世界は危険に満ち溢れている。
宮古島もかつては台風によりかなりの被害があったわけだが、今はそう大きな被害は無い。
まぁ被害といっても人命にはまず影響は無い被害で、最大の害はせいぜい1週間程度の停電だ。
8000本余りのコンクリートの電柱が台風で倒れた時はびっくりしたものだが、あれも風によるドミノ倒しのようなもので、逆に電線の強さに感心したものだ。
台風の次は何百年か何千年に1度の海底地震による大きな津波が起きる時だろうが、宮古島では最高に高い場所が100メートル位だから、その時は殆ど助からないだろうからしょうがないさと諦めもつく。
何百年、何千年なんて、しかもそれさえ宮古島ではほとんど経験したことがあるかどうかわからない人だから、心配のしようもない。
それぐらい宮古島は安全だと思うのだが、日本には危険な場所が無数にあり、そこにおびただしい人々が住んでいるのだから僕は驚かされる。
今年もこの狭い日本列島内で死んだ人は何名いるのだろう。
だがあの戦国時代に殺しあった無数の人間も、人災であり、今の交通戦争も人災であり、それこそいつも人災の方が天災を上回っている。
ただ天災は時に数千人数万人の命を奪うので恐ろしいものだが、最近の人災はヤクザでも詐欺師でも、せいぜい1人2人を殺すので、交通事故より目立たないわけだ。
さらに、ネットがらみのビジネスを上手に利用活用したやつは、数年で莫大な金を得ることが出来、金を掴めはそれに靡(なび)く女は無数にいるだけで、やはり若いものはとにかく金が欲しいのがおおむねの人間だろう。
僕は自分では金など特に欲しいとも思わなかったが、考えれば金が必要以上に有ったときには、必要以上にモテたことも事実だ。
だが73歳ともなり、しかも半身不随の身になってみると、すべてに達観して人の動きが見えるのだ。
別の言い方をすれば、哲学者になるには、1番若い身になってみることじゃないかとも言える。
まぁいろいろ考えてみるだけで、どれが真理かはまだまだわからない。
つまり真理の追求をするつもりは、まだまだだと思うわけだ。
しかも、最もふさわしくない人間が真理の追求などをしたようなことを言うのは本当におこがましいすぎて、僕は現在73歳になってまだ生きているから、まだまだ言いたい放題が出来て満足と言うわけだ。
人を殺した奴は悪党には違いないが、なぜ殺したかにもよるが、人を騙したやつは理由の如何によらず、駄目なやつだと思う。
人を騙す、誑かす、陥(おとしい)れるのは、逆に自分のためだけの行為が殆どなので、如何(いかが)わしいやつだとしか思えない。
その如何わしいやつが最近増えて、そいつが金を持ってさらに如何わしい行為をし、大手を振っているのが最近のネットの世の中には多い。
あの紀州のドンファンの22歳の妻なんて、どういう心境なんだろうと想像するが、とても想像を絶するのでわからない。
本当にますますわからなくなっていく世の中だ。
そして世界中を見渡すと、もっともっと馬鹿な奴らがのさばっているのがよく見える。
北朝鮮を筆頭に、独裁者の大バカ者はうじゃうじゃいるし、それに近いのが大統領だ首相なんてやつらで、国を守る軍隊だって何のためか、さらに誰のためかを本当に分かっているのか、もし分かっているとしても、それは第1戦で現在命がけの働きをしている人間だけだろうと思う。
1番問題なのは、何のためかだけど、結局敵を作り出したのが1番問題で、もうクレオパトラの時代にははるばるローマからエジプトまで敵を求めて遠征しているわけだから、本当に人間は戦争が好きなんだなーと思う。
皆さんいかがわしい人間の多いご時世だから、諦めずにがんばりましょう。
2018年12月25日
人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
https://kamosan.ti-da.net/e10459057.html