旅の恥はかき捨て
旅の恥は搔き捨て
旅に行った時は、何をしても、多少、はめを外して、恥をかいてもいい。
旅の恥は搔き捨て
そういう意味では全くない!
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旅先では、その土地の風習や、習わしを知らない。
だから、恥ずかしい行儀でも、行為でも、
地元の人が、
旅人を慰めるために、旅の恥はかき捨てで良いんだよと、
気を使って、旅人に、言う言葉だ。
人間、生きている以上、恥は、かきっぱなしだ。
バカで無知で思い込みが激しくて決めつけて、
そう、カッコつけてることって、恥ずかしいよね。
どうしようもなく、生きてる事が、恥ずかしかったりする。
これから決算に向けて、また、生意気な後輩に、部下に、
また、頭を下げて、仕事を、教えて貰うんだ。
そうものすごく、プライドは傷つき恥ずかしと思ってしまう。
彼岸の今日、父と母の墓参りに行って来た。
とても得体の知れない満足感が湧いてきた。
墓参りが、彼岸に出来た。
亡くなった父と母に逢えた。
とうさん、かあさん、おれ、恥かいても、生きるから。
人生という名の、旅の恥は搔き捨て。
きっと、僕に、そういって、くれるよね。