ヨーロッパの夏は猛暑でも、日本のような湿気がないため

日陰に入り、さらに風が吹いてくれたらかなりしのげるし

家の中も直射日光が入らないようにして、朝晩の気温が下がった時に

窓を開け放して冷えた空気を取り込むようにしておけば

日中もクーラーなしで一応過ごせます。(我が家の場合ですが)

 

その点では快適、でも日本のように網戸がないので

虫が入ってくるから私のように虫嫌いの人には耐え難いこともある。

 

昨年はハエが室内に何匹もいて、なかなか叩けないしイライラしました。

でも今年はあるスーパーの広告を三つ折りにして叩いたら、

命中率がとても高くて、旦那さんもびっくり。

それで昨年よりはしのげています。1日に10匹とか叩いたことも

(馬がいるせいか我が家の庭はハエがすごいのです)

 

そして昨年より言い続けて、やっと一箇所だけですが網戸を設置してもらいました。

こちらでは日本のような網戸はなく、ペラペラした網をぶら下げるタイプとか。

で、いくつか探していいものをみつけ、とりあえず1箇所で試したら

これならいけるということで、あと二か所分購入。

 

Rollo fuer Fenster Plusという商品。

  • この画像はホームページからお借りしました。
  • リンクしましたが、ドイツ語ページです。

窓外のサイズに合わせて自分で切るので、手間がかかりますが。

網部分は可動式なので、窓外の日よけのための扉の開閉に差し支えがありません。

 

ただ、一番設置したかった場所(テラスへ出るドア)は断念。

犬がゴハンの時になると興奮してドアに飛びつくからです。

うちの子たちが飛びついたら網なんて一瞬で破られてしまうから。

 

でもこれで少しはマシ。ただ、旦那さんなかなかやる気を起こしてくれないので

後の2か所の設置時期は不明笑い泣きこの週末に少し期待してます。

 

 

夏になると私が不快なものが普通の虫と、もう一つGrasmilbenです。

日本語ではなんと呼ぶのか、草のダニ?でしょうか。

 

夏になると芝生に現れるのです。ダニなので小さくて直接目にしてませんが。

まず、夜間から早朝にかけて放牧している馬たちの足に被害が出ます。

痒くてたまらなくて、時折掻きすぎて出血しててかわいそう。

私には効果あるのかどうかわかりませんが、旦那さんが効果あるからと

ポニーの皮膚が乾燥して、痒がり始めた時に塗るクリームを塗ってあげます。

 

あれがないともっとひどいことになっているような気がしますが

塗ったから治るわけではなく、ダニに刺されなくなるわけでもありません。

 

で、それからしばらくすると我が家の庭にも出現し始め、

皮膚が弱い犬たちが足を舐めまくります。

 

その頃に私や旦那さんに被害が現れます。

皮膚の柔らかい部分に集中的に被害がでます。

その痒さたるや、蚊なんて勝負になりません。

 

昨年は知らず知らずのうちに搔きむしり、そうすることでさらに痒みが増し

赤くなり、その刺された後はしばらく残ります。

昨年日本に帰国した際、お風呂に入った時に友人に病気じゃないからと

事前に驚かないように言っておいたくらい、残ります。

 

今年は少し学びました。

ひたすら痒みに耐えるんです。そうすると赤く腫れあがる範囲が小さくてすみ

痒みの継続日数が少し減ります。

蚊なら1日もすれば痒みは引きますが、Grasmilbenは数日続きます。

 

昨年日本で1本ムヒを買って来たので、それを塗りまくってます。

痒みが引くわけではないにしても、塗った後しばらくはマシな気がします。

秋の帰国時には2,3本買っておかないと、今年は足りなくなりそうだし。

 

今日も朝から気がつけば4箇所ほど痒い箇所が増えています。

雨が降らなかったせいで芝生が枯れ、出現が遅れて喜びましたが

まだまだこのシーズン終わりません。

もしどなたかいい対策法をご存知の方らおられたら教えていただけますか?

 

旦那さんに聞いても、対策法はなくて、痒みをたえるだけと言うので。

殺虫剤のようなものは、動物に悪いので使えないし…

快適なヨーロッパの夏も、Grasmilbenのせいで台無しです。

都会暮らしならこんなことはないようなんですが…

 

しかし、体のあちこちが痒いえーんえーんえーん