前回の記事のつづきです。

 

さて、いよいよ20分コースの

酒造見学が始まりました。

 

歴史、酒造りの工程、こだわりなど

とても分かりやすく説明をしていただきました。

 

よく造り酒屋の軒下にぶら下がっている杉玉（すぎだま）が

こちらの製造工場のエントランスのところにもありました。

 

別名、酒林（さかばやし）とも呼ぶそうで

年に1回取り替えるとは知りませんでした。

 

新しい酒林は青々とした杉を使用し、

新酒ができたということを伝えるサインらしいです。

 

朝日酒造では、

ホタル生息地の保護活動を行っているようです。

 

ホタルにとっても、お酒の製造にとっても

綺麗な水はとても大切。

 

自然との共存ですね。

 

色んな日本酒を飲んできましたが、

このような説明を受けますと

朝日酒造のお酒に愛着が生まれてしまうものです。

 

日曜日だったため

工場の生産ラインはストップしていましたが

それでも十分に楽しむことが出来ました。

 

10月から4月頃までは60分見学コースもあり

お酒の製造を体験できるようでした。

 

いつか60分コースにも参加したいものです。

 

工場のとなりには

松籟閣（しょうらいかく）という日本家屋がありました。

 

こちらは朝日酒造株式会社の創立者の住宅だったようで

国の重要文化財に指定されています。

 

自由に見学できるため

有難く入館させていただきました。

 

とても気持ちが落ち着く空間で

改めて自分は日本人なんだなぁ～と

感じられました。

 

午後の研修会に参加するため

長岡駅まで戻ろうと思いましたが、

行きに乗ってきたあのローカル線は、

 1時間に1本ぐらいしかないようで

仕方なくタクシーで長岡駅に戻りました。

 

タクシーに乗車後、せっかくなので運転手さんに

信濃川を見たいとお願いしました。

 

すると途中でタクシーを止めてくださいました。

 

日本一長い川である信濃川からは

大きなエネルギーが感じられました。

 

限られた時間でしたが、

とても有意義に過ごすことが出来ました。

 

 

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