感染増と教育問題に揺れる | ラクダと旅する日常

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日本から送ってもらった救援物資が船便で3カ月かけ届きました。

荷物を受け取って喜んではいたものの、大都市で感染が激増していて、

マラケシュでも大型スーパーでそれぞれ40人、60人のクラスターが発生し2店舗閉鎖されたり、

そのスーパーの従業員が同じ住宅街の隣接棟に住んでいて陽性だと聞いたり、

ついに身に迫って感染する危険を感じ始めました。

そこに9月から始まる学校問題が重なり、オンラインではほとんど身にならない事、通学では感染確立が高く、いっそ日本へ帰国したい気持ちがピークに。。。

 

ここ3日くらい朝には帰国したいと思い、夜にはやっぱり無理だという気持ちで行ったり来たり。

子どもが新学期に入れば迷いも無くなると思うのですが、今がその手続きの瀬戸際なので頭が痛くなるほど考えました。

子どもの教育の事。日本に一時帰国でなく長期いるなら今まで頑張ったアラビア語とフランス語を忘れる可能性。

仮に一年後戻って来たとして留年が濃厚な可能性。

もちろん日本でもしばらく授業に着いて行けないでしょう。

子ども達は将来どんな仕事をしてどこの国に住むのだろうという漠然としたことから具体的な帰国便探し、

帰国して起こるリスクなど色々考えました。そして私たちが帰国し万が一にでも親に移したら。という老親を持つすべての人が思っている問題がやはり一番ネックに。

帰国者は空港でPCR検査を受け、陰性でも公共交通機関を使わず自宅かホテルで2週間自主隔離しなければなりません。

実家には両親の家の隣に空き家があるので、物理的に2週間隔離できることが帰国へ揺らいだ条件なのですが、

それでも帰国経路で感染して、帰国しただけで帰って来たと町中に知れ渡るような小さな町の感染一号になってしまったら、、

周囲から歓迎されない時期転校することの不安。

隔離が無事済んでも、親と田舎に同居するなら絶対感染できないというプレッシャーはモロッコの比ではありません。

実家の現状では可能性は低いけど、これから冬どうなるのかどこの国でも大変な事になるのは確実。

 

連日45度の暑さの中、考えれば考えるほど疲れてしまって、

帰国のチケット、ホテル、ハイヤー手配や書類や検査やら、具体的に進める気力は残りません。

ここで閉じ籠って状況が変わるのを待つのが一番楽だ、、、と思いつつも、閉じ籠れない夫がいるし、

実際感染したらモロッコの方が医療リスクが高く(普段から解熱剤ひとつ体に合わない)、

学校問題にもまだ気持ちは揺れ動きますが、何しろ今日も暑い!

ほんと家でじっとしてたい、、そうしてこのまま時が過ぎていきそうです。

 

 

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