盲導犬候補生アーシー(仮名)と

本日はスーパーで歩行訓練。

 

ここから約1ヵ月は

青ジャケットおよび

ヘッドカラーを

まったく使用しないで

過ごしてみましょう、という

担当訓練士さんの提案に従い

ジャケットなしでまずは

スーパーの建物周辺を歩き、

次にスーパー内に入り

中を1周したところで

牛乳などを買ってレジへ。

 

アーシーの態度、非常に良し・・・!

 

メローネ風に言うならば

ディ・モールト良しッ・・・!

 

 

 

 

リードを引っ張らない、

他の犬に気を取られない、

はしゃいで羽目を外したりしない、

これが・・・これが

青ジャケット未装着効果か・・・!

 

さてレジにて前のお客さんが

清算を済ませたところで

私はアーシーに向かって

「立て(スタンド)。来い(カム)」

と指示を出し・・・すると

どうしたことでしょう、ここまで

反応よく私の言葉に

従って来た黄色大犬嬢が

何故かその場に腰を落として

文字通り『尻込み』を

するではありませんか・・・!

 

な、何故に?

 

ここまで文句なく

いい子だったのに

何故ここでそんな?

 

そして通常君が

レジ前で見せる問題行動は

『レジのお姉さんに

愛想を振りまき過ぎる』が

基本であるのに何故今日は

そんな怯えたような顔を・・・?

 

そして私は気が付きました、

そう、今日からアーシーは

青ジャケット未着用、しかし

青ジャケットなしで

屋内歩行訓練を実施すると

犬好きの善男善女が

アーシーが訓練中で

あることに気付かず

その頭や背中を撫でたり

目を見て話しかけたりしてしまうもの。

 

故に私は青ジャケットを

自分が肩にかけている

リュックサックにひっかけて

『今、訓練中です』の

目印にしていたのでした。

 

ここまでアーシーは

その目印の存在に気付かず、

しかし私がレジのお姉さんに

挨拶をするために

犬に背中を見せた瞬間

「・・・あ!あれは!」と

そこに目が釘付けに

なってしまったようで・・・

 

アーシー、君は

本当にそこまで

このジャケットが嫌いか。

 

犬の好き嫌いの強さに

少し驚いた私でした。

 

 

好き嫌いというか

目敏さというか?

 

 

なおこの記事の内容は

ちょっと過去の

ものとなっております

 

ほら、ラグビーとか

色々あったから

話が押しちゃって・・・

 

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