数年前に夫(英国人)の母、

すなわちわが義母から

譲り受けたアロエの鉢。

 

この冬・・・

 

アブラムシに

たかられてしまいましてね・・・

 

 

敗因は『水のやりすぎ』であると

見切った私はその後調べを進め

この夏に『植え替え』を

敢行することにいたしました。

 

アロエの植え替えの時期は夏、

コツは植え替えの時まで

水やりを控え、植え替え完了後に

水をたっぷり与えること、だそうで。

 

で、無事に植え替えを終え

「お客様、すっきりしましたよ!」

みたいな仕上がりを堪能し。

 

 

勿論調べた通り水をたっぷり与え

1,2週間ほど経過しましたら。

 

・・・何故エメラルドグリーンに

なるべき葉っぱの色が

茶色とか灰色になったのかしら・・・

 

ええ、もう明らかに

何かに失敗した色だったんです・・・

 

(あまりにひどい色味であったため

カメラを向けることさえ憚られた)

 

ため息をついておりましたら夫が

「これ、水のやりすぎが原因ですか」

 

「植え替え後は水を

たっぷりやるべき、との話だから

『やり過ぎ』ってことはないと思う」

 

「それは植え替え

直後の話なのでは。

ほら、アロエってカナリア諸島に

たくさん生えていたでしょう?

あそこは雨が降る時は

どっと降るけれども

降らない時は乾季、みたいな

気候だったじゃないですか。

水をやる時はたっぷり、でも

ふだんは乾き気味にするのが

アロエ栽培の秘訣なのでは」

 

・・・そうかなあ?

 

でももうこれ、手遅れっぽくない?

 

しかしまあ手遅れなら手遅れで

きれいに枯渇させてあげよう、と

しばらく水やりを控えていたら、

ある日ふと気が付くとなんと

鉢の中央に新芽(らしきもの)が!

 

 

株分けみたいなことをして

やはり葉の色が絶望色になっていた

小柄アロエにも

水を与えることを止めてみたら

・・・あら、こちらにも

新芽(らしきもの)が!

 

 

これはこのままアロエ復活なるか?

 

その場合、古い、というか

以前からあった葉っぱ部分は

時期を見て切り落としたほうが

いいのかしら?

 

それにしても比較的

手入れが簡単と言われるアロエを

一時とはいえ枯れさせかけた

わが能力には

戦慄すべきものがあります。

 

手をかけな過ぎてもダメ

(例:葉っぱが密集し過ぎて

アブラムシ大量発生)

手をかけすぎても駄目

(例:水やり過多による根腐れ)、

まこと園芸道とは

奥深いものであります。

 

 

アロエがお好きなあなたも

葉っぱが肉厚な植物は

どうも苦手なあなたも

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