病院は

生きてる人を治すところだから

死んでしまったら早々に退去を迫られる。

まぁ当然っちゃぁ当然。

ベッドも霊安室も数が限られているしね。

 

幸いと言っては何だけど

 

実は数日前

以前から互助会に入っている葬儀会社へ

事前相談に行って来たばかり。

 

 

結核を発症し

転院だ何だと想定外の事が相次いだばあちゃん。

 

 

『寝たきり』、『食べられない』、『点滴だけ』

の状態は変わらず

それに加えて結核発症だなんて

 

いつ何時何があっても不思議ではない。

 

 

ホント

人の終わりは最後の最後まで

予想がつかないものである。

 

けれど

お陰で割とスムーズに葬儀社と連絡がつき

臨終から2時間ちょっとで

搬送してもらうことが出来た。

 

葬儀社のスタッフが手際よく車にじいちゃんを運び込み

としお氏がその車に同乗。

 

ワタシは

あらかじめじいちゃんの身の回り品を積み込んだ

(じいちゃん清拭中に運び込んでおいた)

自家用車を運転。

 

別々に葬儀場へ向かった。

 

 

入院してから飲み込むことが出来ないと分かって

10日あまり。

 

じいちゃんの状態は多少の上がり下がりはあったものの

カタカタと急激に落ちていった。

 

当人の思いはともかくとして

最終着地までが短かったことは

かえって救いだったのではないのだろうか?

じいちゃんにとってもワタシたちにとっても。

 

葬儀場までのおよそ30分

ばあちゃんの現状と重ね合わせて

ついつい『言い訳』を反芻してしまうワタシ。


 

 

葬儀場はわりば市市内でも

大きい部類に入るところだ。

 

ワタシたちが手続きを済ませている間

じいちゃんはスタッフの手によって

手際よく『家族控室』に安置されていった。

 

こんな感じで・・・↓

じいちゃんの枕元には

大きな綿棒と水を入れたお茶碗があって

納棺するまでは

お参りする人は綿棒で故人の唇を湿らせ

焼香する。

 

葬儀場ごとにやり方は多少違うかも知れないが

こういった作法など係の人が丁寧に教えてくれるので

その通りに行っていけば良い。

 

ただ

葬儀は喪主主体で

決めなきゃなんないことや手配しないといけないことが

テンコ盛り。

分からない事だらけなので

いちいち確認しながらことを進めていかねばならない。

 

ゆっくりご飯食べてるどころじゃなかったから

さくらちゃんたちが用意してくれた

霊安室のおにぎりはホントありがたかった。

 

そして葬儀の日程は

 

通夜

平成31年4月30日(火)19時~

 

本葬

令和元年5月1日(水)10時~

 

に決定。

 

このところ安定しなかったお天気のせいか?

じいちゃん同様急逝する人が多かったようで

翌日29日は『先客』がいっぱい。

この日に通夜は入れられなかったらしい。

 

・・・というより10連休のそれもその初っ端。

葬儀場スタッフのやり繰りも大変だったかも。

 

と、いうわけで

平成令和

二つの元号をまたいだ葬儀ということに相なりし候。

 

 

 

 

21時にお寺さんが

(檀家寺がない我が家。こちらもスタッフが手配してくれた)

 

夜遅くにも関わらず

枕経をあげに来て下さった。

 

 

これをもって

取りあえず怒涛の1日は終了。

 

翌日から

 

また忙しくなりそうだ。

 

 

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