普段、1ヶ月に4回日曜日があるとしますと、

そのうち2～3回は薬局業界等の研修会や会議が入ります。

 

しかし、新型コロナの影響で

予定されていた研修会や会議の殆どが延期や中止となり

3月の日曜日は毎週自宅で過ごすことが出来ています。

 

せっかくだから、

こんな時にしか出来ないことをしていきたいものです。

 

そして、何をしようかと考えた末、

以前お客様におすすめいただいた六道山のほうへ

ジョギングしてみようと考えました。

 

いつもなら、何キロぐらいの道のりになるか

下調べをしてから出発するのですが、

今回は珍しく下調べはせず

目的地を六道山公園展望台とだけ決めて出発しました。

 

その展望台は東京都西多摩郡瑞穂町にあります。

 

途中、所沢の堀之内に私が好きな比良の丘という

スポットがありますので、まずは、比良の丘を目指しました。

 

国道463号線バイパスを横断して進み路地に入ると、

小野家住宅という古民家を発見しました。

 

 

建築年代は18世紀初めごろとされ、

昭和50年に国の重要文化財に指定されたそうです。

 

路地には、こういった発見があって楽しいものです。

 

比良の丘に向かう途中、

大きなロケバスが私を追い越して行きました。

 

こんなところで撮影が行われるのかな～と思っていましたら

比良の丘の近くにそのロケバスが停車していました。

 

そしてまさに比良の丘で

俳優の井浦新さんが撮影をしていました。

 

周囲を歩く人は、有名俳優がそばにいることに

気が付いていない様子でした。

 

 

比良の丘から、いよいよ六道山公園展望台へ向かいます。

 

この辺りから急に舗装された道ではなく

対向車がすれ違うことが難しいぐらいの

狭い砂利や土の道になりました。

 

すれ違う人もハイキングの恰好をした人ばかりになってきました。

挨拶を交わすのが気持ち良いものです。

 

 

ちょっとした山道なので足をくじかないよう

気を付けながら黙々と走りました。

 

分かれ道には必ず標識があったので、とても助かりました。

 

 

アップダウンが連続する道を進み、

ようやく目的地の六道山公園展望台に到着しました。

 

 

入間市の桜山展望台と同じように、

てっぺんに行くには階段を上がります。

 

数えたら、ちょうど70段ありました。

 

てっぺんでは360度のパノラマを楽しむことができました。

 

 

東の方角には都心のビル街、 

西の方角には富士山が見えました。

 

周囲には桜の木が多数植えられていました。

 

あと1週間遅かったら、

6～7分ぐらいは咲いて楽しめたかもしれません。

 

桜が咲く時期にお出かけいただくと良いと思います。

 

少し休憩をして、復路を走り始めました。

 

往路で距離感を掴んでいましたので気持ちの面で楽でした。

 

しかし、自宅まであと2キロあたりのところで

ふくらはぎと太ももがパンパンに張ってきましたが

何とか痛みに耐えつつ無事に帰路につきました。

 

帰宅して自分の走った道のりを確認しましたら、

片道9キロ、往復で18キロの道のりでした。

 

予め、何キロぐらいの道のりなのか

調べなくて良かったと思えました。

 

その数字を知っていたら、

走り切れなかったかもしれません。

 

知らぬが仏とは、まさにこの事ですね。

 

 

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