は1,000万もあり、まず枯渇する心配はありません。
0120で希望する番号が取得できない方は、早くこちらで登録した方がいいかも。
そのうち0120と同じくらい認識度は広がるでしょうから・・・。