我が家の盲導犬候補生アーシー(仮名)、

本日は朝起きてからの20分間で

 

1.寝床に敷いてあるシーツ

がわりのタオルを引きずり出し

 

2.おもちゃ箱の中に入っていた

おもちゃを全部床にばらまき

 

3.窓ガラスを爪でこすり傷をつけ

 

4.カーペットを引き剥し

 

5.私の運動靴2足をしゃぶり倒す

 

というある意味新記録を樹立。

 

何なんだ、もう!

 

ヘッドカラーつきの歩行訓練が

そんなに辛いのか、と本日は

フリーウォーク

(リードなし散歩)をしたのですが

たっぷり1時間以上山を歩いて

それなのに帰ってくるとまたすぐに

「外に出してくれ、外に」と

窓ガラスを爪でこすり

・・・あまり相手をし過ぎても駄目か、と

噛んで遊べるおもちゃを与えて

放置していたら静かになったので

作戦成功かと犬の様子を覗いたら

また私のお気に入りの運動靴を

齧りまくっていたという・・・

 

犬は好き、アーシーのことは大好き、

でも私の心の中には今

この黄色雌犬に対する

冷たい憎悪に近い何かがある・・・!

 

ちなみに運動靴の内側の布が

完全に外に引っ張り出されて

ズタズタになっているのを見た瞬間、

アーシーは明らかに

変な犬笑いを浮かべて

(注:犬は笑います)

「おっ!おっ!怒るでしょ!

カチンと来たでしょ?怒鳴ってみそ、

叱ってみそ、怒ってみそ!

全然アタシ気にしないから!」

 

人間怒りが一周すると

逆に妙に無表情になるものです、

そのまま思わずアーシーの目を

正面からじっと見詰めてしまったら

アーシーはまず尻尾を振るのを止め、

次に笑顔を消し、

そして私から目をそらし、

口を開けて何事か考え込み、

その後勝手に自分の寝床に入って

「反省しました、今からしばらく

ここで静かにさせていただきます」

みたいなポーズを取り、

まあそれはそれで可愛いと

言えないこともないんですが

私はそもそも自分の怒りを

ぐっと静かにため込んで相手に

『察してもらう』みたいなこと自体が

嫌いでございまして、ああ、でも

あの瞬間は本当に久々に

「あ、私、憤っている」という

自覚がありました。

 

 

しかし本当に何なんだ、もう!

 

 

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