人は犬を飼うと健康になる

・・・そんな事を言った奴は誰だあッ!

と思わず天に向かって叫びたいほどに

犬との生活に体力を奪われている

北国のひきこもりとは私のこと。

 

 

犬の世話は基本的に私がすべてやる、

ということで犬との生活を開始した我々でしたが

昨日はとうとう体力の限界が来た上に

気力もなくなってしまったので

夕食が終わるなりわが夫(英国人)に

「すまんが犬の寝支度を頼めないか」

 

「・・・寝支度って何をすればいいんですか」

 

「犬を外に連れ出して膀胱を空にさせて、

室内に戻して全身を撫でながら褒めて、

首輪を取って檻に入れて、最後に

檻の上にタオルをかけておやすみなさい」

 

「それくらいのことは僕もできますけど

またどうしてわざわざそんな依頼を?」

 

「今日あたり自分がちゃんと寝ておかないと

危険領域が近づいている自覚があるんだ。

何も聞かず今日は寝かせてくれたまえ」

 

「・・・わかりました、ついでにゴハンの

後片付けも僕がしておきますよ」

 

ありがとう、夫よ、君は良き伴侶だ。

 

で、翌日。

 

久々にぐっすり長時間寝たにもかかわらず

まだ眠気が少し残っている辺りが怖いな、と

洗顔をしておりましたら夫がやって来て

「一応報告しますけど、犬の世話、

ちゃんとやっておきましたよ」

 

「ありがとう。本当に助かったよ」

 

「犬を寝かしつけた後に寝室に行って

君にその旨報告しようとしたんですけどね。

夜の9時半に熟睡している君の姿、

僕は結婚して初めて見た気がしますよ。

君、相当疲れていたんですね、もしかして」

 

ええ・・・

 

何かしら、犬が来て以来

自分の時間がまったくないわけじゃないんですけど、

やはりどうしても生活が犬第一になってしまって

そのしわ寄せが色々なところに及んで

最終的には睡眠という

根幹までが削られてしまった、みたいな。

 

子犬でこれなんですから

新生児を迎えたご家庭とか

色々本当に大変だと思います。

 

世話をされる側の健康も大事ですけど

世話をする側が不健康になったら

それは共倒れコースでございますからね!

 

皆様どうかお気をつけて。

 

私は今日も早寝の予定です。

 

 

精神力が睡眠不足を凌駕する、は

短期戦ならあり得るかもしれませんけど

長期戦では自滅戦略でございますから

 

いやしかし寝ないと駄目ですね、人間は

 

愛があれば大丈夫何とかなる、にも

限界というものは存在いたしますので

皆様どうかお気をつけて、はい

 

昨日はよく寝たそちらのあなたも

今日は早寝のこちらのあなたも

お帰りの前に1クリックを

人気ブログランキングへ