くるみをキャラメリゼ。
食べ始めると止まらない。
実はくるみがちょっと苦手なんです。
どうももさっとした食感と薄皮の苦かったり口に残るかんじがあまり得意ではなく、自分で積極的には買いません。
でもたまに遭遇。
先日、らでぃっしゅぼーやの箱に入っていたので、久しぶりにくるみに対面したコックしろです。こんにちは。
今回の発見は写真に写ってる金属のくるみ割り器。(くるみの袋の中に入っていました。)
尖っているところをくるみの割れ目に差し込んで、くるりと回すと簡単に半分に。
全然力がいらないかんたーん
とはしゃいでしまった。
これは昔の写真。
キッチンばさみで割れるけど、ちょっと力がいります。
これと比べるとあのプレートの威力は驚異的。(場所も取らないし)
ということで、簡単に半分にできたからウキウキ
・・・だったのですが、、薄皮を剥くのに手間取る。
耐熱容器に熱湯を注ぎ、くるみを数分浸けると薄皮が剥きやすくなるのですが(つまようじを使うと剥きやすい)、ひたすら皮を無言で剥いていくのはなかなか根気がいります。
薄皮の部分が嫌いな要素のかなりの部分を占めているので、剥かないわけにはいかない。というこだわりの元、作業し続けること2時間弱。
この量。
50gでした。(数にして10個のくるみ)
あんなに頑張ったのにこれだけかぁと思いましたが、手がかかったものは愛おしいもの。
くるみ嫌いの私もおいしいと思えるひと品に。
ちょっとしっかりめの色まで加熱したキャラメルにまとわれたくるみは、カリッとした食感で、食べ出すと止まりません。
お茶のお供にしよう
力尽きて工程写真を撮っていませんが、レシピをざっと書き残しておきますね。
以前、アーモンドダイスを使ったキャラメリゼの工程写真をチョコレートのレシピに載せています。基本的には同じなので、ご参考に→ざくざくナッツとフェンネルのボンボンショコラ
市販のくるみを使うともっと簡単です。
◆ 材料
・ くるみ 50g(殻付きのものなら10個分くらい)
・ グラニュー糖 20g
・ 水 大さじ1/2
・ バター 3g
◆ 作り方
(1) 鍋にグラニュー糖と水を入れて中火にかけ、砂糖が溶けてぶくぶくとしてきたら火を止め、薄皮を剥いたくるみを加えてゴムベラでよく混ぜる
(2) 全体がよく混ざったら弱火にかけ、絶えず混ぜてくるみの表面をキャラメリゼしていく
(3) 全体に程よく色がついたら火を止めてバターを加えて混ぜ、素早くクッキングシートの上に広げる
(4) 温度が少し落ちて触れるようになったらくるみ同士がくっつかないようにくるみを触ってバラバラにする
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